バニラスフレのレシピ・作り方

バニラの風味豊かな手作りスフレ

How to make a vanilla souffle

バニラスフレはフランス発祥のデザートになり、オーブン料理に分類されます。
バニラスフレは、バニラの風味が楽しめるスフレの種類のひとつになります。
バニラスフレの大きな特徴は、メレンゲを加えてふんわりとした食感が楽しめるスフレになり、風味はバニラエッセンスを加えると手軽にバニラスフレが楽しめます。

スフレ作りでは、ハンドミキサーを使って卵白をツノが立つくらいしっかり泡立てたメレンゲを生地に加えることが大きな特徴になります。
しっかり泡立てたメレンゲを生地に加えて焼き上げることで、ふんわりとしたスフレの食感が楽しめるようになります。

下記にバニラスフレのレシピを記載しておりますので、バニラスフレ作りの一助としてお役立てください。

バニラスフレの作り方

バニラスフレの作り方
バニラスフレの作り方

Vanilla Souffle Recipe

調理器具
オーブンレンジ
※付属していたオーブン用の天板も使用します。

ココット容器(直径10cm程度の物)4個
※オーブン調理対応のココット容器をご用意ください。
材料 ココット容器4個分
牛乳 200ml
バター(無塩) 50g
卵黄 3個分
グラニュー糖 大さじ2
薄力粉 20g
バニラエッセンス 数滴

—メレンゲ—
卵白 3個
グラニュー糖 大さじ2

【1】バターは常温で柔らかくしておく。 薄力粉はふるっておく。

【2】ココット容器にバター(分量外)を薄く塗り、グラニュー糖を振り入れながらを底面と側面にしっかり付けて、付かなかった余分なグラニュー糖は取り除く。

【3】ボウルAにバター、卵黄、グラニュー糖を入れ、泡だて器で混ぜ合わせる。

【4】鍋に牛乳、バニラエッセンスを入れて沸騰直前まで温め、火を消す。

【5】【4】の1/3をボウルAに少しずつ入れて混ぜ合わせ、次に残りの【4】をすべて入れて混ぜ合わせる。

【6】【5】を鍋に入れ、弱火で木べらを使ってかき混ぜながら温め、とろみが出てきたら火を消して、ボウルに入れて冷ましておく。

【7】ボウルBに卵白を入れ、グラニュー糖(大さじ2)を少しずつ加えながら、ハンドミキサーでツノが立つまでよく泡立ててメレンゲを作る。

【8】【6】にふるっておいた薄力粉と、ボウルBのメレンゲの1/3を加え、ゴムベラで粉っぽさがなくなる程度に混ぜ合わせる。
※生地を混ぜすぎないようにします。

【9】残りのメレンゲを加えて、泡がつぶれないようにゴムベラでさっくりと混ぜ合わせ、ココット容器に生地を流し入れて、表面を平らにする。
※生地を混ぜすぎないようにします。

【10】オーブンレンジに付属していたオーブン用の天板にココット容器を乗せて、200度で予熱をしておいたオーブンに天板を入れ、10分焼き、温度を180度に下げて10分焼く。

【11】オーブンレンジの電源を切り、オーブンから天板を取り出し、ココット容器を十分に冷まして出来上がりです。

※スフレは冷めると段々と萎んできますが、オーブン調理で焼き上がり後、ココット容器は高温になりますので、火傷に注意して、じゅうぶんにココット皿が冷めてからお召し上がりください。
※ココット容器はオーブン調理に対応している物をご利用ください。
※オーブンレンジの機種によって、庫内の温度に差が出ることがありますので、オーブンレンジの設定温度や焼き時間は、生地の焼け具合を確かめながら調整してください。

バニラスフレの調理のポイント

Vanilla Souffle | Cooking

バニラスフレ作りの大きな特徴は、卵白をしっかり泡立ててメレンゲを作ることがポイントになります。
メレンゲの泡が潰れてしまうと、スフレ特有のふんわりとした食感が楽しめなくなってしまいますので、メレンゲはハンドミキサーを使ってツノが立つくらいしっかり泡立てることが基本です。

しっかり泡立てたメレンゲを生地に加える際は、ゴムベラを使って泡を潰さないように軽く混ぜ合わせることもポイントになります。
卵黄の生地とメレンゲとを混ぜ合わせる際は、混ぜすぎないように注意して、さっくりと混ぜ合わせるようなイメージになります。
生地を混ぜすぎるとメレンゲがつぶれてしまい、焼きあがった後にスフレが十分に膨らまなくなってしまいますので、メレンゲを加えた生地は混ぜすぎないようにすることが基本です。

今回のスフレはバニラの風味を楽しめるバニラスフレになりますので、風味付けにはバニラエッセンスを使っています。
バニラエッセンスは生地に数滴加えるだけでバニラの風味付けが手軽に行えますので、バニラエッセンスはおすすめです。

バター、卵黄、グラニュー糖を混ぜ合わせた生地に温めた牛乳を加える際は、一気に牛乳を加えることはせずに、初めに1/3を加え、混ぜ合わせた後に残りの牛乳を加えることが基本です。
一度に温めた牛乳を加えると、熱で卵黄が固まってしまいますので、牛乳は少しずつ加えるようにします。
また、牛乳を加えた生地を鍋に戻してとろみが出るまで温める際も、卵黄が固まってしまわぬように、弱火でかき混ぜながらとろみが出るまで温めることが基本です。


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