Dutch Baby Pancakes
ダッチベイビーパンケーキ(Dutch Baby Pancakes)は、ジャーマンパンケーキ(German Pancakes)とも呼ばれるパンケーキ(ホットケーキ)の種類のひとつです。
日本では、丸く焼いたパンケーキ(ホットケーキ)が一般的ですが、海外ではダッチベイビーパンケーキも普通のパンケーキと並んで人気があります。
ダッチベイビーパンケーキにはレモンのスライスやブルーベリーやラズベリーなどのベリー類を盛り付けて食べるスタイルが人気があります。
仕上げには粉糖かメープルシロップがおすすめです。
ダッチベイビーパンケーキは、鋳鉄製のスキレット(フライパン)を使って焼く作り方が一般的です。
ロッジ製の6インチのスキレットでは手軽にひとり分のダッチベイビーパンケーキを焼くことができます。
このページではダッチベイビーパンケーキの作り方を掲載しておりますので、ダッチベイビーパンケーキ作りの一助としてご覧ください。
ダッチベイビーパンケーキの作り方
スキレットを使って作るジャーマンパンケーキ
Dutch Baby Pancake Recipe
調理器具 |
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オーブンレンジ(付属していたオーブン用の天板も使用します) スキレット 6インチ(ロッジの鋳鉄製スキレット) (ご利用される鋳鉄製スキレットが、ご利用されるオーブンレンジで使用できるかを事前に必ずご確認ください。) |
材料 1人分 |
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バター 5g —生地— 中力粉 30g 牛乳 50ml 卵 1/2個 グラニュー糖 大さじ1/2 塩 ひとつまみ バニラエッセンス 数滴 シナモンパウダー 少々 |
—仕上げ— 粉糖 適量 レモンスライス 適量(お好みで) ブルーベリー、ラズベリー、ワイルドストロベリーなど 適量(お好みで) |
【1】卵を溶いておく。
【2】ボウルに生地の材料をすべて入れ、よく混ぜ合わせる。
【3】スキレットにバター5gを入れ、中火(弱め)でバターがふつふつとするまで溶かし、火を消してスキレットを火からおろす。
【4】バターを溶かしたスキレットに生地を注ぎ入れ、溶かしたバターと生地とが側面に少し塗られる程度、スキレットを軽く2回から3回ほど回します。
【5】オーブンレンジに付属していたオーブン用の天板にスキレットを乗せ、200度に予熱したオーブンレンジに入れ、15分から20分ほど焼く。
※ご利用される鋳鉄製スキレットが、ご利用されるオーブンレンジで使用できるかを事前に必ずご確認ください。
【6】生地が膨らんできて焼き色が付いたら、オーブンレンジの電源を切り、5分程度冷ましてから天板を取り出す。
【7】スキレットからパンケーキを外してお皿に乗せ、お好みのフルーツを盛り付け、粉糖やメープルシロップを適量かけてお召し上がりください。
※オーブンレンジの機種によって、庫内の温度に差が出ることがありますので、オーブンレンジの設定温度や焼き時間は、生地の焼け具合を確かめながら調整してください。
※スキレットは蓄熱性に優れ、熱すると非常に高温になりますので、調理の際には火傷には特に注意が必要です。
※ご利用される鋳鉄製スキレットが、ご利用されるオーブンレンジで使用できるかを事前に必ずご確認ください。
ダッチベイビーパンケーキ作りのポイント
Dutch Baby Pancake | Cooking
ダッチベイビーパンケーキ作りのポイントは、ベーキングパウダーや重曹などがなくても生地が膨らむ点がポイントです。
オーブンで生地が焼けてくるにつれてスキレットの側面に沿うようにして生地が盛り上がってきますので、見た目も派手に焼きあがります。
生地にはシナモンパウダーを加えているところもポイントのひとつです。
焼きあがるとほのかにシナモンの風味が楽しめます。
シナモンはパンケーキとの相性が良いので、生地に加えない場合は焼きあがった後にシナモンパウダーを振りかけてもよいと思います。
そしてダッチベイビーパンケーキは器のような形に焼きあがりますので、その中にスライスしたレモンやブルーベリーやラズベリーなどのベリーをトッピングして、仕上げには粉糖かメープルシロップをかけて食べることが一般的です。
今回のレシピでは中力粉を使っている点もポイントのひとつです。
ダッチベイビーパンケーキは薄力粉で作ることもできますが、本場のアメリカでは中力粉を使って作ることが多い印象です。
中力粉で作るダッチベイビーパンケーキは、もちもちとした食感を楽しむことができますので中力粉がおすすめです。
中力粉はスーパーなどでも販売されていますが、薄力粉と強力粉を1:1で混ぜれば中力粉として扱うこともできるようです。
筆者はスーパーなどでうどんの小麦粉として販売されている中力粉をよく使っています。
一般的なうどん作り用の中力粉でも美味しいパンケーキは作れますのでお試しください。
ダッチベイビー作りに使用する調理器具は、鋳鉄製のスキレットが定番です。
記載しているレシピでは、ロッジ製の6インチの鋳鉄製スキレットを使っています。
6インチのスキレットでは、ちょうど1人分のダッチベイビーパンケーキを手軽に作ることができます。
また、6インチ以上のサイズのスキレットを使えば数人分のダッチベイビーパンケーキを一度に作ることもできます。
ダッチベイビーパンケーキ作りで使用しているスキレットは、持ち手部分も含め、本体のすべてが鋳鉄製でできており、オーブン調理が可能です。
一般的な普通のフライパンは、オーブンに入れて調理することができませんのでご注意ください。
※ダッチベイビーパンケーキ作りでご利用される鋳鉄製のスキレットが、ご利用されるオーブンレンジで使用できるかを事前に必ずご確認ください。
ダッチベイビーパンケーキ ラズベリー
Dutch Baby Pancake | Raspberry
ラズベリーはダッチベイビーパンケーキのトッピングとして人気が高いです。
写真は、ダッチベイビーパンケーキにラズベリーをトッピングして粉糖を振っています。
ラズベリーは家庭菜園にて鉢植えで育てたものを収穫しました。
鉢植えで栽培しているのでコンパクトな大きさで管理が可能です。
上手に育てれば実の収穫量もそれなりに見込めますので、ラズベリー栽培はおすすめです。
海外ではラブベリーはよく販売されていますが、日本のスーパーなどではフレッシュなラズベリーはあまり見かけません。
冷凍でパッケージされたベリーミックスなどはあると思いますが、解凍すると実が崩れやすくなってしまうので、フレッシュなラズベリーの代用としては扱いにくい印象です。
なので、家庭菜園で育てることができれば、収穫シーズンには収穫したてのラズベリーが楽しめます。
栽培もそれほど難しくもなく手軽に始められますので、ベリー栽培はお菓子作りに重宝しますのでお勧めできる植物です。