米を炒めて作るピラフの調理
How to Make Pilaf
ピラフは世界に広がる炊き込みご飯の種類のひとつになります。
発祥は、西アジア(イランやトルコなど)あたりだと思われますが、ピラフのレシピは西アジアから世界に広がるように伝わったとされております。
日本で食べられている一般的なピラフは、フランス発の西洋風ピラフに近いと思います。
また、スペインでは「パエリア」、インド・パキスタンでは「ビリヤニ」、アメリカでは「ジャンバラヤ」も、調理法がピラフと似ていますので、ピラフが元となった料理になるかもしれません。
本来ピラフは、米をフライパンや鍋などを使って、オリーブオイルやバターで炒めてから炊き込む調理法になりますので、炊飯器で白米を炊いて作る日本風のピラフのレシピとは違いがあります。
炊飯器で炊き込むピラフも美味しく出来上がるかと思いますが、このページではヨーロッパや西アジアのピラフに近いレシピでピラフを作っています。
それらの国々で提供される本場のピラフを実際に食べ比べたりしたことはありませんが、米を炒めて作るピラフの作り方と言う点では同様かと思われます。
チキンピラフのレシピ
Chicken Pilaf Recipe
調理器具 |
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フライパン 22cm |
材料 2人分 |
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米 1合 鶏もも肉 100g ニンニク 1/2片 タマネギ 1/4個 ニンジン 1/3本 オリーブオイル 小さじ2 バター(有塩) 15g |
★調味料とスパイス★ お湯 300ml(固形スープの素(コンソメ) 1個(5.3g)(顆粒では小さじ2)を溶かしておく) 塩 少々 胡椒 少々 ★仕上げ★ イタリアンパセリ 適量 |
【1】材料の下準備:鶏もも肉は一口サイズに切る、ニンニク、タマネギはみじん切り、ニンジンは粗みじん切りにする。
【2】フライパンにオリーブオイル小さじ2を引く。
【3】中火(弱め)にして、鶏もも肉をフライパンに入れ、塩胡椒を少々ふって焼き色が付くまで炒め、一度火を消し、鶏もも肉を取り出す。
【4】フライパンの中の汚れをキッチンペーパーを使って軽く拭いて綺麗にし、バターを入れ、中火(弱め)でニンニクを炒める。
【5】ニンニクが少しきつね色になったら、タマネギ、ニンジンを加え軽く炒め、弱火にしてから米を加えて全体に油がまわるまで炒め合わせる。
【6】米が少し透き通るまで炒めたら、コンソメを溶かしておいたお湯300mlをそっと流し入れ、取り出しておいた鶏もも肉を加え軽く混ぜ合わせます。
【7】強めの中火でふつふつとするまで煮て、沸騰してきたら弱火にしてフタをし、15分かけて炊きます。
【8】火を消して、そのまま5分ほど蒸らし出来上がりです。
【9】お好みでイタリアンパセリを振ります。
※蒸らした後、水分が残っている場合は、フタを外して強めの中火で30秒ほど加熱し水分を飛ばしてから火を消します。
※おこげの目安はプチプチと、フライパンから聞こえてくるお米の弾ける音を目安に焼き上げます。
※米は洗って水けをしっかり切って、浸水はさせないのが基本です。 無洗米はそのまま使えますのでおススメです。
※フライパンに加えるコンソメを溶かしておいたお湯は、水ではなく必ずお湯を使うようにしましょう。
基本的なチキンピラフを楽しもう
鶏もも肉を使った定番ピラフ
How to Make Chicken Pilaf
ピラフの作り方としての大きなポイントは、米を炒める調理法にあるかと思われます。
日本ではピラフの作り方としては、炊飯器を使って炊き込む作り方が一般的であり主流ですが、海外では炊飯器を使わずにフライパンや鍋で米を炊くことが一般的です。
炊飯器が普及している日本とは違い、西アジアや欧米などでは炊飯器を使わずに、フライパンや鍋でお米を炊くことが多い印象です。
本場のピラフに近い調理法としては、やはり米は炒めてから作るレシピがおすすめです。
炊飯器で炊き込むピラフも日本風で美味しく仕上がりますが、炒めて作るピラフもなかなか風味豊かに仕上がります。
チキンピラフで使う材料は、「鶏もも肉」「ニンニク」「タマネギ」「ニンジン」、とてもシンプルな具材になります。
材料はとても手軽に用意することが出来ますで、チキンピラフはとても簡単に作れます。
また、スナップエンドウ、またはグリーンピースなどのエンドウ豆、さいの目切りにしたピーマンやパプリカ、セロリなどの野菜をピラフに加えるレシピも人気がありますので、ピラフに加えるお野菜はお好みで用意しても良いかと思います。
鶏もも肉を使ったピラフは、世界では一般的なピラフとして人気があります。
エビなどのシーフードを使ったピラフも人気がありますが、やはりチキンピラフが基本的なピラフかと思われます。
まずは基本的なチキンピラフから初めて、ピラフ作りに慣れてきてからアレンジレシピとしてシーフードピラフ作りを楽しむということが良いかと思われます。
シーフードピラフのレシピ
