バックリブの焼き方 オーブンを使った骨付き肉のロースト

Back Ribs

バックリブは、一般的に豚の背中側の骨付き肉のことを言います。
スペアリブとの違いは、スペアリブと比べて脂身が少なく柔らかい肉質が特徴とされています。
スペアリブは骨付きのバラ肉、バックリブは背中側の骨付き肉と言う感じです。

バックリブはオーブン調理でじっくりローストすると、柔らかく焼くことができて骨も簡単に外せます。
調理の方法としてはプルドポークやスペアリブのローストと同じような調理法で焼くことができます。

下記にバックリブのローストのレシピを掲載しておりますので、骨付き肉の焼き方の一助としてご覧ください。

バックリブのロースト レシピ・焼き方 オーブン編

バックリブのロースト レシピ・焼き方 オーブン編
バックリブのロースト レシピ・焼き方 オーブン編

Oven Baked Back Ribs Recipe

調理器具
オーブンレンジ(付属していたオーブン用の天板も使用します)
ダッチオーブン 22センチ(キャプテンスタッグ製)
ロストル(ロストルとはダッチオーブンなどで使われる底網のことを言います。)
※ご利用されるダッチオーブンやロストルが、ご利用されるオーブンレンジで使用できるかを事前に必ずご確認ください。
材料 作りやすい分量
バックリブ 400gから500gほど
※バックリブの大きさによって、グラムは変わりますので、ダッチオーブンのサイズに合わせて下さい。
—お肉にすり込むスパイスと調味料—
オレガノ 小さじ1
クミン 小さじ1/2
レッドペパー 小さじ1/2
パプリカパウダー 大さじ1
セージ 小さじ1/2
ガーリックパウダー 小さじ1
岩塩 小さじ1/2
ブラウンシュガー 大さじ2
粗挽き黒胡椒 小さじ1/2

※スパイス類は、全てが必須と言う訳ではありませんので、ひとつの目安として、お好みで追加したり減らしたりすると良いです。
—バーベキューソース—
お好みの市販品BBQソース

【1】ボウルに「お肉にすり込むスパイスと調味料」を入れて混ぜ合わせ、調理用バットにのせたバックリブ全面にすり込む。

【2】調理用バットごとラップをして冷蔵庫で半日から一晩、漬け込む。

【3】ダッチオーブンの中にロストルを敷き、ロストルの上にバックリブをのせる。
※骨の側を下に、肉の面を上にする。
※ロストルについて
・ロストルとはダッチオーブンなどで使われる底網のことを言います。
・ロストルを敷くことで余分な脂(肉汁)を落とすことが出来ます。
※ぎゅうぎゅうに入れると熱の通りが悪くなるため、少し余裕を持たせてバランスよくロストルの上にバックリブを乗せること。

【4】オーブンレンジに付属していたオーブン用の天板に、アルミホイルで軽くフタをしたダッチオーブンを乗せ、150度に予熱したオーブンレンジに入れ、じっくり60分焼く。(1回目の焼き)
※ご利用されるダッチオーブンやロストルが、ご利用されるオーブンレンジで使用できるかを事前に必ずご確認ください。
※ダッチオーブン付属の蓋は使用せずに、蓋はアルミホイルを軽くかぶせるようにしてください。

【5】ダッチオーブンを天板ごと取り出して、バックリブを取り出し、好みのBBQソースを料理用の刷毛を使って全面にたっぷり塗ります。
※アルミホイルのフタを開ける際は、熱い蒸気にご注意ください。

【6】BBQソースを全面に塗ったバックリブを再びロストルの上にのせて、ここからはアルミホイルのフタはせずに天板に乗せてオーブンレンジに戻します。

【7】オーブンレンジの温度を180度に変更し、予熱はせずにそのまま20分焼きます。(2回目の焼き)

【8】ダッチオーブンを天板ごと取り出して、バックリブを取り出し、たっぷりBBQソースを全面に塗り、バックリブを裏返して(骨の側を上に、肉の面を下に)再びロストルの上にのせます。

【9】ダッチオーブンを天板に乗せて、オーブンレンジに戻し、180度の設定のままで20分焼きます。(3回目の焼き)

【10】ダッチオーブンを天板ごと取り出して、バックリブを取り出し、たっぷりBBQソースを全面に塗り、バックリブを裏返して(骨の側を下に、肉の面を上に)再びロストルの上にのせます。

