世界には豊富な種類のホットドッグが存在する
How to Make a Hot Dog | Recipe
ホットドッグはアメリカ合衆国発祥のファーストフード(Fast Food)であり、ソウルフードとして有名です。
アメリカでは一人当たり、平均して年間50食を消費しているとされるほど、人気のある国民食になります。
ホットドッグにはたくさんの種類のレシピがあり、ソーセージをドッグロールで挟むだけのシンプルなプレーンホットドッグから、チリコンカンを乗せたメキシコ風チリドッグ、チェダーチーズ(生で食べられるものを使う)を乗せたチーズドッグなど、アメリカのみならず、世界にはたくさんの種類のホットドッグ(アレンジレシピ)があり、ご当地ドッグとして人気のあるホットドッグ店もあります。
ホットドッグの種類と基本のレシピと ページでは、スタンダードな基本のホットドッグから、世界に広がる色々な種類の変わり種ホットドッグを、アレンジレシピを参考にしながら実際に調理し、ひとつひとつホットドッグの紹介を兼ねつつ、料理撮影に挑んでおります。
今後もホットドッグのフードフォトグラフィーのバリエーションを増やして行こうと思います。
プレーンホットドッグ 基本のホットドッグ
プレーンホットドッグは基本のホットドッグになります
Plain Hot Dog | Food Photography
プレーンホットドッグは、いわゆる基本的なホットドッグになります。
ドッグパンにバターを塗ってソーセージを挟んだのみの、シンプルな具材のホットドッグの種類になります。
ちなみにケチャップはハインツのトマトケチャップがかけやすいですね。 綺麗にS字のスラロームで描けます(笑)
同じくマスタードもハインツのイエローマスタードがおススメですが、エスビー食品のマスタードも美味しいですよ。
エスビー食品の「S&B スクイズパック」は細口ノズルになっていますが、勢いよく押すとドバっと出ますので、綺麗にかけるには工夫が必要です。
私は、ノズルを100均で売っている物と交換して、「S&B スクイズパック」は調整した細口ノズルから出すようにノズル部分を交換しています。
ちなみにノズルの品名は「ソースディスペンサー」と言うケチャップなどを入れる事の出来る容器のノズルがベストです。
私の場合は、マスタードを中身をそっくり「ソースディスペンサー」に入れ替えるのは面倒だし衛生面でも気になりますので、先端のノズルのみを取り換えて使っています。
さて、ホットドッグの入門ともいうべき、プレーンホットドッグはシンプルなホットドッグになります。
ホットドッグ作りはプレーンホットドッグに始まりプレーンホットドッグに終わると言っても良いでしょう(笑)
ドッグパンの割れ目にバターを塗って、グリルしたソーセージを挟み、ケチャップとマスタードをかけて出来上がり。
なんて手軽でシンプルなファーストフードなのでしょう(笑)
これこそ、ファーストフードの代名詞と言えます。
まさにアメリカンスタイルのホットドッグですね。
野球を観戦しながら気軽に食べるスタイルが、本当によく似合っていると思います。
知人のアメリカ人が言うには、「シンプルなホットドッグが一番旨い」と言っていたのも分かる気がする(笑)
プレーンホットドッグの作り方
材料 4本分 ホットドッグロール 4本 ソーセージ 4本 |
調味料 バター(有塩) 適量 トマトケチャップ 適量 マスタード 適量 |
【1】ソーセージはグリルパンなどのフライパンで焼いて、焼き色を付けておきます。
【2】ホットドッグロールに切り込みを入れ、バターを薄く塗ります。
【3】グリルしたソーセージをホットドッグロールに挟み、トマトケチャップ、マスタードをかけて出来上がり。
【4】お好みでホットドッグロールを軽くトーストしても美味しくいただけます。
※ワックスペーパーなどでホットドッグを包むと、調味料がこぼれても食べやすくなります。
レタスを挟んだヘルシーなホットドッグ
レタスの葉がたっぷりなヘルシーホットドッグ
