ペペロンチーノのレシピ パスタ料理の種類と作り方と

ペペロンチーノのレシピ ニンニク・オリーブオイル・唐辛子のパスタ

アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ

Spaghetti Aglio Olio e Peperoncino | Pasta Recipes

ペペロンチーノは、イタリアを代表するパスタ料理のひとつです。
正確には「アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ」と呼び、アーリオはニンニク、オーリオはオリーブオイル、ペペロンチーノはトウガラシを意味します。

具材はシンプルですが、オリーブオイル、ニンニク、唐辛子の旨味を堪能できるパスタ料理のひとつとなります。
調理方法もシンプルなので、手軽に作れるパスタ料理として人気があります。

また、具材にはベーコンやソーセージ、タコ、エビなど具材を追加することもありますが、基本は「オリーブオイル」「ニンニク」「赤唐辛子」の組み合わせが一般的です。

このページでは、「アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ」の基本の作り方と、ベーコンなどの具材を追加したペペロンチーノや、アヒージョオイルを使ったペペロンチーノのレシピなどを掲載しております。
皆さんのペペロンチーノ作りの一助としてご覧ください。

基本のペペロンチーノのレシピ

基本のペペロンチーノのレシピ
基本のペペロンチーノのレシピ

シンプルなパスタ料理 ペペロンチーノ

Spaghetti Aglio Olio e Peperoncino | Spaghetti

ペペロンチーノはパスタ料理の中でも人気のあるレシピになり、日本でも定番メニューのひとつとして知られております。
正確には「アーリオ・オーリオ・エ・ペペロンチーノ」というパスタ料理になります。
皆さんご存知の通り、イタリア語でAglio(アーリオ)はニンニク、Olio(オーリオ)はオリーブオイル、Peperoncino(ペペロンチーノ)はトウガラシを意味します。

Peperoncino(ペペロンチーノ)の略した呼び方では唐辛子だけを意味してしまいますので、イタリアンリストランテ(レストラン)では「スパゲッティ・アーリオ・オーリオ・エ・ペペロンチーノ」と注文しましょう。

ペペロンチーノでは、パスタは「スパゲッティ(Spaghetti)」を使うのが一般的です。
スパゲッティの太さは、1.4mm、1.6mm、1.8mm、などがあり、お好みで選ぶのが良いかと思います。
細めはソースやオイルが良く絡み食べやすい、太めではパスタの風味が感じられ食べ応えがある、と言った印象です。
下記に基本のペペロンチーノのレシピを記載しておりますので、ペペロンチーノ作りの一助としてご覧ください。

基本のペペロンチーノの作り方

Spaghetti Aglio Olio e Peperoncino Recipe

材料 2人分
スパゲッティ 200g
オリーブオイル 大さじ4
ニンニク 1片
赤唐辛子 1本
イタリアンパセリ(パセリでもOK)適量
★調味料
パスタのゆで汁 大さじ6
塩 適量
コショウ 適量

★仕上げ
イタリアンパセリ(パセリでもOK)適宜

【1】パスタ鍋を使ってパスタを茹でます。
※パスタの茹で方は、用意したパスタのパッケージを参照して好みの麺の硬さに茹で上げます。

【2】フライパンにオリーブオイル大さじ4を入れ、みじん切りにしたニンニク、輪切りにした赤唐辛子を弱火で軽く炒める。

【3】赤唐辛子の辛みは好みによりますが、辛いのが苦手な方はニンニクがうっすらきつね色になったらフライパンから赤唐辛子を取り除くと、辛みが抑えられます。

【4】ニンニクがうっすらきつね色になったら、スパゲッティの茹で汁大さじ6と、イタリアンパセリ(パセリ)のみじん切りを加え軽く混ぜる。

【5】パスタが茹で上がったらパスタ鍋の火を消し、パスタの湯をしっかり切ります。

【6】茹で終えたパスタをフライパンに加え、弱火のままでニンニクとオイルをパスタによく絡め、塩コショウで味をととのえ、火を消してフライパンを火からおろします。

【7】皿に盛り付けたパスタに、イタリアンパセリ、またはパセリを散らして出来上がりです。

※パスタの茹で加減はアルデンテを推奨します。 パスタの麺の硬さの調整は、フライパンに茹で終えたパスタを加えた後、少し炒めると麺が柔らかくなります。

ベーコン入りペペロンチーノのレシピ

ベーコン入りペペロンチーノのレシピ
ベーコン入りペペロンチーノのレシピ

ベーコンの旨味たっぷりペペロンチーノ

Spaghetti Aglio Olio e Peperoncino | Bacon

今回は、「オリーブオイル」「ニンニク」「赤唐辛子」の他に「ベーコン」を追加したペペロンチーノを作ってみました。
ベーコン入りのペペロンチーノも定番メニューとして人気があります。
とくにベーコンをすこしカリカリにして焼いたペペロンチーノは、ベーコンの風味も楽しめるレシピとなります。

また、市販されているベーコンブロックをさらに燻して作る自家製スモークベーコンを使ったペペロンチーノは、より上質なペペロンチーノになります(笑)

さすがに豚肉を燻煙して初めからベーコンを作るのは、とてもハードルが高いので、まずは市販されているベーコンブロックを用意して、小型スモーカーを使った自家製の燻製作りとして、楽しむ程度が良いかと思います。

