アップルクランブルのレシピ・作り方

Apple Crumble

アップルクランブルは、リンゴを使った焼き菓子になります。
フィリングは、リンゴにシナモンパウダーで風味をつけて、ポロポロとした生地を乗せてオーブンで焼いた焼き菓子です。
果物はリンゴ以外ではミックスベリーを使ったベリーのクランブルも人気があります。

生地は一塊にはせずに、ポロポロと簡単に崩れる程度に混ぜた生地を使います。
こねすぎると生地がまとまりすぎてしまうので、ポロポロとした状態に作る点がポイントです。

下記にリンゴを使ったアップルクランブルのレシピを掲載しておりますので、クランブル作りの一助としてご覧ください。

アップルクランブルの作り方

アップルクランブルの作り方
アップルクランブルの作り方

Apple Crumble Recipe

リンゴを使ったアップルクランブルのレシピです。
リンゴのフィリングはシナモンパウダーで風味を付けています。

生地は混ぜすぎるとまとまりすぎてしまいますので、ポロポロと崩れやすい状態に混ぜ合わせるのがポイントです。
生地がまとまってしまった場合は、冷蔵庫で生地を少し冷やしてからそぼろ状に崩すと再トライできます。

調理器具
オーブンレンジ
※付属していたオーブン用の天板も使用します。
ココット(直径10cm程度の物)2個
※オーブン調理対応のココットをご用意ください。
★★★材料★★★
—フィリング(ココット2個分)—
リンゴ 1/2個
シナモンパウダー 小さじ1/3

—生地(ココット4個分)—
薄力粉 120g
ブラウンシュガー 70g
バター(無塩) 50g
シナモンパウダー 小さじ1/2
塩 ひとつまみ
クルミ 40g(お好みで追加してください)
—トッピング—
バニラアイス 適量

【1】リンゴは、半分を大きめのサイコロ状に切る。
【2】ココット2個に、それぞれサイコロ状に切ったリンゴを入れて、シナモンパウダーを振って軽く混ぜ合わせます。
【3】ボウルに生地の材料をすべて入れて、ポロポロになる程度に軽く混ぜ合わせます。
※生地は混ぜすぎると大きなひとつの塊になってしまいますので、軽く混ぜる程度にとどめます。
【4】生地の分量はココット4個分になりますので、生地を4等分にしておきます。
※残った2/4分の生地は、冷凍保存できます。
【5】ココットに入れたリンゴのフィリングの上に、生地の2/4分を、ポロポロと落とす感じで乗せていきます。
【6】オーブン付属の天板にココットを並べて乗せ、180度に予熱をしておいたオーブンに天板を入れ、約30分から約40分焼き、オーブンレンジの電源を切る。
【7】オーブンから天板を取り出し、ココットを手で触れるくらい冷めるまで待ってから、バニラアイスを適量トッピングして出来上がりです。
ほのかに温かいクランブルと、冷たいアイスクリームとをお楽しみください。

※ココット皿はオーブン調理に対応している物をご利用ください。
※オーブン調理で焼き上がり後、ココット皿は高温になりますので、火傷に注意して、十分にココット皿が冷めてからお召し上がりください。
※オーブンレンジの機種によって、庫内の温度に差が出ることがありますので、オーブンレンジの設定温度や焼き時間は、生地の焼け具合を確かめながら調整してください。

クランブル作りのポイント

Crumble | Cooking

アップルクランブルで使うリンゴのフィリングにはシナモンパウダーで風味をつけています。
フィリングはグラニュー糖などと一緒に煮込んだフルーツを使うこともあるようですが、リンゴは煮込まずにシナモンパウダーだけの風味付けにしています。
甘めが好みの場合は、リンゴのフィリングにグラニュー糖を適量追加してもよいかと思います。

クランブルの生地は、ポロポロとした状態に仕上げることがポイントです。
生地を混ぜすぎたりこねすぎたりすると、まとまって一塊になってしまいますのでポロポロとしたまとまり具合に仕上げるようにします。
生地が出来上がったらリンゴのフィリングの上にポロポロと落とす感じで生地を乗せていきます。

クランブル作りに使用している器はココット皿を使っています。
ちょうど一人前の分量が作りやすいので、ココットを使ったクランブルは定番のひとつです。
または、パイ皿などの耐熱皿を使って、焼きあがった後に小皿に取り分けながら食べるスタイルも定番です。

クランブルをオーブンで焼いた後は、ココットを手で触っても熱くないように十分冷ましてから、バニラアイスクリームをトッピングして食べることが人気があります。
ほのかに温かいクッキー生地と、冷たいバニラアイスクリームとの相性が抜群です。

このように温かい生地とバニラアイスクリームのトッピングは、クランブルのほかに、クリスプやコブラー、パイなどでも定番となっております。
ピーチコブラーや、アップルパイでもアイスクリームと一緒に食べるのは本場のアメリカでは特に人気がある印象です。

クランブルとクリスプとコブラーの違い

クランブルとクリスプとコブラーは、それぞれの違いを聞かれることがよくあります。
簡単に違いをあげるとすると、クランブルはポロポロと崩れるようなクッキー生地を使います。
そしてそのクッキー生地にオートミールを加えたものがクリスプです。

コブラーの生地は、クッキー生地ではなくアメリカ風のビスケット生地になります。
日本ではクッキーとビスケットは同じようなものになりますが、アメリカ式のビスケットは、表面はサクッと、中身はしっとりふんわり柔らかいのが大きな特徴です。

果物のフィリングは、クランブル、クリスプ、コブラー、などで違いはなく、リンゴやベリー、桃などが人気があります。
とくにクランブルではリンゴを使ったアップルクランブルやアップルクリスプ、コブラーでは桃を使ったピーチコブラーが人気があります。
コブラーの場合はフルーツのフィリングに、コーンスターチを加えるのが一般的です。

リンゴや桃などの果物にはグラニュー糖を使って甘味を加えるレシピが定番ですが、アメリカの本場のレシピは日本人には少し甘すぎる印象がありますので、フルーツのフィリングには砂糖を加えずに、果物の酸味が楽しめるようなレシピにアレンジしています。

もう少し甘く仕上げたい場合は、果物をあらかじめグラニュー糖で軽く煮込むか、缶詰などのフルーツのコンポートを使ったアレンジレシピでも美味しく仕上がると思います。


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