Hot dog with lettuce | Food Photography
撮影には EOS 6D Mark II と EF100mm F2.8L マクロ IS USM と スピードライト「430EX III-RT」を用いて撮影しました。
別途、三脚にリモートコントローラーを用いて撮影しております。
アンブレラなどの特別なライティング照明などは使用しておりません。
カメラ歴だけは長いアマチュアカメラマンである私が、如何にして最低限のカメラ機材で、尚且つ低コストでフードフォトグラフィに挑むのかがポイントになります(笑)
ホットドッグにはたくさんのレシピが存在しますが、プレーンホットドッグ以外では、レタスの葉を挟んだレタス入りホットドッグが、ポピュラーなホットドッグの種類のひとつになります。
ファストフードが、レタスの葉一枚ですこし健康的に写りますよね(笑)
さて、ホットドッグレタスの材料は、ロングサイズのシャウエッセン、レタス、ケチャップ、マスタード、レリッシュ(ピクルスとタマネギのみじん切り)、これらの材料を、ホットドッグロールに挟んで完成、若しくは最後に軽くトーストしてもいけますよ(笑)
お好みで、パセリの粉末なんかも色味がプラスされてお勧めです。
ちなみにケチャップは「ハインツ」「デルモンテ」、マスタードは「ハインツ」「S&B スクイズパック」が、お勧めです(笑)
ハインツやデルモンテのケチャップは、綺麗なラインで描きやすいのですが、S&B スクイズパック に関しては、細口ノズルと言っても結構ドバっと出やすいので、もっと細口タイプのノズルを別途用意してかけています(笑)
レタス入りホットドッグの作り方
材料 4本分 ホットドッグロール 4本 ソーセージ 4本 レタス 4枚 |
調味料 バター(有塩) 適量 トマトケチャップ 適量 マスタード 適量 ホットドッグに乗せるトッピング レリッシュ 適量 パセリのみじん切り 適量 |
Hot dog with lettuce Recipe
【1】ソーセージはグリルパンなどのフライパンで焼いて、焼き色を付けておきます。
【2】ホットドッグロールに切り込みを入れ、バターを薄く塗ります。
【3】レタスとグリルしたソーセージをホットドッグロールに挟み、レリッシュを適量のせてから、トマトケチャップ、マスタードを塗り、パセリを振って出来上がりです。
【4】お好みでホットドッグロールを軽くトーストしても美味しくいただけます。
※ワックスペーパーなどでホットドッグを包むと、調味料がこぼれても食べやすくなります。
刻みピクルスホットドッグ
レリッシュをたっぷり乗せたホットドッグ
Hot dog with pickles | Food Photography
刻みピクルスをたっぷり使ったホットドッグの種類になります。
刻んだピクルスのトッピングは、ホットドッグでは定番のひとつですね。
ディルなどのハーブやスパイスを入れた酢漬けのピクルスは、ハンバーガーなどでも定番です。
ちなみに酢漬けのピクルスをハーブと一緒に刻んだ物を「レリッシュ」と呼びます。
そんな刻みピクルスですが、エスビー食品よりアメリカンチョップドピクルスという商品が販売されております。
アメリカンチョップドピクルスは、甘酸っぱいきざみピクルスを、使いやすいボトルチューブに詰めた状態で販売されておりますので、毎回ホットドッグに必要分の刻みピクルスを、乗せることが出来ますので扱いやすい商品です。
今回の刻みピクルスは自前で用意したピクルスですが、時短でホットドッグを作りたい場合にはお勧めです。
サルサソースホットドッグ メキシカンホットドッグ
メキシコ風のホットドッグ サルサドッグ
Mexican Style Hot Dogs | Salsa sauce | Food Photography
サルサソースをかけた、メキシコ風のホットドッグの種類になります。
