パスタ料理はレシピもアレンジも豊富です
パスタ料理の調理と写真撮影と
パスタ料理とは、スパゲッティ、マカロニ、ペンネ、ラザニアなどを使ったイタリア料理の総称になります。
パスタの種類 パスタ料理の写真撮影のページでは主に、パスタの種類のひとつである「スパゲッティ」を使って、カルボナーラ、ナポリタン、ペペロンチーノなど色々な種類のパスタ料理の調理、盛り付けを行うとともに、趣味のフードフォトグラフィーも兼ねて、パスタ料理の撮影を行っております。
パスタ料理と言えば、ミートソースからペペロンチーノなど、メニューが豊富なことからたくさんのレシピが存在しております。
また、ソースはミートソースでもパスタは「フィットチーネ」を選んでみたり、「スパゲッティ」を選んでみたり、パスタの種類とソースの組み合わせは豊富で、慣れないうちはあれこれ悩んでしまうこともありますよね。
また、パスタはグラタンやラザニアなど、いろいろな料理でも使われており、世界中で親しまれている食材になります。
このページでは、パスタを使った料理を実際に調理しながら、ひとつずつパスタ料理を撮影して、そのパスタ料理のご紹介をしております。
パスタ料理はたくさんの種類がありますが、地道に有名なレシピからマイナーな料理まで、ひとつずつコンプリートしながら、パスタ料理の調理と写真撮影とを楽しんで行こうと思います。
ペンネアラビアータ パスタの種類
Penne all’arrabbiata | Pasta Recipes
パスタの種類のひとつであるペンネを使って調理したアラビアータの写真です。
一般的なペンネは筒状の形をしており、ペンネリガーテには表面に細かい溝があるのが特徴になります。
アラビアータはトマトソースがベースで、オリーブオイルに唐辛子とニンニクの風味を加えています。
ペンネアラビアータは、ペンネのもちもち感と、辛味のあるトマトソースの風味が楽しめるパスタ料理です。
なかなか食べ応えもあって、見た目以上に腹持ちが良いパスタですね。
ペンネを使ったパスタ料理では、アラビアータがとても有名ですが、他にもソース系パスタとの相性が良いことで知られています。
オススメなのは、ミートソース系のパスタや、チーズ系のカルボナーラが美味しいですね。
また、グラタンでもペンネを使うことが出来ますので、グラタンの濃厚なホワイトソースがペンネとよく絡まり、とても熱々なので火傷に気を付けながら食べましょう(笑)
ペストジェノベーゼのパスタ
バジルソース(バジルの葉)を使ったパスタの種類
Pasta al pesto genovese | Pasta Recipes
バジルソース(ジェノベーゼソース)を使ったパスタを日本では、一般的には「ジェノベーゼ」と呼ぶことが多いですが、正確には「ペストジェノベーゼのパスタ」が正しい呼び名になります。
略すと、イタリアのジェノバ産バジルの葉を使った、ペストと呼ばれる緑色のソースを使ったパスタになります(笑)
ここまで細かく料理名にするのはいただけませんので、日本では「ペストジェノベーゼのパスタ」を、シンプルに「ジェノベーゼ」の略名で親しむようになりました(笑)
さて、写真はジェノベーゼーソースを使ったパスタの写真になります。
バジルソースは自家製のバジルソースを使っています。
バジルの栽培に限らず、たくさんの種類のハーブの栽培をしておりますので、毎年たくさんの葉を収穫して、料理に使っています。
家庭菜園でハーブを育てる醍醐味は、やはり葉の収穫と料理に使うことですね。
ペストジェノベーゼのパスタの撮影の話に移ります。
撮影時のカメラ設定のせいか、ジェノベーゼの緑色が上手く表現されずに焦りました(笑)
撮影した画像を確認してみると、少し黄色みがかっていて見た目とは違う印象になっていました。
おそらく撮影時の、SCN スペシャルシーンモード「料理」、の撮影モードの色温度が強調されているからだろうと思います。
料理の撮影では色温度は赤みがかって温かみのある色になりがちですので、野菜などの葉物野菜の撮影では、料理の撮影モードにはしない方が良いかもしれませんね。
ジェノベーゼの撮影ではシンプルに絞り優先AEで撮影して、後から色温度などの色味をレタッチした方が賢明ですね。
「料理」の撮影モードは基本的には料理撮影に向いていますが、色味が少し赤みがかりますので、葉物野菜などの緑色の料理撮影では注意が必要ですね。
ボンゴレビアンコ パスタ料理の種類
ボンゴレビアンコ パスタ料理の撮り方
Vongole Bianco | Pasta Recipes
ボンゴレビアンコは、アサリを使ったパスタ料理のひとつになります。
ボンゴレは、イタリア語では「vongole」、意味は「貝」を意味します。
ビアンコは、イタリア語では「bianco」、意味は「白」を意味します。
レシピとしては、アサリをメイン具材として、アサリとニンニクや唐辛子をオリーブオイルで炒めた後、白ワインを加えてアサリを蒸して、最後に茹でたパスタとからめるパスタ料理になります。
詳しいレシピはネット検索をご参考にして下さい。
さて、ボンゴレビアンコはアサリの旨味たっぷりのパスタ料理になります。
アサリの蒸し汁ってこんなにも美味しいのかと、あらためて魚介類の味の深さを感じられる料理ですね。
そしてニンニクの風味と唐辛子の辛みとが、絶妙にマッチして素敵です。
ちなみにアサリは潮干狩りでとってきた新鮮なアサリを使いました。
苦労して潮干狩りでせっせととって来た甲斐がありました(笑)
とって来たアサリは、しっかり砂抜きをしてから調理しなければ、砂まみれのパスタになってしまいますのでご注意。
