ジャンバラヤは世界の炊き込みご飯のひとつ
Jambalaya
ジャンバラヤは、アメリカ ルイジアナ州 が発祥地で、伝統料理に分類される、炊き込みご飯の種類のひとつとして知られております。
トマトを加えた赤いジャンバラヤは、ニューオーリンズ風のクレオール料理として「クレオールジャンバラヤ」と呼ばれているようです。
トマトを加えずに作る茶色いジャンバラヤは、ルイジアナ州南部風のケイジャン料理として「ケイジャンジャンバラヤ」と呼ばれているようです。
トマトを加えて作るか、加えずに作るかで、風味と色合いが大きく変わります。
ジャンバラヤで使うケイジャンスパイスは、一般的にケイジャン料理用としてブレンドされた「ミックススパイス」のことを言います。
スーパーなどではあらかじめスパイスがブレンドされた「ケイジャンシーズニング」の名前でも販売されておりますので、我が家のジャンバラヤ作りではこのケイジャンシーズニングを使っています。
ケイジャンシーズニングは、基本的なケイジャン料理で使われるスパイスをブレンドすれば自分好みのケイジャンスパイスのブレンドが出来ると思いますので、ケイジャン料理作りに慣れてきたら自分でミックススパイスを作ってみようと思います。
クレオールジャンバラヤのレシピ・作り方
トマトを加えたニューオーリンズ風の赤いジャンバラヤ
Jambalaya Recipe
調理器具 |
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フライパン 22cm |
材料 2人分 |
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米 1合 鶏もも肉 80g ソーセージ 80g ニンニク 1/2片 タマネギ 1/4個 ピーマン 1/2個 セロリ 1/3本 カットトマト缶 200g オリーブオイル 小さじ2・大さじ1 イタリアンパセリ 少々 |
★調味料とスパイス★ お湯 250ml(固形スープの素(コンソメ) 1個(5.3g)(顆粒では小さじ2)を溶かしておく) ケイジャンシーズニング 小さじ1/2・小さじ1/2 塩 少々 胡椒 少々 ★仕上げ★ レモン 適宜 イタリアンパセリ 適宜 |
【1】材料の下準備:鶏もも肉は一口サイズに切る、ソーセージは輪切りに。
ニンニク、タマネギはみじん切り、ピーマン、セロリはさいの目切りに。
【2】フライパンにオリーブオイル小さじ2を引く。
【3】中火(弱め)にして、鶏もも肉とソーセージをフライパンに入れ、ケイジャンシーズニング・小さじ1/2を振って焼き色が付くまで炒め、一度火を消し、鶏もも肉とソーセージを取り出す。
【4】フライパンの中の汚れをキッチンペーパーを使って軽く拭いて綺麗にし、オリーブオイル大さじ1を引き、中火(弱め)でニンニクを炒める。
【5】ニンニクが少しきつね色になったら、タマネギ、ピーマン、セロリを加え、ケイジャンシーズニング・小さじ1/2、塩胡椒を振り、軽く炒めた後、弱火にしてから米を加えて全体に油がまわるまで炒め合わせる。
【6】米が少し透き通るまで炒めたら、コンソメを溶かしておいたお湯250mlをそっと流し入れ、カットトマト、取り出しておいた鶏もも肉、ソーセージを加え軽く混ぜ合わせる。
【7】強めの中火でふつふつとするまで煮て、沸騰してきたら弱火にしてフタをし、15分かけて炊きます。
【8】火を消して、そのまま5分ほど蒸らし出来上がりです。
【9】お好みでイタリアンパセリを振る、カットしたレモンを絞ると風味が増して美味しいですよ。
※蒸らした後、水分が残っている場合は、フタを外して強めの中火で30秒ほど加熱し水分を飛ばしてから火を消します。
※おこげの目安はプチプチと、フライパンから聞こえてくるお米の弾ける音を目安に焼き上げます。
※米は洗って水けをしっかり切って、浸水はさせないのが基本です。 無洗米はそのまま使えますのでおススメです。
※フライパンに加えるコンソメを溶かしておいたお湯は、水ではなく必ずお湯を使うようにしましょう。
ジャンバラヤ料理のポイント
ケイジャンスパイスが大きな特徴
How to Make Jambalaya
ジャンバラヤの調理では、ケイジャンスパイスを使うことが大きな特徴となります。
ケイジャンスパイスとは、一般的にケイジャン料理でよく使われるスパイスをブレンドしたミックススパイスのことを言います。
スーパーなどではケイジャンシーズニングの名前でも販売されておりますので、ジャンバラヤ作りではケイジャンシーズニングを使えば手軽にジャンバラヤ作りが楽しめます。
そしてトマトを加えて作るかトマトを加えずに作るかで、風味も色合いも大きく変わってきます。
トマトを加えると、ジャンバラヤが赤みを増し、スパイスの風味も少し柔らかくなる印象です。
トマト無しでは、ケイジャンスパイスのスパイシーな風味がより楽しめるかと思います。
辛いのが苦手な方は赤いジャンバラヤ、辛さを求めるなら茶色いジャンバラヤがおすすめです。
基本的にはトマトを加えるか加えないかの違いで、どちらのジャンバラヤでも、チキンジャンバラヤ、シーフードジャンバラヤなどが楽しめます。
本場のルイジアナ州では、揃える具材にもこだわりがあり、作るジャンバラヤの種類によって材料には違いがあるようですが、日本で作るジャンバラヤとしてはそこまでこだわる必要は無いように思われます。
基本の野菜の具材としては、「タマネギ」「ピーマン」「セロリ」は必須とされています。
お肉は、鶏もも肉とソーセージの組み合わせが一番のお気に入りです。
魚介を使うシーフードジャンバラヤとしては、「有頭エビ」または「むきえび」がやはり定番では無いかと思われます。
ジャンバラヤ作りに使う調理器具
ティファールのフライパン
Ingenio Neo IH Black Titanium Unlimited
ジャンバラヤの調理に使っているフライパンは、ティファールの「インジニオ・ネオ IHブラックチタニウム・アンリミテッド セット8」の22cmフライパンをよく使っています。
ティファールのフライパンは軽くて取り扱いが楽なので、ジャンバラヤなどの炊き込みご飯を作る時には重宝しております。
鋳鉄製のスキレットを使ってジャンバラヤを作る時もありますが、調理後のシーズニングが少し手間がかかるので、ジャンバラヤなどの炊飯をする料理ではティファールのフライパンの出番が多いです。
ティファールの22cmフライパンでは、材料 2人分(米 1合)のジャンバラヤが丁度良いサイズで調理が行えますが、具材を多めにしたジャンバラヤを作る場合はティファールの26cmフライパンの方が良いかもしれません。
または、鶏もも肉などのチキンやエビなどの魚介は、ジャンバラヤと一緒に炊き込まずに、別のグリルパンなどで焼いてから、できあがったジャンバラヤに盛り付けても良いかと思われます。