レシピとしては、ホットドッグロールにレタスとカットしたオニオンを挟み、ソーセージとカットしたピクルスを挟んで、最後にサルサソースを隙間にかけて出来上がりです。
サルサソースはソーセージの上にかけても良いかと思います。
サルサソースと言えばメキシコ料理に欠かせないソースになります。
ということで、メキシコ風のホットドッグと言えますね。
サルサソースは手軽に作れますので、オリジナルサルサソースを作ってみることもおすすめです。
レストランやホットドッグスタンドなどで提供される本格的なサルサソースには、パクチー(コリアンダー)が入っているサルサも多いので、手作りサルサならばパクチーはお好みで選択が出来ますのでお好みでどうぞ。
キャベツ炒めホットドッグ
塩胡椒で炒めたキャベツを挟んだホットドッグの種類
Hot dog with Cabbage | Hot Dogs Food Photography
キャベツ炒めホットドッグは、塩コショウで炒めたキャベツを挟んだホットドッグです。
レタスを挟んだホットドッグや、レリッシュをふんだんに盛り付けたホットドッグ同様、シンプルな種類のホットドッグのひとつです。
塩と胡椒でキャベツを炒めるキャベツ炒めが定番ですが、エスビー食品の「マジックソルト ペッパー」を使うと更に美味しくなりますよ(笑)
マジックソルトは、クレイジーソルトと同じように岩塩やハーブが入った調味料です。
マジックソルトの場合は、そのほかに色々な種類のペッパーも入っています。
マジックソルトを使ったキャベツ炒めは、単体で料理としても美味しいですが、ホットドッグに挟むと、ソーセージとの相性が抜群に良いですね。
キャベツ炒めにカレー粉を混ぜたカレー風味のホットドッグも有名ですが、カレー粉を入れないキャベツ炒めホットドッグは、スパイスやハーブの風味も感じられて、ホットドッグのレシピのひとつとして特にオススメです。
作り方としては、ホットドッグロールに炒めたキャベツを敷いて、その上にソーセージを乗せればできあがり、簡単シンプルですが、美味しいホットドッグです。
キャベツを多めに入れたい場合は、キャベツを少し細かく切って、ゆっくりドッグロールにサンドしていくと、ロールパンが割れずにキャベツを大盛にサンドできます。
今回作ったホットドッグに挟んだソーセージは、伊藤ハムの「ベルガヴルスト ブラックペッパー」です。
「ベルガヴルスト ブラックペッパー」は、GABANのスパイスミックスを使用しておりますので、粗びき黒胡椒を中心とした風味がとても素晴らしいですね。
欲を言えば、ホットドッグに合うような、ロングタイプのソーセージもラインナップしてほしいですね(笑)
チーズホットドッグ チーズドッグ
チーズを乗せたホットドッグ
Cheese Dogs | Food Photography
チーズをたっぷり使ったホットドッグの種類です。
チーズホットドッグは、チーズドッグとも呼ばれることがありますが、チーズドッグにはソーセージが入っていない種類も有りますので注意しましょう(笑)
今回のチーズホットドッグは、ドッグロールにソーセージと、刻んだピクルスとタマネギとを挟んで、最後に細くカットしたチェダーチーズ(生で食べられるものを使う)を乗せて、オーブントースターで軽く焼いて完成です。
お好みでパセリをふると色鮮やかになります。
さて、チーズはチェダーチーズ(生で食べられるものを使う)でなくとも普通のスライスチーズでも問題は無いですが、チェダーチーズ(生で食べられるものを使う)の方が、風味と黄色い色合いが綺麗ですのでお勧めです。
撮影にはスタイリングボードにランチョンマットを敷いて、ペーパーナプキンの上にホットドッグを置きます。
ポテトフライとブラックコーヒーなんかも構図内に取り入れると雰囲気の演出効果が得られます。
今回は、少しばかり暗めに撮影をして、喫茶店のような色温度をイメージして撮影しました。
そんなわけで、露出値を-1 2/3段に落として設定しております。
料理撮影は、必ずしも明るい環境で撮影しなければならない訳ではありませんので、温かみのある色温度を活かした撮影も、料理撮影では料理が映えるケースもあります。
