アメリカンビスケットのレシピ・作り方

アメリカンビスケットのレシピ・作り方

アメリカ南部料理ではおなじみのビスケット

Biscuits

アメリカンビスケットのご紹介です。
ビスケットとは言っても、一般的な焼き菓子で知られるクッキーとは違って、アメリカ南部料理ではおなじみの、アメリカ式のビスケットのことをこのページでは指しています。
アメリカ式のビスケットは、イギリスのスコーンとも風味や食感が少し似ているところがあるかなと思います。

さて、アメリカの焼き菓子ではおなじみのビスケットですが、肉料理の付け合わせとしても、菓子パンとしても提供されております。
アメリカのダイナーやご家庭では朝食メニューとして提供されることが多く、ハムやベーコンをはさんで食べてもよし、ジャムやメープルシロップをかけて食べてもよし、とくに食べ方には決まりはありませんのでお好みでどうぞ。

このページではアメリカ南部風のビスケットのレシピを掲載しております。
作り方はとても簡単なので、アメリカ南部料理でおなじみのビスケットをお楽しみください。

アメリカンビスケットのレシピ

アメリカンビスケットのレシピ
アメリカンビスケットのレシピ

Biscuits Recipes

調理器具
オーブンレンジ(付属していたオーブン用の天板も使用します)
スキレット 9インチ(ロッジの鋳鉄製スキレット)
(ご利用される鋳鉄製スキレットが、ご利用されるオーブンレンジで使用できるかを事前に必ずご確認ください。)
めん台(のし台 パンこね台 ペストリーボードなど)
クッキー型 丸型(直径6cm)
★★★材料 ビスケット7個分★★★
—生地—
中力粉 180g
ベーキングパウダー 小さじ2
グラニュー糖 小さじ1/2
バター(無塩) 50g
塩 ひとつまみ
メープルシロップ 小さじ 1/2
—バターミルク—
牛乳 80ml
レモン果汁 大さじ1/2

—仕上げ—
メープルシロップ 適宜
ジャム 適宜

【1】バターミルクを作ります。 ボウルに牛乳を入れレモン果汁を加えてよく混ぜ合わせ、10分程度おいておく。

【2】ボウルに生地の材料をすべて入れ、バターミルクを加えて軽く混ぜ合わせる。

【3】めん台に中力粉を軽く振って(打ち粉)から混ぜ合わせた生地を乗せて、厚さ2cmを目安にして長方形に成型してから中央に折り返すように生地をこねる。

【4】さらにもう一度、生地を長方形に成型してから中央に折り返すように生地をこね、2cmの厚みで整える。

【5】直径6cmの丸形クッキー型で生地を抜き、生地を2cmの厚みに成形しなおしながら、合計7個分抜き、調理用バットにくっつきあわないように並べて冷蔵庫で10分程度冷やす。

【6】生地を冷やしている間にオーブンを200度で予熱をしておき、スキレットの内側に薄くバターを塗っておく。

【7】冷やし終えた生地をスキレットに等間隔に並べ、オーブンレンジに付属していたオーブン調理用の天板にスキレットを乗せ、200度に予熱をしておいたオーブンレンジに天板をセットし、200度で20分から30分焼く。
※ご利用される鋳鉄製スキレットが、ご利用されるオーブンレンジで使用できるかを事前に必ずご確認ください。

【8】好みの焼き色が付いたらオーブンレンジの電源を切り、天板を取り出す。

【9】スキレットからビスケットを取り出し、お皿に並べて、お好みでメープルシロップやジャムを塗ってお召し上がりください。

※オーブンレンジの機種によって、庫内の温度に差が出ることがありますので、オーブンレンジの設定温度や焼き時間は、生地の焼け具合を確かめながら調整してください。

※スキレットは蓄熱性に優れ、熱すると非常に高温になりますので、調理の際には火傷には特に注意が必要です。

※ご利用される鋳鉄製スキレットが、ご利用されるオーブンレンジで使用できるかを事前に必ずご確認ください。

アメリカ南部風ビスケット作りのポイント

ビスケットのレシピで使う中力粉とバターミルク

Biscuits | Cooking

ビスケット作りに使用している小麦粉は中力粉になります。
中力粉はスーパーなどでも販売されていますが、薄力粉と強力粉を1:1で混ぜれば中力粉として扱うこともできるようです。
筆者はスーパーなどでうどんの小麦粉として販売されている中力粉をよく使っています。
一般的なうどん作り用の中力粉でも美味しいビスケットは作れますのでお試しください。

そしてバターミルクですが、日本ではスーパーなどで販売されていることはあまりないですね。
バターミルクはアメリカ料理ではよく使われるミルクの種類になります。
アメリカのスーパーには普通に販売されているようなので少しうらやましいところです。

なのでバターミルクの代用品として、牛乳とレモン果汁を使ってバターミルクを作っています。
こちらの代用品バターミルクを使っても、本場のビスケットと同じような風味は得られると思います。

中力粉とバターミルクの用意ができれば、後の材料は用意することは簡単だと思います。
アメリカ式のビスケットは、材料が用意できればとても手軽に作れることも大きなポイントです。
アメリカの焼き菓子は、誰もが手軽に簡単に作ることができるということも重要な要素のひとつになり、料理を作った後はみんなで楽しく食卓を囲むこともアメリカの食文化であり、アットホームな雰囲気も大切であるといわれています。

ビスケット作りで使用しているスキレット

ロッジ製の鋳鉄製フライパン

9 INCH CAST IRON SKILLET | LODGE

ビスケットを焼く際に使用している調理器具は、ロッジ製のスキレットで、サイズは9インチです。
このスキレットは鋳鉄製になり、メーカーによる仕様は、
全長は、約34.8cm、
外径 22.9cm、内径 22.5cm、
深さは4.3cm、
重さは、1.93kg、
そしてIH 対応商品のようです。

6cmの丸型のクッキー型を使うと、7個のビスケットをちょうど並べることができます。
鋳鉄製のスキレットを使えばビスケットのサクサクとした食感はもちろん中はしっとり焼き上げることができますのでお試し下さい。

このスキレットは、お菓子作り以外にもたくさんの料理に使っています。
アメリカ料理といえば、やはりスキレットで作る醍醐味があるのではないかと思います。

例えば、スキレットで作るアメリカ料理と言えば、ジャンバラヤは定番のひとつですね。
あとはステーキやハンバーグなどの肉料理を焼く際にも重宝します。
そしてアップルパイやアメリカンクッキーなどのパイ作りやクッキー作りでもスキレットはおなじみです。

ロッジの鋳鉄製スキレットはとても人気が高く、世界的なブランドとしても知られております。
鋳鉄製調理器具の老舗であるロッジは、アメリカ発のブランドになります。
スキレット以外ではダッチオーブンも人気があります。
スキレットもダッチオーブンもアメリカの食文化を象徴する調理器具になりますので、アメリカ料理の際にはやはり定番の調理器具であるといえます。


投稿日

カテゴリー:

投稿者:

タグ: