Blueberry Cobbler
コブラーには色々な種類やレシピがありますが、ここで紹介するコブラーは、ブルーベリーフィリングの上にビスケット生地を乗せてオーブンで焼いたブルーベリーコブラーになります。
コブラーはとくにディープサウスと呼ばれるアメリカ南部では定番の焼き菓子になり、ブルーベリーコブラーの他に、桃を使ったピーチコブラーも人気がある印象です。
下記にブルーベリーを使ったコブラーのレシピを掲載しておりますので、コブラー作りの一助としてお役立てください。
ブルーベリーコブラーの作り方

Blueberry Cobbler Recipe
調理器具 |
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オーブンレンジ ※付属していたオーブン用の天板も使用します。 ココット(直径10cm程度の物)2個 ※オーブン調理対応のココットをご用意ください。 |
材料 |
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生地の材料(ココット4個分) 薄力粉 60g 強力粉 60g グラニュー糖 50g ベーキングパウダー 小さじ1 バター(無塩) 50g 牛乳 60ml 塩 ひとつまみ |
フィリングの材料(ココット2個分) ブルーベリー 120g グラニュー糖 50g コーンスターチ 小さじ2 レモン果汁 小さじ1/2 シナモンパウダー 小さじ1/2 焼く前の仕上げ ザラメ糖 または グラニュー糖 適量 トッピング バニラアイス 適量 |
【1】バターはさいの目切りにしておきます。 冷凍されたブルーベリーを使う場合は事前に解凍し、解凍後に出た余分な汁気は切っておきます。
【2】ボウルにブルーベリーを入れて、グラニュー糖、コーンスターチ、レモン果汁、シナモンパウダーを入れてよく混ぜ合わせます。
【3】ボウルを新たに用意し、生地の材料をすべて入れて混ぜ合わせます。
【4】生地の分量はココット4個分になりますので、生地を4等分に分けます。
※今回のレシピで使う生地の分量はココット2個分なので、残りの2個分の生地は冷蔵庫で保存し、早めに使い切ってください。
【5】ココット2個に【2】を半分ずつ入れ、4等分に分けておいた生地を小さくちぎりながら、ココット2個にそれぞれ乗せていきます。
※底に敷いたブルーベリーが生地の隙間から少し見えるように、バランスよく生地を乗せていきます。
【6】最後にザラメ糖(またはグラニュー糖)を生地の上に少量振ります。
【7】オーブン付属の天板にココットを並べて乗せ、180度に予熱をしておいたオーブンに天板を入れ、約20分から約30分焼き、オーブンレンジの電源を切る。
【8】オーブンから天板を取り出し、ココットを手で触れるくらい冷めるまで待ってから、バニラアイスを適量トッピングして出来上がりです。
ほのかに温かいビスケットと、冷たいアイスクリームとをお楽しみください。
※ココット皿はオーブン調理に対応している物をご利用ください。
※オーブン調理で焼き上がり後、ココット皿は高温になりますので、火傷に注意して、十分にココット皿が冷めてからお召し上がりください。
※オーブンレンジの機種によって、庫内の温度に差が出ることがありますので、オーブンレンジの設定温度や焼き時間は、生地の焼け具合を確かめながら調整してください。
ブルーベリーコブラー作りのポイント
Blueberry Cobbler | Cooking
コブラーは、オーブン調理対応の円形のココットや、グラタン皿などで使うオーブン調理対応の四角い耐熱皿を使って調理を行うことが定番です。
ココット皿を使う場合は1人分のコブラーを作るのにちょうどよい大きさになりますので、ココット皿を使ったコブラー作りがお勧めです。
四角い耐熱皿を使って数人分のコブラーをまとめて作る場合は、焼き上がり後に粗熱が取れてから切り分けて器に盛り付けて食べるようにします。
ブルーベリーコブラーのブルーベリーフィリングにはコーンスターチも加えています。
コーンスターチはブルーベリーにとろみをつけることができますので、ビスケット生地がブルーベリーから出る汁気でねっとりしてしまうのをある程度、和らげることができるようになります。
冷凍されたブルーベリーを使う場合は、解凍後に余分な汁気が多く出てくることがありますので、ブルーベリーを解凍した後に出てきた汁気は加えないようにします。
ビスケット生地をオーブンで焼く前に、ザラメ糖を少量振ってから焼くと、ザラメ糖の甘みと食感とが楽しめますのでザラメ糖を振ってから焼くこともおすすめです。
ザラメ糖はオプションになりますので、お好みでコブラーに加えてください。
コブラーとクリスプの違い
アメリカのフルーツを使った焼き菓子は、コブラーの他にクリスプも人気があります。
コブラーとクリスプのどちらもフルーツを使った焼き菓子になり、風味も似ている点が多いです。
一般的なクリスプのレシピではクリスプの生地にはオートミールが含まれていることが多いので、オートミールが加わっていることが違いのひとつになると思います。
また、コブラーにはベーキングパウダーを入れることが一般的ですが、一般的なクリスプのレシピでは、クリスプにはベーキングパウダーは入れない点も大きな違いになります。
クリスプはコブラーと比べてサクサクとした食感に焼きあがりますので、食感の違いも大きな違いになる印象です。