トマトソースホットドッグ
Tomato Sauce Hotdog
ホットドッグはトマトソースとの相性も抜群です。
トマトソースはホットドッグはもちろんハンバーガーやパスタでも人気がある印象です。
トマトソースのさっぱりとした風味が楽しめるホットドッグになります。
写真のホットドッグは、ホットドッグロールにマーガリンを薄く塗り、ソーセージを挟んでからトマトソースを適量乗せています。
トマトソースがわかりやすいようにソーセージの上にかけていますが、ホットドッグロールにトマトソースをたっぷり挟んでからソーセージを乗せるスタイルでも良いと思います。
トマトソースは市販の物を使っても良いですが、トマト缶を使って手軽に手作りすることもできますので、トマト缶を使ったトマトソース作りはおススメです。
ホットドッグ以外ではハンバーガーやパスタなどのソースにも使うことができますので、作り置きもおすすめです。
ベーコンエッグドッグ 変わり種ホットドッグ
ベーコンとスライスしたゆで卵を挟んだホットドッグ
Hot dog with Bacon and Eggs | Food Photography
ベーコンとエッグをトッピングしたホットドッグの種類です。
ベーコンエッグドッグのレシピは、ドッグロールにカリカリに焼いたベーコン、スライスしたボイルドエッグ(ゆで卵)、そしてソーセージを挟んだ、ボリューム感のあるホットドッグの種類になります。
焼いたベーコンとゆで卵の組み合わせは、ホットドッグに限らずハンバーガーでも、マフィンでも、トーストでもベーコンエッグの名前で人気のある組み合わせになります。
それならばとホットドッグにもレシピを取り入れてみました。
ベーコンエッグドッグは、見た目通りボリューム感があって、食べ応えがあります。
カリカリに焼いたベーコンが、ボイルドエッグとの相性が抜群で、ホットドッグとしてもアレンジの効いた定番メニューのひとつとして人気があります。
ジョンソンヴィルのチリドッグ
ジョンソンヴィルの「オリジナルスモーク」を使ったホットドッグ
Johnsonville Original Smoked | Chili Dogs | Hot Dog Recipes
ジョンソンヴィルのソーセージを使ったチリドッグの写真です。
ソーセージの種類は、ジョンソンヴィルの「オリジナルスモーク」を使っています。
チリドッグに使用しているホットドッグパンは、手作りの全粒粉入りのホットドッグバンズです。
パンの切り込みは縦ではなく、横方向で切り込みを入れています。
ジョンソンヴィルは、アメリカ ウィスコンシン州 ジョンソンヴィル 発祥の食品メーカーになります。
とくにソーセージは人気が高く、日本でもソーセージブランドとして知られており、スーパーなどでも購入することが出来ます。
ジョンソンヴィルのホームページでは、ソーセージを使った興味深いレシピがたくさん紹介されており、ホットドッグ以外でもジャンバラヤや、グリル料理などのレシピが多数掲載されておりますので、興味のある方は、ジョンソンヴィルの公式サイトをご覧ください。
さて、今回作ったチリドッグは、ソーセージ以外すべて自家製になります。
バンズは全粒粉入りのホットドッグパンを手作りしてみました。
以前から全粒粉入りのホットドッグパンを焼いてみようと思っておりましたので、今回は、ジョンソンヴィルのソーセージの大きさにフィットしたホットドッグバンズを手作りしました(笑)
そしてチリコンカンは、作り置きしておいたチリコンカンを解凍してトッピングしています。
チリコンカンは、多めに作っておけば作り置きをして、食べたい時に解凍して食べられますので、いつも多めに調理しておき、4人前程度に小分けして冷凍保存しておけば、チリコンカンを料理に使いたい時に、必要な分量だけ小分けして使えますので便利ですよ(笑)
手作りホットドッグパン
ホットドッグバンズを手作りで焼く
