フライドチキンのレシピ・作り方 スパイスのブレンド

フライドチキンのレシピ・作り方 スパイスのブレンド

Homemade Fried Chicken

フライドチキン作りはレシピも豊富で、たくさんのバリエーションがあると思います。
ご家庭ごとにこだわりの作り方があり、筆者もまだまだ勉強の日々です。
日本ではフライドチキンというよりから揚げのほうが親しみやすいかと思いますが、海外では日本式のフライドチキン(から揚げ)よりも、バターミルクに漬け込んだ鶏肉にスパイスを加えた衣を付けて揚げるフライドチキンのほうが一般的です。

この項ではフライドチキンのレシピを掲載しております。
まだまだレシピの試行錯誤をしておりますが、今現在のベストと言えるフライドチキンのレシピを掲載しておりますので、フライドチキン作りの一助としてご覧ください。

フライドチキンの作り方

フライドチキンの作り方
フライドチキンの作り方

ミックススパイスを衣に加えたフライドチキン

Fried Chicken Recipe

フライドチキン作りでは、バターミルクを使って鶏肉をマリネします。
バターミルクは日本のスーパーで用意することがなかなか難しいので、牛乳にレモン果汁を加えたバターミルクで代用しています。
バターミルクにはしょうゆとウスターソース、卵を加えてマリネ液の完成です。

衣には薄力粉とコーンスターチのほかに、スパイスや調味料を加えてスパイシーな風味を付けます。
このスパイスブレンドがフライドチキン作りの大きなポイントになります。
加えるスパイスの種類や分量でフライドチキンの風味が変わってきますので、今後のアレンジレシピの考案も興味深いところです。

とりあえず、今現在のベストと言える基本のフライドチキンのレシピを下記に記載しておりますので、フライドチキン作りの一助としてご覧ください。

材料 作りやすい分量
鶏モモ肉 1枚(骨なし)(400g程度)
または
手羽元(400g程度)

★★★マリネ液★★★
牛乳 200ml
レモン果汁 大さじ2
しょうゆ 大さじ1
ウスターソース 小さじ1
卵 1個
★★★衣★★★
薄力粉 1/2cup
コーンスターチ 15g
オレガノ 小さじ1/2
ガーリックパウダー 小さじ2
セージ 小さじ1/3
タイム 小さじ1/4
ジンジャーパウダー 小さじ1/2
チリパウダー 小さじ1/3
パプリカパウダー 小さじ1/2
ブラウンシュガー 小さじ1
胡椒 小さじ1
塩 小さじ1/2

【1】バターミルクの代用品を作ります。 ボウルに牛乳を入れレモン果汁を追加しよく混ぜ合わせて10分程度置いておく。

【2】作ったバターミルクにしょうゆ、ウスターソース、卵を加えてさらに混ぜ合わせ、マリネ液の出来上がりです。

【3】鶏モモ肉 1枚(骨なし)の場合は、フライにする前に、好みの大きさで切り分けておきます。

【4】鶏肉をボウルに加え、ラップをして冷蔵庫に入れて、4時間から5時間ほどマリネ液に浸しておきます。

【5】新たにボウルを用意して、衣の材料をすべて混ぜ合わせます。

【6】鶏肉を衣が入ったボウルに入れて、衣を鶏肉にしっかり付けます。

【7】あとはから揚げなどと同様の調理法で、衣を付けた鶏肉をきつね色にカラッと油で揚げればフライドチキンの出来上がりです。

レシピの加筆・訂正・改良
2024年 09月26日・ナツメグとクローブをセージとタイムに変更しました。

フライドチキン作りのポイント

Fried Chicken | Cooking

フライドチキンを美味しく作るコツは、マリネ液とスパイスを加えた衣がポイントです。
マリネ液はバターミルクがあると便利ですが、バターミルクは牛乳とレモン果汁で代用できます。
そしてバターミルクには「しょうゆ」「ウスターソース」「卵」を加え、鶏肉をマリネします。
最低でも冷蔵庫で4時間程度は漬け込んでおくとよいと思います。

日本式のから揚げで使うしょうゆベースのたれとは違い、フライドチキンではバターミルクをマリネ液として使います。
本場のアメリカではバターミルクをスーパーなどで購入することができるようですが、日本ではバターミルクを手に入れるのは困難なので、牛乳とレモン果汁で代用しています。

