鯛の塩焼きのレシピ・焼き方(オーブンを使ってタイを焼く)

化粧塩(飾り塩)をひれにすり込んで鯛を焼く

Oven-roasted Sea Bream with Salt

鯛の塩焼きは魚焼きグリルを使って焼くことが多いと思いますが、オーブンでも美味しく焼くことができます。
オーブン調理では鯛をじっくり焼くことができ、身をふっくらと柔らかい食感で焼き上げることができますのでオーブン調理もおすすめです。

鯛はあらかじめ、ウロコ、ワタ、エラを取り除き、流水でウロコや血合い、ワタなどを丁寧に洗い流すこともポイントになります。
鯛の下処理をしっかり行うことによって臭みが軽減されますので、下処理もしっかり行いましょう。

鯛は焼く前にひれに化粧塩(飾り塩)を適量すり込むことも大事です。
ひれに塩をすり込むことによって、ひれが焦げることなく形を整えて焼くことができるようになります。

串打ち(踊り串)をして鯛の形を整えることで見た目でも鯛の塩焼きを楽しむことができますが、串打ちは必須ではありませんので、串打ちをしない場合はそのままの姿で焼いても良いと思います。

下記にオーブンを使った鯛の塩焼きのレシピを記載しておりますので、鯛の塩焼きの焼き方の一助としてお役立てください。

鯛の塩焼きの焼き方

鯛の塩焼きの焼き方
鯛の塩焼きの焼き方

Oven-roasted Sea Bream with Salt Recipe

調理器具
ステンレス焼き串 2本
※オーブン調理で使用できる焼き串をご用意ください。

オーブンレンジ(付属していたオーブン用の天板も使用します)
ロストル(ロストルとはダッチオーブンなどで使われる底網のことを言います。)
※ご利用されるロストルが、ご利用されるオーブンレンジで使用できるかを事前に必ずご確認ください。
材料:鯛1尾分
鯛 1尾
(マダイ、クロダイ、チダイなど)
塩 適量

【1】鯛はウロコ、ワタ、エラを取り除き、流水でウロコや血合い、ワタなどを丁寧に洗い流す。

【2】まな板の上に鯛をのせ、両面に塩を振り、10分程度おいてから水気を拭き取る。

【3】下処理をした鯛の両面にバツの模様で切り込みを入れる。

【4】鯛の頭の方から尾びれの方向に串打ち(踊り串)をして鯛の形を整える。

【5】尾びれ、背びれ、胸びれなどのひれに化粧塩(飾り塩)を適量すり込み、ひれが熱で焦げないようにする。

【6】鯛の表面と裏面に軽く塩を振る。

【7】オーブンレンジに付属していたオーブン用の天板にオーブンシートを敷いてロストルを乗せる。

【8】ロストルの上に串打ちをした鯛を乗せ、230度に予熱したオーブンレンジに入れ、40分焼く。
※ロストル(ロストルとはダッチオーブンなどで使われる底網のことを言います。)
ご利用されるロストルが、ご利用されるオーブンレンジで使用できるかを事前に必ずご確認ください。
※ご利用されるオーブンレンジに対応した焼き網を、オーブンシートを敷いた天板の上にロストルの代わりに乗せても代用できます。

【9】オーブンレンジの温度を210度に変更し、予熱はせずにそのまま40分焼きます。
※鯛の大きさによって焼く時間は変わってきますので、鯛の中心部までしっかり熱が通っているか、焼け具合を確かめるようにして、焼く時間を調整してください。

【10】鯛が焼きあがったらオーブンレンジの電源を切り、天板を取り出し、少し冷ましてから鯛から串を外し、焼き上げた鯛を器に盛り付けて出来上がりです。

※串は熱すると高温になりますので、串を鯛から外す際は火傷に注意して外すようにしてください。

※オーブンレンジの機種によって、庫内の温度に差が出ることがありますので、オーブンレンジの設定温度や焼き時間は、鯛の中心部までしっかり熱が通っているか、焼け具合を確かめながら調整してください。

鯛の塩焼きの焼き方の調理のポイント

Oven-roasted Sea Bream with Salt | Cooking

鯛の塩焼きは炭火で焼くと美味しく焼きあがりますが、ご家庭では炭火で焼くことが難しいので、魚焼きグリルで焼くことが多いと思います。
魚焼きグリルを使わずに、オーブン調理でも鯛の塩焼きは美味しく焼きあがります。
オーブン調理では鯛をじっくり焼くことができ、身をふっくらとした食感で焼き上げることができますのでオーブン調理もおすすめです。

鯛は串打ち(踊り串)をして鯛の形を整えてから焼いています
鯛は串打ち(踊り串)をして鯛の形を整えてから焼いています

記載しているレシピでは、鯛は串打ち(踊り串)をして鯛の形を整えてから焼いています。
串打ちをすることによって、鯛が泳いでいるような姿で焼き上げることができるようになりますが、串打ちは必須ではありませんので、串打ちをせずにそのままの姿て焼いても良いと思います。

化粧塩(飾り塩)は、ひれにあらかじめすり込むことによって、ひれがオーブンで焼いている最中に焦げることなく形を保ったまま焼き上げる助けになりますので、化粧塩(飾り塩)をすり込むことも有効です。

焼く前の鯛の様子
焼く前の鯛の様子

胸びれはアルミホイルを細長く丸めて立たせるようにし、尾びれの下には大根を置いて、鯛が泳いでいるような姿で焼き上げるように工夫しています。

焼き上げた鯛の塩焼きにはスダチやカボス、レモンなどの柑橘類の風味がとても合うので、お好みの果実を絞ってお召し上がりください。


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