ホンビノス貝のレシピ クラムチャウダーの作り方

ホンビノス貝のレシピ クラムチャウダーの作り方

Boston Clam Chowder

クラムチャウダーと言えば日本ではアサリを使うことが定番ですが、クラムチャウダーの本場のアメリカではホンビノス貝を使うことが一般的です。
ホンビノス貝は、日本でも美味しい二枚貝として人気が高まってきたように思えます。
初めはホンビノス貝は、北米原産の外来種なので、アサリやハマグリに被害が及ぶと考えられていたようですが、現在ではホンビノス貝は美味しい二枚貝として知られるようになり、潮干狩りなどでも人気が高まっています。

このページではホンビノス貝を使ったクラムチャウダーの作り方を掲載しておりますので、クラムチャウダーの作りの一助としてご覧ください。

ホンビノス貝を使ったクラムチャウダーのレシピ

ホンビノス貝を使ったクラムチャウダーのレシピ
ホンビノス貝を使ったクラムチャウダーのレシピ

Boston Clam Chowder Recipe

調理器具
ル・クルーゼ ココット・ロンド 20cm
ソースパン(ベシャメルソース作り)
材料 4人分
ホンビノス貝 16個程度
ベーコンブロック 80g
ジャガイモ 中 2個
タマネギ 1/2個
ニンジン 1/4本
セロリ 1/3本
バター 20g
お湯 500ml
—調味料とスパイス—
固形スープの素(コンソメ) 1個(顆粒で小さじ2)
白ワイン 大さじ2
ローリエ 1枚
塩 少々
胡椒 少々

—ベシャメルソース(ホワイトソース)—
300g程度
※ホワイトソースの作り方は下記のレシピを参照

—仕上げ—
パセリ 適量
クラッカー 適量

★★★ホンビノス貝の下処理★★★
【1】ホンビノス貝は、しっかり砂抜きをして、殻をこすり合わせるようにして良く洗う。

【2】鍋に湯を沸かし、ホンビノス貝の口が開くまで茹でてから火を消し、殻を外してむき身にしておく。

★★★クラムチャウダーの作り方★★★
【1】ジャガイモ、タマネギ、ニンジン、セロリ、は1cm角に、ベーコンは1cm幅に切る。

【2】鍋にバター(20g)を入れて弱火で溶かし、中火(弱め)にしてベーコン、玉ねぎ、にんじんを加えて、しんなりするまで炒める。

【3】次にジャガイモ、セロリを加え全体を炒め合わせながら軽く炒める。

【4】鍋にお湯を入れて固形スープの素、ローリエを加え、中火で沸騰したら弱火にして、時々かき混ぜアクを取りながら10分ほど煮込みます。
※ココット・ロンドなどの鋳物ホーロー鍋は、急激な温度の変化に弱いので、お湯 500mlは、水ではなく必ずお湯を冷めないうちに使って下さい。

【5】弱火のまま、別の鍋で作っておいたベシャメルソースを少しずつ溶かしながら加え、最後に白ワインとむき身にしておいたホンビノス貝を加えて、中火で焦がさないようにひと煮立ちさせる。

【6】ひと煮立ちさせた後は、弱火で希望の粘度になるまで煮て(約15分程度)、最後にローリエを取り出し、塩、胡椒で味を調え、火を消して出来上がりです。

【7】器に盛り、パセリ、クラッカーを添えてお召し上がりください。

※ココット・ロンドなどの鋳物ホーロー鍋は、急激な温度の変化に弱いので、お湯 500mlは、水ではなく必ずお湯を冷めないうちに使って下さい。

※ココット・ロンド本体は、蓄熱性に優れ高温になりますので、調理中に触れて火傷をしないよう十分ご注意下さい。

★★★ベシャメルソース作り★★★

White Sauce Recipe | Bechamel Sauce Recipe

調理器具
ソースパン
材料 クラムチャウダー4人分
牛乳 300ml
薄力粉 大さじ3
バター 30g
塩 ひとつまみ
胡椒 少々
ナツメグ 少々

【1】鍋にバターを入れ、弱火で溶かす。

【2】ふるっておいた薄力粉を加え、木べらでゆっくりかき混ぜながら炒める。

【3】牛乳を少しずつ加えてナツメグを少々振り入れ、焦がさないようになめらかになるまで混ぜ続ける。

【4】木べらを動かして、鍋底が見える程度にトロリとしてきたら塩、胡椒で味をととのえ、火を消して、出来上がりです。

※目安としては、上記のベシャメルソースは出来上がり後、約300gほどになります。

クラムチャウダー作りのポイント

Clam Chowder | Cooking

クラムチャウダーに使う二枚貝としてはアサリが人気がありますが、ホンビノス貝でも美味しく作れます。
クラムチャウダーの本場であるアメリカでは、ホンビノス貝を使ったクラムチャウダーが親しまれています。
ホンビノス貝はアサリよりも大きいので食べ応えもあります。

一般的にクラムチャウダーでは殻を外した二枚貝のむき身を使いますので、ホンビノス貝はあらかじめ茹でてむき身にしたものを使っています。
ホンビノス貝の下処理は、あらかじめ砂抜きをしておき、殻をこすり洗うようにして洗います。
次に鍋に湯を沸かしてホンビノス貝の口が開くまで茹でてから火を消し、殻を外してむき身にしておきます。
多めにむき身にしておいたホンビノス貝を分けて冷凍しておけば、次回クラムチャウダーを作る際に便利ですよ。

また、クラムチャウダー以外ではボンゴレなどでもホンビノス貝のむき身があると調理が捗ります。

クラムチャウダー作りで使うベシャメルソース(ホワイトソース)は、別に作ったホワイトソースを使っています。
ホワイトソースを単体で作る理由は、クラムチャウダー以外でもグラタンやドリア、ラザニアなどほかの料理でも使うことができますので、ホワイトソースのレシピは「基本のホワイトソース」としていろいろな料理に使っています。

また、ホワイトソースは市販品の缶詰を使う時短レシピも定番のひとつです。
ホワイトソースをはじめから作ることを省略することができますので、ホワイトソースを作る場合でもホワイトソース缶を使う場合でも、どちらにも対応したクラムチャウダーのレシピになりますので、お好みでベシャメルソースをご用意ください。


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