ボンゴレビアンコは、貝を使ったパスタ料理なので、調理が少し難しいのではというイメージがありましたが、実際にボンゴレビアンコを作ってみましたが、予想よりも簡単に作れました。
というよりも、ペペロンチーノの調理に貝と白ワインを加えた感じだけで、とても簡単に作れました(笑)
さて、ボンゴレビアンコの撮影は、シンプルに真俯瞰とC字構図にて撮影しました。
次回はフードフォトグラフィーと呼べるように色々と装飾を加えたり、構図をしっかり作り込んで、映えるパスタの写真を撮影してみようと思います。
ホンビノス貝を使ったボンゴレビアンコ
ホンビノス貝は北米が原産の二枚貝です
Spaghetti alle Vongole in Bianco | Quahog | Pasta Recipes
ホンビノス貝を使ったボンゴレビアンコのパスタです。
ボンゴレビアンコと言えば、アサリやハマグリなどの二枚貝を使ったパスタ料理になりますが、最近では「ホンビノス貝」を使ったボンゴレビアンコも人気があります。
ちなみにこのホンビノス貝は、調理日の前日に潮干狩りで取ってきました(笑)
やはり新鮮な貝を使ったボンゴレビアンコは最高に美味しいですね。
ちなみに貝の砂抜きをするには、潮干狩り場の海水を持ち帰った海水で砂抜きをすると効率が良いですよ。
さて、ホンビノス貝の出汁たっぷりのボンゴレビアンコは、アサリやハマグリに負けず劣らず美味しいですね。
毎年潮干狩りのシーズンに調理する定番パスタとなりました。
ホンビノス貝とともにアサリも同じく取ってきますので、アサリとホンビノス貝とを使った、二種類のボンゴレビアンコの食べ比べも面白そうですね(笑)
フェットチーネで作るミートソース パスタ料理の種類
フェットチーネで作ったミートソース パスタ料理の撮り方
Fettuccine Meat Sauce | Pasta Recipes
パスタ料理のひとつ、ミートソースの撮影です。
パスタ料理としてはミートソースは定番中の定番ですね。
ちなみにミートソースとボロネーゼは、基本的に同じパスタ料理になります。
厳密にはボロネーゼとミートソースには違いがあるようですが、ボロネーゼやミートソースに決まったレシピがあるのかと問われると、自信をもって答えるのに苦慮しそうです(笑)
俗に言うブイヤベース憲章みたいなものが、ボロネーゼやミートソースにもあれば違いがはっきりしますよね(笑)
さて、今回のミートソースのパスタ料理撮影では真俯瞰でも撮影してみました。
真俯瞰での撮影は、手持ちで撮影することもありますが、俯瞰撮影用の機材があると撮影は便利になります。
まずはケンコー・トキナーから販売されている「スライディングアームII」。
「スライディングアームII」はアームを三脚の位置より、前後にスライドさせることが出来ますので、三脚より前面にカメラを固定することができるようになりますので、俯瞰での撮影が可能となります。
また、「スライディングアームII」は雲台を交換できるタイプの三脚が別途、必要になりますので、雲台の分離が可能なタイプで、雲台取付ネジ UNC1/4 の規格に沿った三脚に取り付けます。
三脚のグレードは価格帯が広いので、予算の範囲内で三脚を用意することが大切です。
雲台は好みで良いのですが、カメラのアングルを自由に決めやすい自由雲台タイプが良いかと思います。
「スライディングアームII」にはアームの逆の端にウェイトフックが装備されておりますので、カメラの転倒を防ぐように重しを吊るして(カウンターバランスをとるためのウェイト)、転倒を防ぐようにします。
以上のように、真俯瞰の撮影では「アーム」「三脚」「雲台」「重し」の四点のカメラ機材が必要になります。
真俯瞰の撮影は、料理写真ではポピュラーな構図のひとつで、レイアウト次第で素敵な料理写真が撮れますので、是非お試しください。
ラザニアをパイ皿で作る
ラザニアはシート状の平らなパスタを使った料理
Lasagna | Pasta Recipes
ラザニア(Lasagna)は、ご存知の通りイタリアが発祥のパスタ料理のひとつとなります。
平らなパスタを使うことでも有名ですよね。
シート状のパスタとボロネーゼソース(ミートソース)、ホワイトソースとを、層を作るようにして順番に重ねていき、最後にホワイトソースを重ね、その上にチーズとパン粉を散らしてオーブンで焼けばできあがりです。
濃厚なボロネーゼソースとホワイトソースの相性が抜群で、平たいパスタ特有の、もちもちとした食感も楽しめるパスタ料理になります。
今回作ったラザニアは、専用のラザニア皿をまだ所有していないので、オーブンで使える耐熱性のある円形のパイ皿を使って調理しました。
本来はラザニアは長方形の耐熱食器の方が調理には適していますよね。
盛り付けは、四角にラザニアを切り分けて小皿に盛り付けすることもありますので、今後はオーブンで使える四角い耐熱皿のバリエーションを増やして、色々なオーブン料理に対応できるようにと思います。
さて、ラザニアのパスタは「DE CECCO Lasagna Riccia n°1」(ディ・チェコ No.1ラザーニャ)を用意しました。
ディ・チェコのラザニアパスタは、両サイドの波打った形が特徴的な幅広タイプのラザニアパスタになります。
ディ・チェコのパスタシリーズは、流石は本場イタリアのメーカーだけあって、風味は抜群です。
他にもスパゲッティやペンネなどの定番パスタもラインナップされていますので、興味のある方は是非お試しください。