How to Make Seafood Pilaf
シーフードが入ったピラフも日本では定番ピラフのひとつとして人気があります。
魚介は、バナメイエビなどのむきえびを使うことが多い印象です
または冷凍のシーフードミックスがあると魚介をまとめて用意が出来ます。
魚介をひとつずつお好みで用意するか、シーフードミックスを使って調理をするかはお好みで。
シーフードピラフに加える野菜は、グリーンピース、ニンジン、コーン、マッシュルームなどが定番ですね。
シーフードピラフの作り方
調理器具 |
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フライパン 26cm ティファール |
★材料 2人分★ |
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米 1合 むきエビ 100g ニンニク 1/2片 タマネギ 1/4個 ニンジン 1/3本 マッシュルーム 2個 コーン 50g グリーンピース 50g オリーブオイル 小さじ2 バター(有塩) 20g |
★調味料とスパイス★ お湯 300ml(固形スープの素(コンソメ) 1個(5.3g)(顆粒では小さじ2)を溶かしておく) 塩 少々 胡椒 少々 ★仕上げ★ イタリアンパセリ 適量 |
【1】材料の下準備:エビは背ワタを取る、ニンニク、タマネギはみじん切り、ニンジンは粗みじん切り、マッシュルームはスライス。
【2】フライパンにオリーブオイル小さじ2を引く。
【3】中火(弱め)にして、むきエビをフライパンに入れ、塩胡椒を少々ふって焼き色が付くまで炒め、一度火を消し、むきエビを取り出す。
【4】フライパンの中の汚れをキッチンペーパーを使って軽く拭いて綺麗にし、バターを入れ、中火(弱め)でニンニクを炒める。
【5】ニンニクが少しきつね色になったら、タマネギ、ニンジンを加え軽く炒め、弱火にしてから米を加えて全体に油がまわるまで炒め合わせる。
【6】米が少し透き通るまで炒めたら、コンソメを溶かしておいたお湯300mlをそっと流し入れ、マッシュルーム、コーン、グリーンピース、取り出しておいたむきエビを加え軽く混ぜ合わせます。
【7】強めの中火でふつふつとするまで煮て、沸騰してきたら弱火にしてフタをし、15分から20分かけて炊きます。
【8】火を消して、そのまま5分ほど蒸らし出来上がりです。
【9】お好みでイタリアンパセリを振ります。
※蒸らした後、水分が残っている場合は、フタを外して強めの中火で30秒ほど加熱し水分を飛ばしてから火を消します。
※おこげの目安はプチプチと、フライパンから聞こえてくるお米の弾ける音を目安に焼き上げます。
※米は洗って水けをしっかり切って、浸水はさせないのが基本です。 無洗米はそのまま使えますのでおススメです。
※フライパンに加えるコンソメを溶かしておいたお湯は、水ではなく必ずお湯を使うようにしましょう。
ピラフ作りに使う調理器具
ティファールのフライパン 22cm と 26cm
Ingenio Neo IH Black Titanium Unlimited
ピラフの調理に使っているフライパンは、ティファールの「インジニオ・ネオ IHブラックチタニウム・アンリミテッド セット8」の22cmフライパンをよく使っています。
普段は鋳鉄製のスキレットを使っていろいろな料理を作っていますが、炊き込みご飯ではティファールのフライパンを使うことが多いです。
スキレットでもピラフなどの炊き込みご飯は美味しく作ることも出来ますが、炊飯後にはシーズニングをしっかり行わなければなりません。
特に水分量の多い料理の調理後には適切にシーズニングをしないと、スキレットなどの鋳鉄製調理器具では食材がこびりつきやすくなってしまいますのでご注意。
その様なこともありますので、ピラフなどの炊き込みご飯にはティファールのフライパンの方が向いている気がします。
ティファールの22cmフライパンでは、材料 2人分(米 1合)のピラフが丁度良いサイズで調理が行えます。
もちろん具材の量で違いはあるかと思われますが、一般的なチキンピラフやシーフードピラフでは「22cmフライパン」が丁度良い印象です。
具材の量が多い場合や、2人分以上のピラフを作る場合は、22cmでは容量オーバーになってしまいますので、26cmフライパンが良いと思われます。
「インジニオ・ネオ IHブラックチタニウム・アンリミテッド セット8」は、
フライパン 22cm、26cm、ウォックパン 26cm、ソースパン 16cm、バタフライガラスぶた 16cm、シールリッド 16cm、エピス スプーン 1本、専用取っ手 1本、の8アイテムがセットになったティファールの調理器具セットです。
フライパンもウォックパンもソースパンも、我が家では丁度良いサイズで、とても重宝しております。
価格は少し高めかもしれませんが、前から欲しかったこともあり、奮発して思い切って購入しました(笑)
他にもティファールのセット品にはたくさんのバリエーションがありますので、作る料理の種類や分量に合わせたそれぞれのご家庭にあった商品が見つかると思います。