衣の材料は薄力粉とコーンスターチがベースになります。
コーンスターチを加えることによってカリッとした仕上がりになります。
日本式のから揚げとの違いは、たくさんの種類のスパイスや調味料を衣に加えている点です。
そのため、スパイシーな風味に仕上がるのがフライドチキンの特徴になります。

このスパイスや調味料のブレンドが非常に興味深いポイントになります。
塩胡椒は定番だと思いますが、オレガノ、セージ、チリパウダーなどのスパイスやハーブなども衣の材料に加えています。

上記のフライドチキンのレシピは今のところのベストと言える作り方になりますが、今現在でも試行錯誤しながらレシピを調整しています。
ほぼ、筆者が求める風味の完成に近いレシピになりますが、もうひと工夫必要な気がします。
フライドチキンのスパイスブレンドはなかなか奥が深そうです。

フライドチキンで使う鶏肉

フライドチキンでは鶏の手羽元を使うレシピが一般的ですが、筆者は鶏の手羽元の代用として鶏もも肉を使うことも多いです。
そして鶏もも肉は骨付きではなく、から揚げと同じようにフライドチキンとして鶏もも肉を揚げています。

フライドチキンのレシピ作りは、マリネ液の作り方と、衣に加えるスパイスの種類と分量を決めるのにとても苦労しました(笑)
初めは失敗することも多かったので、コストパフォーマンスに優れた鶏もも肉を使ってレシピを作っていきました(笑)
フライドチキンのレシピが定まってきた段階で、鶏の手羽元を使ってフライドチキンを作るようになりました。

フライドチキンは、手羽元だけでなくお好みの鶏肉で作ることができますので、鶏むね肉がお好みの場合は胸肉で作ってもよいと思います。
鶏むね肉はヘルシーな部位でも知られていますので、鶏むね肉のフライドチキンでも美味しくいただけるかと思います。

チキンのマリネ

今回はフライドチキンを作る際に、マリネ液に鶏肉を浸してから衣を付けて、油で揚げるレシピをご紹介しました。
その他の鶏肉を使った料理としては、グリルチキンも鶏肉を使った人気のある定番料理のひとつだと思います。

チキングリルで使う鶏もも肉も、マリネ液に浸してから焼くと美味しく焼きあがります。
フライドチキンに使うマリネ液のレシピとは異なりますが、チキングリル用のマリネ液に鶏肉を浸してからグリルパンで焼いても美味しく仕上がります。
チキングリルのレシピは違うカテゴリーに記事を掲載しておりますので、宜しければそちらもご覧ください。

フライドチキンを使ったサンドイッチの作り方

フライドチキンを使ったサンドイッチの作り方
フライドチキンを使ったサンドイッチの作り方

Fried Chicken Sandwich

フライドチキンはサンドイッチにして楽しむこともおすすめです。
揚げたてのフライドチキンはとってもジューシーなので、サンドイッチにして楽しめます。
サンドには、グリーンリーフとトマトのスライスも挟むと風味もよくヘルシーな仕上がりになります。
グリーンリーフとトマトには塩をひとつまみ振るところもポイントです。

調味料はトマトケチャップとイエローマスタードを使っていますのでタルタルソースは省くことができますが、タルタルソースはチキンとの相性が良いのでお好みで追加してください。

Fried Chicken Sandwich Recipe

材料 2人分
バンズ 2個
※お好みで、初めにバンズのカットした面を軽くトーストしておきます。
フライドチキン(骨なし) 適量
※鶏もも肉1枚(骨なし)を好みの大きさで切ってから、フライにした物を用意してください。
トマト 輪切り2枚
グリーンリーフ 2枚

—調味料—
トマトケチャップ 適量
イエローマスタード 適量
タルタルソース 適量
塩 ひとつまみ
重ねる順番
バンズ(上)
トマトケチャップ
タルタルソース
フライドチキン(骨なし)

トマト
グリーンリーフ
イエローマスタード
バンズ(下)

【1】下のバンズにイエローマスタードを塗り、グリーンリーフ、トマトを乗せ塩を振る。
【2】トマトの上にフライドチキン(骨なし)を乗せる。
【3】フライドチキンの上にタルタルソースを塗る。
【4】上のバンズにケチャップを塗り、フライドチキンの上にかぶせて出来上がりです。


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