ホワイトソースとライスとを組み合わせた料理
Doria Recipes
ドリアは、ライス(ご飯)の上にベシャメルソース(ホワイトソース)をかけて作るオーブン料理のひとつです。
ライスにグラタンをかけたような料理になりますので洋食に分類されますが、発祥は日本のようなので、少し驚きがありましたが、クリームシチューやナポリタンなどと同様に日本発祥の洋食のひとつになります。
ドリアに使うライスは、白米を炊いた普通のライスを使ったり、ターメリックライス、バターライス、ピラフ、ケチャップライスなどを使うこともあるようです。
ライスにかけるベシャメルソースは、グラタンなどで使う普通のホワイトソースを使っています。
ドリアの具材としては、鶏もも肉、むきエビを使うことが多い印象があります。
鶏もも肉を使ったドリアはチキンドリア、むきえびを使ったドリアはシーフードドリア、それらをミックスしたドリアも定番です。
ベシャメルソースとライスを混ぜて作るドリアがあったり、ライスの上にベシャメルソースをかけて作るドリアがあったり、ライスの種類もいろいろとあり、ドリアの作り方はたくさんの種類があります。
このページでは一般的なドリアの種類を掲載しておりますので、ドリアの作り方の一助としてご覧ください。
チキンドリア
鶏もも肉を使ったチキンのドリア
Chicken Doria
チキンドリアはドリアの中でも定番のひとつになります。
鶏もも肉を使ったドリアは、鶏もも肉を使ったグラタンと同じくとても人気がある印象です。
このレシピにはむきエビも入っているので、正確にはミックスドリアになるかと思われますが、チキンドリアとして掲載しております。
チキンドリアは用意する具材も少なく手軽に作ることが出来ますので、初めてのドリア作りではチキンドリアがおすすめです。
★★★調理器具★★★ |
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フライパン 耐熱皿 2個 ※オーブンレンジで使えるグラタン皿などの耐熱皿をご利用ください。 |
★★★材料 2人分★★★ ホワイトソース 300g ご飯 300g(お茶碗2杯程度) 鶏もも肉 50g むきエビ 50g オリーブオイル 大さじ1 ピザ用チーズ 適量 パン粉 適量 塩 適量 胡椒 適量 バター 適量 |
★★★仕上げ★★★ イタリアンパセリ 適量 ※普通のパセリでも代用できます |
【1】材料の下準備:エビは背ワタを取る。 鶏もも肉はひと口サイズに切る。
【2】フライパンにオリーブオイルを引いて、鶏もも肉、むきエビを入れ、軽く塩胡椒を振り、中火(弱め)で鶏もも肉とむきエビに焼き色が付くまでしっかり炒め、火を消す。
【3】フライパンを少し冷ましてからホワイトソースを加えて、鶏もも肉、むきエビと混ぜ合わせます。
【4】耐熱皿の内側に薄くバターを塗り、ライス(ご飯)を入れ、具を混ぜたホワイトソースをかけて平らにする。
【5】ピザ用チーズを均等に散らしてからパン粉を適量ふる。
【6】オーブンレンジに付属していたオーブン用の天板に、具材を入れた耐熱皿を乗せる。
【7】200度に予熱したオーブンレンジに天板を入れ、チーズが溶けて、ほどよく焼き色が付くまで焼く。
※目安は20分程度ですが、チーズの焼け具合を参考に焼く時間は調節してください。
【8】ドリアが好みの焼き加減で焼けたのを確認し、オーブンレンジの電源を切ります。
【9】オーブンレンジから天板ごと耐熱皿を取り出し、耐熱皿を耐熱性のある鍋敷きに乗せ、お好みでイタリアンパセリを散らして出来上がりです。
※オーブンレンジを使ったドリアの焼き上がり具合は、オーブンレンジの機種によって庫内の温度に差が出ることがありますので、200度で20分程度はあくまで目安として、ドリアがしっかり焼けているか、オーブンレンジの設定温度と焼き時間を調整しながら調理を行って下さい。
※耐熱皿はオーブンレンジで使えるグラタン皿などの耐熱皿をご利用ください。