Hot Dog Buns | Hot Dog Recipes
ホットドッグロールはスーパーなどで非常に安価で提供されていますよね。
以前は市販されているホットドッグパンを購入してホットドッグを作っていましたが、最近ではホットドッグ作りをさらに追求しようと、バンズから手作りで作ってみようと考えました(笑)
市販品のホットドッグロールでもローコストで十分美味しいですが、私の理想のホットドッグロールは、縦ではなく横方向で切り込みを入れたい、ゴマのトッピングを追加したい、全粒粉を加えて香ばしくしたい、パンのサイズを挟むソーセージの種類によって変えたい、というホットドッグロールのレシピが希望ですので、市販品では希望通りのパンがなかなかないため、それならばと自家製ホットドッグロールを作ろうと思い、チャレンジしてみました(笑)
結果は、普段からカンパーニュやバターロールなどを、ホームベーカリーやオーブンを使いつつ手作りしていますので、予想よりも案外簡単に理想のホットドッグパンを作ることが出来ました(笑)
焼きたての全粒粉を使ったホットドッグロールは香りもよく、ゴマのトッピングも風味が増してとても美味しいです。
今後はこのパンを使ってホットドッグを作ろうと思います。
念願だったパンの横に切り込みを入れられますので、チリコンカンなどのソースもたっぷり盛り付けできそうで楽しみです(笑)
ちなみ日本ではホットドッグロールには縦に切り込みが入っている物が主流ですが、本場のアメリカでは、横に切り込みが入っているパンがスタンダードです。
最近になって、日本でもドッグロールには横に切り込みが入っているものもだんだんと増えてきた感じがします。
ホットドッグロールの切り込み方向の違いって、国によって異なるとは不思議ですね(笑)
全粒粉入りバンズで作ったチリドッグ
メキシコ風チョリソーのチリドッグ
Mexican Chorizo Chili dogs | Hot Dog Recipes
手作りの全粒粉入りホットドッグパンでチリドッグを作ってみました。
ソーセージはメキシコ風の辛いソーセージのチョリソーを使っています。
手作りホットドッグバンズなので、パンに入れる切り込みは縦ではなく横方向で入れています。
このように横方向でパンに切り込みを入れたチリドッグは、本場のアメリカンスタイルで、アメリカのダイナーで食べたチリドッグを参考にしています。
全粒粉バンズの香ばしい風味と、チョリソーのほど良い辛さ、そしてチリコンカンのチリソースの旨味とが、ミックスされた完璧なチリドッグです(笑)ライムをたっぷり絞って召し上がれ。
昔、アメリカのダイナーで食べた本場のチリドッグを日本でも味わいたくて、いろいろとレシピを研究してついに完成しました(笑)
ちなみにゴマも付けたのですが、食べている最中にぽろぽろ落ちてしまいました。
ゴマをパンにもう少し強く付ける点は改善する必要がありますね。
そしてチェダーチーズ(生で食べられるものを使う)をかければ、さらに美味しくなりますが、今回はチーズのトッピングは無しで作りました。
あとは、手で持ちながらでも食べやすいように、ワックスペーパーもあれば良いですね。
ワックスペーパーは、お気に入りの物がなかなか見つからなくて、いろいろ探していますので、ホットドッグに合うような、お洒落なワックスペーパーを見つけたら、ご紹介しようと考えております。
ハインツのトマトケチャップ 逆さボトル
世界シェアナンバーワンのトマトケチャップ
Heinz Tomato Ketchup
ハインツのトマトケチャップは、ケチャップの王様と言っても良いでしょう(笑)
それほど海外でのケチャップのシェアはダントツです。
日本のメーカーは、国内では人気があり、風味が日本人の好みに合っておりますが、世界シェアナンバーワンとはいきません。
ハインツのトマトケチャップの大きな特徴は何と言っても逆さボトルですよね。
使い勝手はもちろん、逆さに置くというそのデザイン性も、世界で親しまれているポイントになります。
