スキレットを使ってB級グルメを楽しもう
CAST IRON SKILLET | Yakisoba
LODGE(ロッジ)製の スキレット を使って調理したB級グルメの定番料理のひとつ、焼きそばです。
スキレットで作る焼きそばは、キャンプなどのアウトドア料理ではもちろん、自宅で作るスキレット料理としても人気が高まりつつあります。
焼きそばは、BBQなどのアウトドア料理で鉄板で豪快に作るキャンプ飯のイメージが大きいですよね。
鉄板で作れるなら、スキレットでも焼きそばを簡単に作れるイメージが強いですが、ところが「スキレットで作る焼きそば」は、なかなか難しいこともあります。
購入して間もないスキレットでは、麺がくっついてしまうことは、皆さん経験済みかと思います(笑)
では、スキレットで焼きそばを上手に作るには?ということでまずは簡単にご説明します。
まずは、スキレットは購入時には、しっかりシーズニングを行ってから使うこと。
そしてスキレットは使い込むうちに段々と油が本体に馴染みやすくなって、食材のくっつきが軽減されてきます。
また、スキレットで調理を始める前に弱火で軽くプレヒート(予熱)を行ってから油をひくこと。
これらの点に気を使いながら調理を行うと、不思議と食材がスキレットに付きにくくなってきます。
スキレットを使い込み、油が馴染みやすくなるまではそれなりの日数が必要にはなりますが、気長にスキレットでの調理経験を積むことも大事です。
それでもスキレットに食材がくっついてしまうことや、レシピによってはスキレットには向かない調理方法もありますので、スキレットの利点を生かしたレシピと食材の発見を楽しむようにすると、スキレット料理の幅も広がりますので、「スキレットで作るやきそば」を楽しみましょう(笑)
スキレットで作るマルちゃん焼そば
焼きそばをスキレットで炒める
Maruchan Yakisoba | Lodge Cast Iron Skillet 9inch
LODGE(ロッジ)製の 9インチ スキレット を使って調理した「マルちゃん焼そば」の料理写真です。
「マルちゃん焼そば」は、 東洋水産株式会社が販売している商品になります。
特にチルド麺タイプの「マルちゃん焼そば」は、定番すぎて誰もが知っている袋めんタイプの焼きそばだと思います。
アウトドア料理でのバーベキューの締めはもちろん「マルちゃん焼そば」ですよね(笑)
もちろんご家庭でも焼きそばと言えば「マルちゃん焼そば」で間違いないでしょう(笑)
そしてアウトドアでのキャンプ飯でもご家庭で作る料理でも、スキレットで作る焼きそばは鉄板と同じように美味しく作れます。
スキレットで作る焼きそばは、鉄板と同じように高温で調理することが出来ますので、普通のフライパンで作る焼きそばではなかなか難しい所ですね。
今回はチルド麺タイプの定番焼きそば「マルちゃん焼そば」を使ってスキレットで焼いて作りました。
スキレットを使った焼きそばの基本の作り方としては、初めにスキレットは必ずプレヒート(予熱)を行ってから油をひくことを心掛けて下さい。
プレヒート(予熱)を行ってから油をひくと、スキレットに油が馴染みやすくなりますので食材がくっつきにくくなります。
スキレットに麺(食材)がくっつく原因のほとんどは、スキレットが温まらないうちに初めから油をひいてしまい、スキレットに油があまり馴染んでない状態で調理を始めてしまうことがくっつく原因のほとんどです。
スキレットを使った料理では、軽く予熱をしてから油をひいて調理を始めると、不思議と食材が底面にくっつきにくくなりますのでお試しください。
スキレットで作る日清の太麺焼そば
太麺焼きそばをスキレットで炒める
Nissin Yakisoba | Lodge Cast Iron Skillet 9inch
LODGE(ロッジ)製の 9インチ スキレット を使って調理した「太麺焼そば」の料理写真です。
こちらは日清食品の「日清の太麺焼そば 濃厚甘口ソース」になります。
特徴としては、「ローストガーリックとタマネギの粒が入った、香りとコクが豊かな甘口の濃厚液体ソース」のようです。
商品名の通り、濃厚な香りと風味とが、太麺との相性抜群です。
具材は豚肉、キャベツ、モヤシ、ニンジン、仕上げに青のりを振りかけて、紅ショウガを添えています。
写真の分量は袋麺一人前で、9インチスキレットを使って作りました。
「日清の太麺焼そば」シリーズにはほかに、「豚ニンニク醤油味」「屋台風ソース」「お好みソース」「関西風だししょうゆ」など、いろいろなバリエーションがあるようで、店頭に並んでいたら少し迷いそうですね(笑)
さて、下町風の焼きそばと言えば太麺で濃厚ソースのイメージが強いですよね。
関東でも関西でも下町の焼きそばと言えばやはり太麺が定番です。
太麺は濃厚ソースとの相性が良いので、濃い味付けにはやはり太麺が定番と言えるでしょう。
太麺の焼きそば麺でもスキレットで問題なく調理が出来ます。
そもそも細麺よりも太麺の方がスキレットにはくっつきにくい印象です。
そして濃厚ソースならば、なおさらスキレットで焼く方が向いている気がしますね。
焼きそばに使うソースは濃厚ソース系以外では、ウスターソースで作るソース焼きそばや、オイスターソースで作るソース焼きそばなどもあります。
オイスターソース焼きそば「Cook Do」
Cook Do のオイスターソースで作る焼きそば
Oyster Sauce Yakisoba | Cook Do | Lodge Cast Iron Skillet 9inch
9インチのロッジ製スキレットで作ったオイスターソース焼きそばの写真です。
オイスターソースは、牡蠣の旨味が入ったソースとして知られ、おもに中華料理などで親しまれている調味料になります。
9インチスキレットでは、分量は、2人分作ることが出来ますが、具材を多めにするとすこしサイズが小さく感じられますので、下記のレシピに記載されている分量程度が、二人分丁度良く作れる具材の目安だと感じます。
今回作ったオイスターソース焼きそばは、「Cook Do」のオイスターソースを使って作っています。
「Cook Do」からは今回使ったオイスターソースとは別に、「Cook Do 炒ソース」オイスタ―醤油味もあり、そちらのソースで作った焼きそばも、なかなかの美味しさでした。
スキレットを使ったオイスターソース焼きそばの作り方
How to Make a Oyster fried noodles | Recipe
調理器具 |
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スキレット 9インチ(ロッジ) |
材料 2人分 中華蒸し麺 2袋 豚バラ肉(薄切り) 150g キャベツ 150g にんじん 1/4本 シイタケ 2個 もやし 50g ゴマ油 大さじ2 お湯(熱湯) 50ml |
—調味料— オイスターソース 大さじ3 紹興酒 大さじ2 醤油 小さじ2 —仕上げ— 青のり 適量 紅ショウガ 適量 |
【1】豚バラ肉は3cm幅に切る。 キャベツはざく切り、ニンジンは短冊切り、シイタケは石づきを取り薄切りにする。
※もやしは下処理をしておく。
【2】小袋に入っている中華麺の袋に切り込みを入れ耐熱皿にのせ、電子レンジで500W、1分加熱しレンジを切る。
※中華麺のパッケージに付いてくる粉末ソースなどの袋はレンジに入れずに、中華麺が入っている小袋だけを加熱します。
【3】スキレットを弱火で軽く温めてから(予熱・プレヒート)、ゴマ油を引きます。
【4】中火(弱め)にして、スキレットに豚肉を入れ、豚肉の色が変わるまで炒め、キャベツ、ニンジン、シイタケ、もやしを加え、全体に油がまわる程度に炒める。
【5】一度火を消して、炒めた具材を全て、皿などに取り出しておく。
【6】中火(弱め)にして、炒めた具材を取り出したスキレットに麺を入れ、お湯(熱湯)を加えて軽くほぐし、好みの焼き色が付くまで炒める
※スキレットなどの鋳鉄製調理器具は、急激な温度の変化に弱いので、お湯(熱湯) 50mlは、「水 50ml」ではなく必ずお湯(電気ポットや電気ケトルなどで沸かした熱湯)を使って下さい。
【7】取り出した具材をスキレットに戻し、麺と具材全体を馴染ませながら軽く炒める。
【8】最後にオイスターソース、醤油、紹興酒を加えて軽く炒め、麺と具材とよく絡めて火を消して出来上がりです。
※青のり、紅しょうがはお好みで。
※紹興酒は焼きそばの風味を良くしますが、無ければ加えずとも宜しいかと思います。
※スキレットなどの鋳鉄製調理器具は、急激な温度の変化に弱いので、お湯(熱湯) 50mlは、「水 50ml」ではなく必ずお湯(電気ポットや電気ケトルなどで沸かした熱湯)を使って下さい。
※スキレット本体は、蓄熱性に優れており高温になりますので、調理中に触れて火傷をしないよう十分ご注意下さい。