※耐熱皿は蓄熱性に優れており高温になりますので、調理中に本体に触れて火傷をしないよう十分ご注意下さい。
チリコンカンを使ったミートドリア
チリコンカンとホワイトソースを組み合わせたミートドリア
Chili Con Carne | Meat Doria Recipe
ドリアにはホワイトソースだけで作るレシピもあれば、ミートソースを加えるドリアもあります。
そしてチリコンカンを使ったミートドリアでは、ミートソースの代わりにチリコンカンを使っています。
チリコンカンで作るミートドリアは、少しスパイシーな仕上がりになりますが、ホワイトソースとの相性も不思議と合います。
ホワイトソースが加わることによって、チリコンカンの風味がマイルドに仕上がる印象です。
チリコンカンを多めに作り置きした時には、我が家ではミートドリアとして調理するレシピは定番メニューとなっております(笑)
キドニービーンズもゴロゴロ入っていますので、食べ応えのあるミートドリアに仕上がります。
チリコンカンのレシピは、チリコンカンのページに記載しておりますので、参考にしてください。
調理器具 |
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耐熱皿 2個 ※オーブンレンジで使えるグラタン皿などの耐熱皿をご利用ください。 |
★★★材料 2人分★★★ ご飯 300g(お茶碗2杯程度) チリコンカン 240g ホワイトソース 120g ピザ用チーズ 適量 バター 適量 ★★★仕上げ★★★ イタリアンパセリ 適量 ※普通のパセリでも代用できます |
【1】耐熱皿の内側に薄くバターを塗り、ご飯を盛り付け、チリコンカン、ホワイトソースの順にかけ平らにし、ピザ用チーズを均等に適量ふる。
【2】オーブンレンジに付属していたオーブン用の天板に、具材を入れた耐熱皿を乗せる。
【3】200度に予熱したオーブンレンジに天板を入れ、チーズが溶けて、ほどよく焼き色が付くまで焼く。
※目安は20分程度ですが、チーズの焼け具合を参考に焼く時間は調節してください。
【4】ミートドリアが好みの焼き加減で焼けたのを確認し、オーブンレンジの電源を切ります。
【5】オーブンレンジから天板ごと耐熱皿を取り出し、耐熱皿を耐熱性のある鍋敷きに乗せ、お好みでイタリアンパセリを散らして出来上がりです。
※オーブンレンジを使ったミートドリアの焼き上がり具合は、オーブンレンジの機種によって庫内の温度に差が出ることがありますので、200度で20分程度はあくまで目安として、ミートドリアがしっかり焼けているか、オーブンレンジの設定温度と焼き時間を調整しながら調理を行って下さい。
※耐熱皿はオーブンレンジで使えるグラタン皿などの耐熱皿をご利用ください。
※耐熱皿は蓄熱性に優れており高温になりますので、調理中に本体に触れて火傷をしないよう十分ご注意下さい。
ボロネーゼソースのドリア
ミートソースとホワイトソースのミートドリア
Bolognese Sauce | Meat Doria
ボロネーゼソースは、ミートソースと呼ばれることもあります。
ボロネーゼソースはミートソースと同じくミートドリアを作ることが出来ます。
レシピとしては、チリコンカンを使ったドリアとほぼ同じで、ライスの上にボロネーゼソース、そしてホワイトソースをかけます。
次にチーズを適量散らしてパン粉を適量振り、後はオーブンでほどよく焼けば出来上がりです。
ボロネーゼソースで作るミートドリアも、チリコンカンで作るミートドリアも、どちらもソースが用意できれば手軽に作れます。
チリコンカンと同じくボロネーゼソースも多めに作り置きをしておくと、いろいろな料理で使うことが出来ますので、調理をする鍋の大きさに合わせて少し多めに調理をして作り置きをすることがおすすめです。
作り置きをしたボロネーゼソースは、ミートドリアはもちろん「ボロネーゼパスタ」「ラザニア」でも美味しくいただけます。