そして液ダレしないノズルも、ケチャップをかけやすくて素晴らしいアイデアですね。
筆者もホットドッグやサンドイッチで、ハインツのトマトケチャップは良く使っています。
日本のメーカーのトマトケチャップと、ハインツのトマトケチャップは、若干風味に違いがあります。
トマトケチャップは、こだわりがあって、それぞれのメーカーで好みが分かれる調味料のひとつになりますが、
それぞれの風味の違いは言葉ではなかなか表現することが難しいので、トマトケチャップの食べ比べをすることも楽しいですよ(笑)
ちなみにホットドッグにはケチャップとマスタードをかけると思いますが、どちらを先にかけるかで、たまに悩むことがあります(笑)
個人的には、マスタードを先にかけて、そのうえにケチャップをかけた方が盛り付けのバランスが良い気がします。
または、太いノズルの方から先にかけて、細いノズルの方を後からかけると言う方法も合理的ですね。
ノズルの太さが同じ場合は、やはりマスタードが先の方が良い気がします。
まあ、ホットドッグのレシピとして、どちらを先にかけるかなどの決まりはありませんので、その時の気分でかけるもよし、お店のメニュー写真の通りにかけるもよし、お好みでどうぞ(笑)
ハインツのイエローマスタード
アメリカンマスタードの定番
Heinz Yellow Mustard
ハインツのイエローマスタードは、ホットドッグを始めとする料理では定番のマスタードになります。
個人的なイメージとしては、アメリカンテイストなレストランや洋食店、ファーストフード店などで使われているイメージが強いですね。
ハインツは、アメリカ合衆国で「Henry J. Heinz」が創業した食品メーカーです。
ドイツのメーカーかと思いきや、実はドイツ系アメリカ人が興した企業になります。
ハインツの商品と言えば、逆さボトルが特徴のトマトケチャップが大変有名ですよね。
また、調味料の他にソース缶や、冷凍食品などを幅広く取り扱っており、業務用に特化したハインツの商品もたくさんあります。
さて、ハインツのイエローマスタードは、いかにもアメリカン的なマスタードですね(笑)
ホットドッグはもちろんポテトに付けるマスタードやハンバーガーに塗るマスタードなどでお馴染みの、まさにあの味がします。
風味は旨味のあるマイルドなテイストで、酸味が少しありますが、辛みはあまり強くはないのが特徴です。
日本のメーカーのイエローマスタードと風味はさほど変わりませんが、どちらかと言うとこちらの味が、本場のアメリカンマスタードの味を表していると言っても良いかと思います。
日本のホットドッグ用マスタード
マスタードとは
マスタードとは、日本では洋がらしとも呼ばれ、和がらしとは基本的に味に違いがあります
マスタードには、醸造酢、からし、食塩などの調味料が含まれており、黄色い着色は一般的にはターメリック(ウコン)が使用されています。
和がらしとの基本的な違いは、和がらしは、辛みが強く、ベースとなるセイヨウカラシナの種子を粉末にした物が和がらしになります。
対して一般的な洋がらし(マスタード)は、辛みは和がらしほどの辛みはなく、なめらかでマイルドな旨味と酸味とを併せ持つ、ホットドッグには欠かせない調味料になります。
また、マスタードには「イエローマスタード」と「粒マスタード」の種類がありますが、ホットドッグやハンバーガー、サンドイッチなどで使われるマスタードは、アメリカンマスタード(イエローマスタード)と呼ばれ、アメリカ、カナダでは日常的に使われる調味料になります。
さて、日本ではエスビー食品とキューピーのマスタードが人気があます。
私にはどちらも甲乙つけがたいですね(笑)
エスビー食品のマスタードは、ワンプッシュで多めに出てくる印象です。
キユーピーのマスタードは、ワンプッシュでは細く少なめに出てくる印象ですね。
ホットドッグやサンドイッチ、ハンバーガーにはマスタードが欠かせませんので、お気に入りのマスタードを用意して置くようにしましょう。