Spaghetti Carbonara | Pecorino Romano
カルボナーラは一般的に「スパゲッティ」「ペコリーノロマーノチーズ」「グアンチャーレかパンチェッタ」「卵」「胡椒」などの具材を使って作ります。
ペコリーノロマーノチーズは代用品として「パルミジャーノ・レッジャーノ」や「パルメザンチーズ」を使うことも多いと思いますが、本格的なカルボナーラでは「ペコリーノロマーノチーズ」が使われることが多い印象です。
グアンチャーレやパンチェッタの代用品としてはベーコンを使うことが日本では多いと思います。
日本のスーパーなどではグアンチャーレやパンチェッタなどの豚肉は用意されていることがほぼ無いので、ベーコンで代用することが一般的だと思います。
下記にペコリーノロマーノチーズを使った本格的なカルボナーラの作り方を記載しておりますので、カルボナーラ作りにお役立てください。
ペコリーノロマーノチーズを使ったカルボナーラの作り方
Spaghetti Carbonara | Pecorino Romano | Recipe
調理器具 |
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パスタ鍋 フライパン |
材料 2人分 |
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スパゲッティ 200g ベーコンブロック 80g (拍子木切りにする) ※ベーコンスライスなら短冊切り、ベーコンブロックなら好みの厚みで切るのが一般的です。 調味料 オリーブオイル大さじ1 パスタの茹で汁 オタマ1杯(約50ml) |
卵液 卵黄 2個 ペコリーノロマーノチーズ 20g (すりおろしておく) 黒胡椒(粗挽き)少々 |
材料の下準備:ペコリーノロマーノチーズはすりおろしておく。 ベーコンブロックは拍子木切りにする。
【1】パスタ鍋を使ってパスタを茹でます。
※パスタの茹で方は、用意したパスタのパッケージを参照して好みの麺の硬さに茹で上げます。
【2】フライパンにオリーブオイルを引き、中火(弱め)で拍子木切りにしたベーコンを軽く焦げ目がつく程度に炒め、火を消す。
【3】卵液の材料をボウルにすべて入れて混ぜ合わせておく。
【4】パスタが茹で上がったらパスタ鍋の火を消し、パスタの湯をしっかり切ります。
【5】ベーコンの入ったフライパンにパスタの茹で汁を加え、ふたたび弱火で少し温め、茹で終えたパスタと卵液を入れて、手早くベーコンとオイルにパスタと卵液を絡める。
※余熱で卵液をパスタに絡めるイメージです。
【6】卵液にとろみが出てきたら火を消し、器にパスタを盛り付けて、仕上げにすりおろしたペコリーノロマーノチーズ(分量外)、黒胡椒を適量かけて出来上がりです。
※とろみが足りない場合は、弱火で少し温めると卵液にとろみが出てきますが、温め過ぎると卵液が固まってきますのでご注意。
※卵液と言っても卵が多く入っていますので、火が通りすぎると玉子焼きなってしまいますのでご注意。
カルボナーラを食べる前に知っておくこと
カルボナーラの調理について
カルボナーラの調理にはペコリーノロマーノチーズ(ナチュラルチーズ)や生卵を使います。
一般的なカルボナーラのレシピでは、ペコリーノロマーノチーズ(ナチュラルチーズ)や生卵をじゅうぶん加熱しない調理法になりますので、
妊娠中や授乳中の方、乳幼児、小さなお子様やご年配の方、基礎疾患のある方、免疫機能、免疫力が低下している方、
これらに該当する方は、カルボナーラの摂取は避けて下さい。
カルボナーラ作りのポイント
Spaghetti Carbonara | Cooking
カルボナーラで使用されるチーズはペコリーノロマーノチーズが一般的ですが、日本のスーパーなどでは用意されていないことが多い印象です。
ペコリーノロマーノチーズは、ヒツジの乳から作られたチーズになり、日本ではあまり馴染みのないチーズになりますが、独特の風味が特徴になります。
海外では手に入りやすいチーズのようですが、日本ではスーパーなどではあまり見かけないチーズになります。
筆者はペコリーノロマーノチーズはコストコでよく購入しています。
コストコにはペコリーノロマーノチーズのほかに、パルミジャーノ・レッジャーノなどのチーズも販売されておりますのでとても便利です。
グアンチャーレやパンチェッタなどの豚肉も日本ではあまり馴染みがなく、輸入食品店などで購入する必要があり、お手軽とは言えません。
そのため、カルボナーラに使う豚肉は、日本ではベーコンで代用することが多いと思います。
ベーコンはブロックの物を使って拍子木切りをしたものを使うと、より美味しく仕上がるかと思います。
フライパンに茹であがったパスタと卵液を加える際には、手早くパスタと卵液を絡めることが基本です。
チーズはパスタの余熱で溶かしますが、チーズが溶けきらない場合はフライパンを弱火で少し温めてとろみをつけると良いでしょう。
その際に、卵液を温め過ぎると卵液が固まってしまいますので、軽く温める程度にします。
仕上げに使う黒胡椒は、ホールタイプの黒胡椒を使って、挽きたての黒胡椒を使うことが美味しく仕上がるポイントのひとつになります。
挽きたての黒胡椒は風味がとても良いので、カルボナーラを作る際には挽きたての黒胡椒を使うと良いでしょう。