手軽に楽しむ簡単手作りパエリア

Calrose Rice | Paella

カルローズライスはカリフォルニア州オリジナルのお米で中粒種になるようです。
日本の一般的なコメは短粒種になるようです。
インディカ米（タイ米）は一般的に長粒種になるようなので、カルローズライスはちょうど中間に分類されるお米だということですね。

カルローズライス（カリフォルニア米）を使ったミックスパエリアのレシピです。
パエリアはスペイン、バレンシア地方の郷土料理として知られております。
今回ご紹介するレシピでは、カルローズライス（カリフォルニア米）を使ったミックスパエリアになります。

パエリアは日本のお米を使っても美味しく作ることができますが、カルローズライスを使うとより美味しく作ることができる印象があります。
下記にカルローズライスを使ったミックスパエリアのレシピを記載しておりますので、パエリア作りの一助としてお役立てください。

カルローズライスを使ったミックスパエリアの作り方

フライパンで作るミックスパエリア

Calrose Rice | Paella | Recipe

【1】材料の下準備：鶏もも肉は一口サイズに切る、殻付きのエビを使う場合は、殻をむき背ワタを取る、アサリは砂抜きして良く洗う。
ニンニク、タマネギはみじん切り、トマトは角切り、パプリカは好みの形で切る。
米は洗って水けをしっかり切って、浸水はさせないのが基本です。 無洗米はそのまま使えますのでおススメです。

【2】フライパンにオリーブオイル小さじ2を引く。

【3】中火（弱め）にして、鶏もも肉とむきエビをフライパンに入れ、塩胡椒を少々ふって焼き色が付くまで炒め、あさりを加えて軽く炒め合わせた後、白ワインと刻んだイタリアンパセリ少々を加えてフタをし、アサリの口が開くまで3分ほど蒸す。
※殻が開かなかったあさりは取り除きます。

【4】蒸し終えたら一度火を消し、鶏肉と魚介、残った蒸し汁もすべてボウルに取り出す。

【5】フライパンの中の汚れをキッチンペーパーを使って軽く拭いて綺麗にし、オリーブオイル小さじ2を引き、中火（弱め）でニンニクを炒める。

【6】ニンニクが少しきつね色になったら、玉ねぎを加え軽く炒め、米を加えて全体に油がまわるまで炒め合わせる。

【7】米が少し透き通るまで炒めたら、コンソメを溶かしておいたお湯300mlをそっと流し入れ、サフラン、取り出した鶏肉、魚介類、蒸し汁、を加えて軽く混ぜ合わせ、次にパプリカ、トマトを乗せる感じで加える。

【8】強めの中火でふつふつとするまで煮て、沸騰してきたら弱火にしてフタをし、15分かけて炊きます。

【9】火を消して、そのまま5分ほど蒸らして出来上がりです。

【10】お好みでイタリアンパセリを振る、カットしたレモンを絞ると風味が増して美味しいですよ。

※蒸らした後、水分が残っている場合は、フタを外して強めの中火で30秒ほど加熱し、水分を飛ばして火を消します。
※おこげの目安はプチプチと、フライパンから聞こえてくるお米の弾ける音を目安に焼き上げます。
※米は洗って水けをしっかり切って、浸水はさせないのが基本です。 無洗米はそのまま使えますのでおススメです。
※フライパンに加えるコンソメを溶かしておいたお湯は、水ではなく必ずお湯を使うようにしましょう。

カルローズライスを使ったミックスパエリアの調理のポイント

Calrose Rice | Paella | Cooking

パエリアは普通の日本のお米でも美味しく作れると思いますが、カルローズライスを使えばより美味しく作ることができる印象があります。
カルローズライスはパエリアをはじめ、ジャンバラヤやピラフなどにも向いているお米だと思います。

今回記載しているパエリアのレシピでは鶏もも肉と魚介を使ったレシピになりますので、ミックスパエリアになります。
魚介はエビとアサリを使っています。
エビは有頭エビなどの殻付きのエビを使うことが多いと思いますが、炊き上がり後に食べやすいようにむきエビを使っています。
貝はムール貝を使うことが多いですが、ムール貝が用意できないこともあると思いますので、より手軽に用意ができるアサリを使っています。

サフランを使うとパエリアをより黄色く鮮やかに作ることができますので、サフランも用意することがおすすめです。

パエリアは用意する材料は少なく手軽に作れる米料理になりますので、パエリアを作ってスペイン、バレンシア州の伝統料理を楽しみましょう。