オイスターソースを使った焼きそば「Cook Do 炒ソース」
太麺焼きそばをスキレットで炒める
Oyster Sauce Yakisoba | Lodge Cast Iron Skillet 9inch
オイスターソースを使って作った焼きそばの写真です。
LODGE(ロッジ)製の 9インチ スキレット を使って作りました。
オイスターソースとは、カキを主原料とした調味料になります。
主に中華料理で使われることが多いソースで、焼きそばはもちろん野菜炒めなどでも使われています。
今回作ったオイスターソース焼きそばは、味の素の「Cook Do 炒ソース」オイスタ―醤油味を使っています。
レシピとしては、普段作っている焼きそばとほぼ同様で、豚肉、野菜類を炒め、そして麺を加えて炒め合わせ、最後に「Cook Do 炒ソース」オイスタ―醤油味を加えて混ぜれば出来上がりです。
焼きそばのレシピはどれも手軽で簡単なので、特に調理にコツなどはないような気がします。
オイスターソースで作る焼きそばは、中華料理屋さんで出てくる本格焼きそばに似ている気がします(笑)
普段作っているマルちゃんの焼きそばは、どちらかと言うとスパイシーな風味が特長になりますが、こちらのオイスターソースで作る焼きそばは、ソースのとろみも加わり、オイスターソースの風味が豊かで味が少しまろやかな気がします。
味の素のオイスターソースには、「Cook Do 炒ソース」オイスタ―醤油味の他にも、「Cook Do」オイスターソースも販売されておりますので、こちらのオイスターソースとの食べ比べも掲載予定です。
スキレットのサイズの種類
所有しているスキレットの種類とサイズ
写真は、所有しているLODGE(ロッジ)製のキャストアイアン(鋳鉄)の3種類のサイズのスキレットです。
6 1/2インチ(6.5インチ/外径16.5cm)
素材は鋳鉄製で、全長は約26cm、内径は15.5cm、深さは3cm、重量は0.88kgになり、IHクッキングヒーターでも対応しているようです。
専用のスキレットカバー(蓋)は、こちらも同じく鋳鉄製で、重量は0.63kgになります。
裏面の突起は、蒸発した水分が料理に落ちてうま味を逃さないような工夫が施されております。
カバーには耳が付いておりますので、スキレット本体に被せるとぴったりと被せることができ、密閉されます。
6 1/2インチ は主にひとり用のサイズとして使われることが多いですね。
キャンプ飯でもお一人様として丁度良い量の料理を作ることが出来ます。
また、盛り付けも簡単に行えることも利点のひとつですね。
8インチ(外径20.3cm)
素材は鋳鉄製で、全長は約32.5cm、内径は20.2cm、深さは4.3cm、重量は1.49kgになり、IHクッキングヒーターでも対応しているようです。
専用のスキレットカバー(蓋)は、こちらも同じく鋳鉄製で、重量は1.06kgになります。
裏面の突起は、蒸発した水分が料理に落ちてうま味を逃さないような工夫が施されております。
8インチ用のスキレットカバーは、「サービングポット 2QT」と蓋が共用になっておりますので、耳なしの円形蓋になりますので、6 1/2インチ と 9インチのスキレットカバーとは形状が若干異なります。
8インチ は6 1/2インチ と同じようにひとり用のサイズとして使われることが多いですね。
ジャンバラヤや焼きそばなどの単体料理では、丁度一人分程度の量を盛り付けることが出来ます。
また、ステーキやハンバーグなどの付け合わせも、丁度良いサイズ感で盛り付けが出来ます。
9インチ(外径22.9cm)
素材は鋳鉄製で、全長は約34.8cm、内径は22.5cm、深さは4.3cm、重量は1.93kgになり、IHクッキングヒーターでも対応しているようです。
専用のスキレットカバー(蓋)は、こちらも同じく鋳鉄製で、重量は1.4kgになります。
裏面の突起は、蒸発した水分が料理に落ちてうま味を逃さないような工夫が施されております。
カバーには耳が付いておりますので、スキレット本体に被せるとぴったりと被せることができ、密閉されます。
9インチは、少し大きめのサイズになりますので、一人分よりも少しボリュームが増します。
ジャンバラヤや焼きそばなどでは、いわゆる大盛サイズになると言った所です。
または、お二人分として焼きカレーなどの料理を取り分けながら食べるスタイルにもマッチします。