Potato Gratin

グラタンはフランス発祥の料理になります。
ホワイトソースはフランスではベシャメルソースとも呼ばれ、牛乳をベースとして作られたソースの種類のひとつになります。

ジャガイモを使ったポテトグラタンは、グラタンの種類の中でもとてもポピュラーなグラタンになります。
グラタンに使うホワイトソースは市販品の物を使って美味しく作ることもできますが、ホワイトソースは手軽に手作りすることもできます。

手作りしたホワイトソースはグラタン以外にも、ドリアやクラムチャウダー、ラザニアなどでも使うことができますので、ホワイトソースは手作りすることをお勧めします。

下記に基本のポテトグラタンのレシピを掲載しておりますので、ポテトグラタン作りの一助としてお役立てください。

基本のポテトグラタンの作り方

Potato Gratin Recipe

【1】エビは背ワタを取る。 鶏もも肉はひと口サイズに切る。

【2】ジャガイモは皮をむいて輪切り（約5mm）にし、数分水にさらして水気を切り、下茹でしておく。

【3】鍋を使ってマカロニを茹でます。
※マカロニの茹で方は、用意したマカロニのパッケージを参照して好みの硬さに茹でます。

【4】フライパンにオリーブオイルを引いて、鶏もも肉とむきエビを入れ、塩胡椒を振り、中火（弱め）で鶏もも肉とむきエビに焼き色が付くまで炒め、火を消す。

【5】フライパンにホワイトソースの2/3と、茹でておいたマカロニを加えて、鶏もも肉、むきエビと混ぜ合わせます。

【6】耐熱皿の内側に薄くバターを塗り、具を混ぜたホワイトソースを入れ平らにし、下茹でしておいたジャガイモを並べる。

【7】残りのホワイトソース1/3を入れて平らにし、ピザ用チーズを均等に散らしてからパン粉を適量ふる。

【8】オーブンレンジに付属していたオーブン用の天板に、具材を入れた耐熱皿を乗せる。

【9】200度に予熱したオーブンレンジで、チーズが溶けて、かるく焼き色が付くまで焼く。
※目安は20分程度ですが、チーズの焼け具合を参考に焼く時間は調節してください。

【10】グラタンが好みの焼き加減で焼けたのを確認し、オーブンレンジの電源を切ります。

【11】オーブンレンジから天板ごと耐熱皿を取り出し、耐熱皿を耐熱性のある鍋敷きに乗せ、お好みでイタリアンパセリを散らして出来上がりです。

※オーブンレンジを使ったグラタンの焼き上がり具合は、オーブンレンジの機種によって庫内の温度に差が出ることがありますので、200度で20分程度はあくまで目安として、グラタンがしっかり焼けているか、オーブンレンジの設定温度と焼き時間を調整しながら調理を行って下さい。

※耐熱皿はオーブンレンジで使えるグラタン皿などの耐熱皿をご利用ください。

ホワイトソース（ベシャメルソース）の作り方

White Sauce Recipe | Bechamel Sauce Recipe

【1】鍋にバターを入れ、弱火で溶かす。

【2】ふるっておいた薄力粉を加え、木べらでゆっくりかき混ぜながら炒める。

【3】牛乳を少しずつ加えてナツメグを少々振り入れ、焦がさないようになめらかになるまで混ぜ続ける。

【4】木べらを動かして、鍋底が見える程度にトロリとしてきたら塩、胡椒で味をととのえ、火を消して、出来上がりです。

※目安としては、上記のホワイトソースは出来上がり後、約440gほどになります。

ポテトグラタン作りのポイント

Potato Gratin | Cooking

グラタン作りのポイントとしては、ホワイトソース（ベシャメルソース）作りには少しコツがいります。
はじめに、薄力粉はふるっておいたものを使うようにすると、ホワイトソースにダマができにくくなります。
バターに薄力粉を加えるときは、必ずふるっておいた薄力粉を加えるようにしましょう。

そして牛乳は少しずつ加えることで、ダマができてしまうのを軽減できるようになります。

最後にホワイトソースはとろみが出てきたら早めに火を消して、火から下ろします。
ホワイトソースを温めすぎると、水分が飛んでとろみと言うよりもどろどろとしてしまうことがありますので、ソースにとろみが出てくるタイミングをしっかり確認するようにしましょう。

ジャガイモは、あらかじめ下茹でをしたものを使う点もポイントになります。
ジャガイモはオーブン調理でも火が通りにくいので、あらかじめ輪切りにしてから下茹でをしておくことによって、ホクホクで柔らかい食感を楽しむことができます。

ピザ用チーズはレシピでは適量にしておりますので、お好みの分量を散らしてオーブンで焼きあげてください。
ピザ用チーズは、ミックスされたものや、シュレッドタイプのチェダーチーズなど、お好みでお選びください。