全粒粉と強力粉とをミックスして作るパンのレシピ

Whole Wheat Bread

全粒粉入り食パンは、栄養価が高い食パンとして知られております。
全粒粉入り食パンは食物繊維が豊富なので食べ応えがあり、トーストすると香ばしい風味を楽しめるのも人気のひとつになります。
一般的な食パンと比べて全粒粉入り食パンは、焼きあがる際に膨らみが悪くなることがありますが、全粒粉100パーセントではなく強力粉と全粒粉とをミックスして作ると、風味がよく、パサつくことなく、よりふんわりとした食感の楽しめる全粒粉入り食パンを楽しめると思います。

下記に全粒粉を使った食パンのレシピと、サンドイッチ用の全粒粉パンのレシピとを掲載しておりますので、全粒粉を使ったパン作りの一助としてお役立てください。

全粒粉入り食パンのレシピ・作り方

【1】ご利用されるホームベーカリーの手順に従って、上記の1斤分の生地の材料を参考にして、食パン作りを行ってください。
※詳しい食パンの作り方は、ご使用されるホームベーカリーの取扱説明書を参考にしてください。

サンドイッチ用の全粒粉パンのレシピ・作り方

【1】ホームベーカリーを使って生地をこねて作ります。 ホームベーカリーに生地の材料をすべて入れてこねていき、生地をこね終えたらホームベーカリーの電源を切ります。
※具体的な生地の作り方は、ホームベーカリーの取扱説明書を参考にしてください。
※ホームベーカリーを使って生地の発酵（1次発酵）もできる場合は、生地作りから発酵（1次発酵は60分を目安に）までをホームベーカリーに任せ、【2】を飛ばして【3】に進みます。

【2】手に水を付けてから、こね終えた生地を取り出し、生地を軽く丸めてボウルに入れてラップをし、オーブンレンジに付属していたオーブン用の天板にボウルを乗せ、オーブンレンジの発酵モードを利用して、35度で約60分ほど発酵させ、オーブンレンジの電源を切り、オーブンレンジから天板ごとボウルを取り出す。（1次発酵）
※詳しくは、オーブンレンジの発酵モードの取扱説明書を参考にして発酵を行ってください。

【3】こね終えて、発酵（1次発酵 60分）までが終わった生地を、打ち粉（強力粉・分量外）を振っためん台の上に取り出し、5等分に切り分け、軽く丸めた後、濡れたふきんを被せて暖かい場所で30分置いておく。

【4】次に【3】を手のひらで軽く押しつぶしてガス抜きをし、次に生地の表面が張るように二つ折りにし、さらにもう一度二つ折りにしてからつなぎ目を軽くつまんで閉じて、オーブンシートを敷いたオーブン用の天板につなぎ目を下にして乗せ、濡れたふきんを軽く被せて、暖かい場所で60分ほど置いておく。（2次発酵）
※生地を細長く成形しながら二つ折りにしていくイメージになります。
※生地が2倍程度の大きさになれば、2次発酵は完了です。

【5】2次発酵が終わった生地の表面に、調理用の刷毛を使って溶き卵を薄く塗り、白いりごまを適量散らす。
※白いりごまの他に、黒いりごまやけしの実などをお好みでご用意ください。

【6】200度で予熱をしておいたオーブンに天板を入れ、15分から20分ほど焼く。

【7】オーブンレンジの電源を切り、オーブンから天板を取り出し、焼き上げたサンドイッチ用のパンが冷めてから具材をサンドするための切り込みを入れて出来上がりです。

※オーブンレンジの機種によって、庫内の温度に差が出ることがありますので、設定温度や焼き時間は、パンの焼け具合を確かめながら調整してください。

全粒粉入り食パンとサンドイッチ用の全粒粉パンの作り方のポイント

Whole Wheat Breads | Cooking

香ばしい風味が楽しめる全粒粉入りのパン

全粒粉入りのパンの特徴は、食物繊維が豊富なので食べ応えがあり、トーストすると香ばしい風味を楽しめるところが大きな特徴になります。
そして全粒粉入りのパンは栄養価が高いところも人気のひとつになります。

パンの種類によっては全粒粉100パーセントで作るパンがありますが、少し重く焼きあがってしまう印象があります。
そのため、生地には全粒粉の他に強力粉を加えることによって、パサつくことがなくて食べやすい、よりふんわりとした食感の楽しめる全粒粉入り食パンを楽しめると思います。

記載しているレシピでは、全粒粉は小麦粉の総量（強力粉と全粒粉の総量）に対して30パーセント程度を目安に強力粉に加えています。
全粒粉を3割程度にすることにより、ふんわりとした食感に焼き上げることができますので、サンドイッチにしても美味しくいただくことができます。
サンドイッチにする際は、軽くトーストしてから具材をサンドすると、香ばしい風味も楽しめますのでトーストすることもおすすめです。

全粒粉入りの食パンは、ホームベーカリーを使って生地作りから焼き上げるまでをすべて自動で行っていますので、とても手軽に全粒粉入りの食パンを楽しむことができます。

サンドイッチ用の全粒粉パンの場合は、生地をこねて作ることと1次発酵までをホームベーカリーに任せています。
細長く成形して焼き上げた後は、サンドイッチやホットドッグ用のパンとして食べることを目的としています。