Mini Cucumbers | Pickles
ミニキュウリの育て方と、収穫したミニキュウリのピクルスの作り方のご紹介です。
ミニキュウリは種まきから栽培を始めて、プラスチックタイプの鉢を用意してあんどん仕立てにして栽培をしています。
そして収穫したミニキュウリはピクルスに加工しています。
ミニキュウリのピクルスは、ハンバーガーはもちろんサンドイッチの付け合わせに最適です。
このページではミニキュウリの育て方と、ミニキュウリのピクルスの作り方とを掲載しております。
ミニキュウリの栽培とピクルス作りの一助としてご覧ください。
ミニキュウリの種まきと苗の植え付け
Mini Cucumbers | Cultivation
ミニキュウリのタネを育苗ポットで栽培後、丸型のプラスチックタイプの鉢に2株、植え付けました。
土の容量は18リットルほど入ります。
「大和プラスチック 鉢 グロウコンテナ G 35型 グリーン」
用土は一般的な野菜用の園芸用土を使っています。
また、鉢には鉢底石をあらかじめ適量入れておき、その上に園芸用土を入れています。
鉢底石は排水性が高くなりますので水はけをよくするために使用しています。
ミニキュウリはあんどん仕立てにする予定なので、支柱を三本立ててリングで固定しています。
あとは日当たりがよく風通しの良いところに鉢植えを置いて栽培スタートです。
ミニキュウリが伸びてくる段階で随時、支柱とリングにツルを誘引しながら管理をしていきます。
ミニキュウリのあんどん仕立て
Mini Cucumbers | 行灯仕立て
ミニキュウリでも、株が大きくなるにつれてツルが伸びて葉もたくさん茂るようになりますので、あんどんがツルと葉で込み合わないように誘引していきます。
ツルは反時計回りに巻いています。
二株植え付けていますので、お互いのツルがなるべく重ならないように支柱とリングに徐々に誘引しながら樹形を管理しています。
気を付けている点は、ツルが支柱とリングの中に伸びないようにすることが大切です。
伸びたツルがリングの中に入り込んでしますと、風通しが悪くなったり日当たりが悪くなったりしますので、中に入り込まないように支柱とリングの外側にツルを誘引することが大事です。
具体的な誘引方法は、草丈が30cm程度に育ったら、5節目までの子づる(わき芽)、花、を全て落とします。
※双葉は落とさないので、双葉まで取ってしまわないようご注意。
次に親づるを麻ひもを使って支柱とリングに誘引していきます。
初めの内は親づるを緩めに支柱やリングに結ぶようにして、余裕を持たせておくと、誤って親づるを折ってしまうことを防ぎやすくなります。
しばらく経過してから再び親づるを誘引し直すと、あんどんの丸い形に沿うように誘引しやすくなりますので、誘引は段階を踏みながら徐々におこなって行きましょう。
6節目から先は子づるを伸ばしていき、あとはとくに手入れをせずに、あんどんが込み合わないように随時ツルを誘引して管理しています。
やがて親づるは、あんどんの頂上まで伸びてきますので、てっぺんまで伸びてツルをリングに巻き付けるのが窮屈になり、困難になった段階で、親づるは摘心して止めています。
その後の管理のポイントは、あんどん全体が込み合わないようにしながらツルを随時誘引していきます。
株が大きく成長してツルが伸びてくると、ツルや葉で込み合ってしまう箇所が出てくると思いますが、ツルを誘引し直したりして風通しがよくなるように工夫をすることも有効です。
ミニキュウリの肥料
Mini Cucumbers | Fertilizer
ミニキュウリとはいえ、肥料を適切に与えることが大切です。
苗の植え付けに使用した園芸用土には、肥料成分が含まれているものが多いので、植え付け後しばらくは追肥の必要はないと思います。
追肥を与える目安は、ミニキュウリの肥料が切れてくると葉が濃い緑色から薄い緑色に変色してきますので、葉の色が薄くなってきたら早めに追肥を与えるようにしています。
追肥には緩効性の固形肥料を適量与えています。
肥料を与える分量は、取扱の項目を参照して適量を与えるようにしてください。
また、液体肥料も補助的に与えるとより効果的です。
液体肥料は緩効性肥料と比べて速効性がありますので、株が疲弊していると思われるときに補助的に液肥を与えることが有効です。
ミニキュウリの収穫
Mini Cucumbers | Harvest
鉢植えでのあんどん仕立てでも、上手に育てられればたくさんのミニキュウリを収穫できるようになります。
ミニキュウリの品種により大きさは違ってくるとは思いますが、収穫に適したサイズは10cm前後だと思われます。
収穫に適したサイズに成長したキュウリは随時収穫をしていき、株の負担を軽減させることも有効です。
収穫したミニキュウリは、サラダなどにして食べることはもちろん、ピクルス作りに最適な大きさなので、ピクルスにすることをお勧めします。
ピクルスにしたミニキュウリはハンバーガーはもちろんサンドイッチに挟んだり、料理の付け合わせとしても美味しくいただけます。
ミニキュウリのピクルスの作り方
Pickled Mini Cucumber Recipe
収穫したミニキュウリはピクルスにして食べることがおすすめです。
ミニキュウリのピクルスは、ハンバーガーはもちろんサンドイッチの付け合わせにも最適です。
ピクルスが好きな方ならば、収穫したミニキュウリをたくさんピクルスにすることもできますので、ピクルス作りを楽しみましょう。
★調理器具★ |
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鍋 保存容器:煮沸消毒をしたガラス容器とフタ |
★材料 作りやすい分量★ ミニキュウリ 6本 ディル 1本 |
★調味料 と スパイス&ハーブ★ —ピクルス液の材料— 白ワインビネガー 100ml 水 100ml 砂糖 大さじ3 塩 大さじ1 にんにく 2片 —スパイス— 黒胡椒 ホール 小さじ2 ローリエ 1枚 オレガノ 小さじ1/2 コリアンダーシード 小さじ2(無くとも良い) イエローマスタードシード 小さじ2(無くとも良い) ※スパイス類は、全てが必須と言う訳ではありませんので、ミックススパイスの目安として、お好みで追加したり減らしたりすると良いです。 |
ワインビネガーを使ったピクルスの作り方
【1】にんにくは粗みじん切り、ディルは適当な長さでカットしておきます。
【2】ミニキュウリを軽く茹で、火を消し、茹でたミニキュウリをザルにあげ粗熱を取ってから、消毒済みのガラス容器にディルとともに入れます。
【3】鍋にピクルス液の材料とスパイスを全て入れて、中火で沸騰させてひと煮立ちさせ、火を消す。
【4】ミニキュウリとディルを入れたガラス容器に、ひと煮立ちさせたピクルス液を入れてそのまま冷まし、粗熱が取れたら消毒済みのフタをし冷蔵庫で保存します。
※ミニキュウリを漬けてから、翌日にはおいしく頂けます。 数日経過すると、さらに風味が良くなってきますが、生物ですので早めに消費しましょう。
※出来上がったガラス容器は冷蔵庫で保存し、開封後は早めに消費しましょう。
※ピクルスの保存には煮沸消毒をしたガラス容器とフタを使用し、金属製のフタは、酸の影響により腐食する場合があるのでご注意下さい。