Chawanmushi (Savory Egg Custard)

茶碗蒸しは、専用の容器や蒸し器がなくても、ココット容器やオーブンで湯煎焼きをして作ることができます。
茶碗蒸しに使う容器はココット皿がおすすめです。
そして専用の蒸し器が無くても、オーブン調理で湯煎焼きをすれば茶碗蒸しを作ることができます。

オーブンを使った湯煎焼きはカスタードプリンと似たような調理法になりますので、カスタードプリンを作ったことのある方にはお馴染みだと思います。

茶碗蒸しは具材に特に決まりはありませんが、鶏肉、むきエビ、シイタケ、銀杏は定番の具材になります。
あとはカマボコもあると彩りが良くなる印象があります。

下記にオーブンレンジとココット容器を使った茶碗蒸しの作り方を掲載しておりますので、茶碗蒸し作りの一助としてお役立てください。

茶碗蒸しの作り方

Chawanmushi Recipe

【1】材料の下準備：鶏ささみは一口大に切り下茹でしておく。 エビは背ワタを取り下茹でしておく。 カマボコは薄切りに、生しいたけは石づきを取り薄切りにする。 ぎんなんは殻から実を取り出し、塩ゆでして薄皮をむいておく。

【2】ボウルに卵を入れて溶き、白だしと水を加えて混ぜ合わせる。

【3】新しいボウルを用意して【2】をザルで濾しながらボウルに注ぐ。

【4】ココットに具材を入れ、【3】を具材の入ったココットに注ぐ。

【5】オーブンレンジに付属していたオーブン用の天板にココットを並べ、お湯を天板に適量注ぎ入れて湯煎しながら焼いていきます。
※湯煎焼きの方法は、オーブンレンジの取扱欄を参考にして調理法や手順をよく確認した後、行ってください。
※お湯で火傷をしないようじゅうぶんご注意ください。

【6】150度に予熱したオーブンレンジに天板を入れ、150度で30分焼き、オーブンレンジの電源を切り、天板ごとココットを取り出す。
※お湯で火傷をしないようじゅうぶんご注意ください。
※竹串を刺して、澄んだ汁が出てくるのが蒸し上がりのサインです。

【7】火傷に注意しながらココットを取り出し、仕上げに三つ葉を乗せて出来上がりです。

茶碗蒸し作りのポイント

Chawanmushi (Savory Egg Custard) | Cooking

茶碗蒸し作りでは具材はいろいろと好みがあると思いますが、鶏肉、むきエビ、シイタケ、銀杏の組み合わせが人気がある印象です。
カマボコも加えると彩りがよくなりますので、カマボコの薄切りもおすすめです。

調理の前に、エビは背ワタを取り下茹でをしておくことがポイントになります。
生シイタケは石づきを取り薄切りにしておくと、食べやすくなります。
ぎんなんは茶碗蒸しの中でも人気のある具材になりますので、ひとつのココット容器にふたつ入れるとよりぎんなんの風味が楽しめると思います。

風味良く仕上げるために、レシピでは白だしを使っています。
白だしを少量加えるだけで、茶碗蒸しがより美味しく仕上がりますので白だしはおすすめです。

茶碗蒸しの容器は専用の茶碗蒸し器がありますが、筆者はココット皿を使って代用しています。
ココット皿で作る茶碗蒸しは、ココットの種類にもよりますが、一般的な茶碗蒸しの食器よりも少しサイズが大きくなりますので、より茶碗蒸しを楽しめると思います。
茶碗蒸しの作り方を覚えてしまえば、ココットレシピの種類も増えますので、ココットを使った料理のバリエーションも増えると思います。
※茶碗蒸しに使う容器は、オーブンレンジで使えるココット皿や、茶碗蒸し器などの耐熱容器をご利用ください。

専用の蒸し器があれば、茶碗蒸しに限らず芋をふかしたりシュウマイなどの調理を行うことができます。
しかし、蒸し料理専用になりますので持っていない方も多いと思います。
そこで、湯煎焼きに対応したオーブンレンジがあれば、茶碗蒸しの調理が行えます。

オーブン調理の湯煎焼きは、カスタードプリンを作る作り方とも似ていますので、カスタードプリンを湯煎焼きで作ったことのある方は、調理のイメージがつかみやすいと思います。
※湯煎焼きの方法は、オーブンレンジの取扱欄を参考にして調理法や手順をよく確認した後、行ってください。

茶碗蒸しとカスタードプリンと

茶碗蒸しを湯煎焼きで作る作り方は、実はカスタードプリンの作り方ととても似ています。
カスタードプリンに具材はありませんが、卵を湯煎焼きする調理法は茶碗蒸しと同じです。

茶碗蒸しもカスタードプリンも、どちらもオーブンレンジを使った湯煎焼きで作ることができますので、デザート作りやココットレシピに興味のある方には、ココット皿を使ったカスタードプリン作りもおすすめです。
※湯煎焼きの方法は、オーブンレンジの取扱欄を参考にして調理法や手順をよく確認した後、行ってください。