Baguette
バゲットはフランスを代表するパンの種類のひとつです。
クラスト(外側の皮)は固く香ばしく、中身はふんわりともちもちとした食感が特徴になります。
材料は小麦粉、水、ドライイースト、塩のみで作ることが一般的で、シンプルなパンとして人気があります。
作り方も手軽に作ることができますので、ご家庭で楽しむパン作りとしても定番とされている印象です。
下記にバゲットのレシピを掲載しておりますので、バゲット作りの一助としてお役立てください。
手作りバゲットのレシピ
Baguette Recipe
調理器具 |
---|
ホームベーカリー オーブンレンジ(付属していたオーブン用の天板も使用します) |
材料 約20cmから25cmのバゲット2本分 |
---|
生地の材料 強力粉 100g 薄力粉 100g ぬるま湯 130ml(約40度) ドライイースト 2.5g 塩 4g |
【1】ホームベーカリーを使って生地をこねて作ります。 ホームベーカリーに生地の材料をすべて入れてこねていき、生地をこね終えたらホームベーカリーの電源を切ります。
※具体的な生地の作り方は、ホームベーカリーの取扱欄を参考にしてください。
※ホームベーカリーを使って生地の発酵(1次発酵)もできる場合は、生地作りから発酵(1次発酵は60分を目安に)までをホームベーカリーに任せ、【2】を飛ばして【3】に進みます。
【2】手に水を付けてから、こね終えた生地を取り出し、生地を軽く丸めてボウルに入れてラップをし、オーブンレンジに付属していたオーブン用の天板にボウルを乗せ、オーブンレンジの発酵モードを利用して、40度で約60分ほど発酵させ、オーブンレンジの電源を切り、オーブンレンジから天板ごとボウルを取り出す。(1次発酵)
※詳しくは、オーブンレンジの発酵モードの取扱欄を参考にして発酵を行ってください。
【3】こね終えて、発酵(1次発酵 60分)までが終わった生地を、打ち粉(中力粉・分量外)を振っためん台の上に取り出し、2等分に切り分け、中心に向かって折り返すように上下左右を折り返した後、生地を裏返してつなぎ目を下にし、濡れたふきんを被せて暖かい場所で30分置いておく。
【4】次に【3】を中心に向かって上から下へ半分に折った後、つなぎ目を軽くつまんで閉じ、細長く成形した後、オーブンシートを敷いたオーブン用の天板につなぎ目を下にして乗せ、濡れたふきんを軽く被せて、暖かい場所で60分ほど置いておく。(2次発酵)
※生地が2倍程度の大きさになれば、2次発酵は完了です。
【5】2次発酵が終わった生地に、ナイフを使ってクープ(切り込み)を斜めに3本、または縦長に1本入れ、生地の表面にスプレーで水分を適量霧吹きする。
※生地の表面が十分に潤うように水を霧吹きします。
【6】230度で予熱をしておいたオーブンに、天板を入れ、30分ほど焼く。
【7】オーブンレンジの電源を切り、オーブンから天板を取り出し、焼き上げたパンを取り出し、パンが冷めてからお好みの厚みに切ってお召し上がりください。
※オーブンレンジの機種によって、庫内の温度に差が出ることがありますので、設定温度や焼き時間は、パンの焼け具合を確かめながら調整してください。
バゲット作りのポイント
Baguette | Cooking
バゲットは食パンと並んでパン作りとして楽しむことが多い印象です。
バゲットは市販品を購入して手軽に用意することができますが、粉をこねて初めから手作りしたバゲットは、より美味しく感じられることと思います。
生地をこねるのはホームベーカリーがあるととても便利です。
記載しているレシピでも、生地をこねることはホームベーカリーに任せています。
使っているホームベーカリーは、一次発酵もできるホームベーカリーなので、生地をこねることと一次発酵までをホームベーカリーに任せています。
2次発酵の前に、いよいよパンの成形を行いますが、バゲットのように細長く成形するには少しの慣れが必要になるかもしれません。
パンドカンパーニュの場合は丸く成形することが多く、それほど成形に技術を必要とはしませんが、バゲットでは細長く成形する必要があります。
基本は生地を優しく扱うことが基本です。
上手に細長く成形ができずにやり直したりすると、焼き上がりが美しくなくなってしまいますので、生地は優しく扱うようにしましょう。
クープは生地に切り込みを入れることを言います。
バゲットには斜めにクープを入れることが定番とされています。
クープを入れることによって焼きあがる際に、バゲットの形を整えつつ膨らみすぎることを防いでくれます。
また、クープは焼き上がり後にバゲットに独特な模様を加えることができるようになります。
クープの深さは3mmから5mm程度の切り込みを入れています。
綺麗なクープを入れることもバゲット作りの楽しみ方のひとつになりますので、クープは忘れずに入れるようにしましょう。
手作りして焼き上げたバゲットは、焼き立てを楽しむこともできることもポインととなります。
バゲットをサンドイッチにして楽しんだり、スープ料理とともにお召し上がりください。