【11】ダッチオーブンを天板に乗せて、オーブンレンジに戻し、180度の設定のままで20分焼きます。(4回目の焼き)
※つまり、150度で60分、180度で20分を3回、バーベキューソースを塗って焼いてを繰り返します。
※オーブンレンジの機種によって、庫内の温度に差が出ることがありますので、オーブンレンジの設定温度や焼き時間は、お肉が中心部までしっかり焼けているか、焼け具合を確かめながら調整してください。

【10】4回目の焼きが完了したら、オーブンレンジの電源を切り、少し冷ましてから骨付きでそのままお肉を食べてもよし、骨からお肉を外してリブサンドにしたり、チャーハンに混ぜるなりお好みの食べ方でどうぞ。

※バーベキューソースは、たっぷり多めにつけて焼く方が、仕上がりの照りが出やすくなります。
※オーブンレンジの機種によって、庫内の温度に差が出ることがありますので、オーブンレンジの設定温度や焼き時間は、お肉が中心部までしっかり焼けているか、焼け具合を確かめながら調整してください。
※バックリブは熱が加わってくると、段々とお肉が柔らかくなってきますので、トングなどを使ってお肉をつかむ際は、お肉が骨から外れて崩れてしまわぬよう優しく扱いましょう。
※ダッチオーブンは蓄熱性に優れ、熱すると非常に高温になりますので、調理の際には火傷には特に注意が必要です。
※ご利用されるダッチオーブンやロストルが、ご利用されるオーブンレンジで使用できるかを事前に必ずご確認ください。
※ダッチオーブン付属の蓋は使用せずに、蓋はアルミホイルを軽くかぶせるようにしてください。
※アルミホイルのフタを開ける際は、熱い蒸気にご注意ください。

バックリブのスパイスのポイント

Oven Baked Back Ribs | Cooking

バックリブのローストでは、バックリブにはあらかじめスパイスをすり込んで一晩、冷蔵庫で寝かしております。
スパイスは、パプリカパウダー、セージ、クミン、チリパウダー、オレガノなど、たくさんの種類のスパイスを使っていますが、スパイスのブレンドはお好みの種類と分量でも良いと思います。

バックリブのローストに使う記載しているミックススパイスは、基本的な組み合わせだと思いますが、特に決まりはありませんのでお好みで種類と分量を決めて良いと思います。

チリパウダーは、辛さの基準になりますので、辛めが好みの方はチリパウダーの分量を少し増やしてもよいと思います。
辛いのが苦手な場合はチリパウダーの分量を減らせば辛さ控えめに焼き上げることができますので、お好みで調整可能です。
チリパウダーは、一味唐辛子やレッドペパーなどでも代用できますので、お好みの唐辛子をお選びください。

バックリブのローストに使っている調理器具

アルミホイルで軽くフタをしたダッチオーブン
アルミホイルで軽くフタをしたダッチオーブン

Dutch Oven | Captain Stag | Cookware

バックリブの調理には、オーブンレンジのオーブン調理機能を使って豚肉をローストしています。
調理器具は、キャプテンスタッグ製の「ダッチオーブン22cm」を使っています。
フタは付属の重いフタは使わずにアルミホイルでフタをしますので、ダッチオーブン付属の重いフタは使用せずに、フタはアルミホイルを軽くかぶせるようにしてください。

使用しているダッチオーブンは鋳鉄製の調理器具になり、熱伝導率に優れますのでお肉を柔らかくローストすることができます。
そして蓄熱性、保温性にも優れ、熱すると非常に高温になりますので、調理の際には火傷にはご注意ください。

ダッチオーブンの中にはロストルを敷く点も、お肉を美味しく焼き上げるためのポイントのひとつです。
ロストルとは、ダッチオーブンなどで使われる底網のことを言います。
バックリブをロストルに乗せて焼くことによって、余分な脂をダッチオーブンの底に落とすことができますので、ヘルシーにお肉を焼くことができるようになります。

※ご利用されるダッチオーブンやロストルが、ご利用されるオーブンレンジで使用できるかを事前に必ずご確認ください。

バックリブのサンドイッチ

バックリブのサンドイッチ
バックリブのサンドイッチ

ローストしたバックリブは、サンドイッチにして楽しむことができます。
リブサンドとして楽しむ場合は、お肉はあらかじめ骨から外したものをサンドするようにします。
材料は、バゲット(フランスパン)、チーズ、ピクルス、グリーンリーフ(レタス)、などがおすすめです。
そしてバックリブにはお好みのバーベキューソースをかけて、リブサンドをお楽しみください。


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