ペペロンチーノに追加するお肉は、ベーコン以外ではソーセージの「チョリソー」を使ったペペロンチーノも定番のひとつですね。
チョリソーの辛さがペペロンチーノによく合いますので、チョリソーを使ったペペロンチーノもオススメのひとつです。
ペペロンチーノに加えるソーセージは、グリルパンを使って焼き色を付けるとより美味しくいただけます。

今回はベーコンを追加したペペロンチーノのレシピを記載しておりますので、ペペロンチーノ作りの一助としてご覧ください。

ベーコンを加えたペペロンチーノの作り方

Spaghetti Aglio Olio e Peperoncino Recipe | Bacon

材料 2人分
スパゲッティ 200g
オリーブオイル 大さじ4
ニンニク 1片
赤唐辛子 1本
ベーコンブロック 60g
イタリアンパセリ(パセリでもOK)適量
★調味料★
パスタのゆで汁 大さじ6
塩 適量
コショウ 適量

★仕上げ
イタリアンパセリ(パセリでもOK)適宜

【1】パスタ鍋を使ってパスタを茹でます。
※パスタの茹で方は、用意したパスタのパッケージを参照して好みの麺の硬さに茹で上げます。

【2】フライパンにオリーブオイル大さじ4を入れ、みじん切りにしたニンニク、輪切りにした赤唐辛子を弱火で軽く炒める。

【3】赤唐辛子の辛みは好みによりますが、辛いのが苦手な方はニンニクがうっすらきつね色になったらフライパンから赤唐辛子を取り除くと、辛みが抑えられます。

【4】ニンニクがうっすらきつね色になったら、好みの形で切ったベーコンをフライパンに加えて中火(弱め)で軽く炒め、ここでスパゲッティの茹で汁大さじ6とパセリのみじん切りを加え軽く混ぜ、ベーコンに軽く焦げ目がつく程度まで炒める。

【5】パスタが茹で上がったらパスタ鍋の火を消し、パスタの湯をしっかり切ります。

【6】弱火にして、茹で終えたパスタをフライパンに加え、ベーコンとニンニクとオイルをパスタによく絡め、塩コショウで味をととのえ、火を消してフライパンを火からおろします。

【7】皿に盛り付けたパスタに、イタリアンパセリ、またはパセリを振って出来上がりです。

※ベーコンブロックは、拍子木切り、薄切り、など好みの大きさでどうぞ。

※パスタの茹で加減はアルデンテを推奨します。 パスタの麺の硬さの調整は、フライパンに茹で終えたパスタを加えた後、少し炒めると麺が柔らかくなります。

タコのペペロンチーノのレシピ

タコのペペロンチーノのレシピ
タコのペペロンチーノのレシピ

タコの旨味たっぷりペペロンチーノ

Spaghetti Aglio Olio e Peperoncino | Octopus

写真はボイルタコ(蒸しタコ)を使ったペペロンチーノの写真です。
タコの風味とペペロンチーノのオイルとがとてもよく合います。
ペペロンチーノは、ボンゴレビアンコを代表する魚介との相性が良いので、基本のペペロンチーノにはタコやエビなどのシーフードを使ったパスタも人気があります。

または、エビやタコを使ったアヒージョの残りオイルで作るシーフードのペペロンチーノも、味わい深くて普段のペペロンチーノがより美味しくいただけます。
シーフードを使ったアヒージョの残りオイルで作るペペロンチーノは、機会があれば追記したいと思います。

茹でダコ(ボイルタコ)のペペロンチーノ

Spaghetti Aglio Olio e Peperoncino Recipe | Octopus

材料 2人分
スパゲッティ 200g
ボイルタコ(蒸しタコ) 150gから200gを目安に
オリーブオイル 大さじ4
ニンニク 1片
赤唐辛子 1本
イタリアンパセリ(パセリでもOK)適量
★調味料★
白ワイン 50ml
レモン果汁 大さじ1
バター 10g
塩 適量
コショウ 適量

★仕上げ★
イタリアンパセリ(パセリでもOK)適宜

【1】ボイルタコ(蒸しタコ) はそぎ切り、乱切りなどお好みの大きさで切っておきます。

【2】パスタ鍋を使ってパスタを茹でます。
※パスタの茹で方は、用意したパスタのパッケージを参照して好みの麺の硬さに茹で上げます。

【3】フライパンにオリーブオイル大さじ4を入れ、みじん切りにしたニンニク、輪切りにした赤唐辛子を弱火で軽く炒める。

【4】赤唐辛子の辛みは好みによりますが、辛いのが苦手な方はニンニクがうっすらきつね色になったらフライパンから赤唐辛子を取り除くと、辛みが抑えられます。

【5】ニンニクがうっすらきつね色になったら、ボイルタコ、白ワイン、イタリアンパセリ(パセリ)のみじん切りを加え、中火にして軽く混ぜてからフタをして3分程度蒸します。

【6】ボイルタコを蒸し終えたらフタを外し、バターを加え、弱火にして蒸し汁にとろみが付くまで乳化させます。
※蒸し汁を弱火で3分程度煮詰めて、余分な汁気を飛ばしてとろみを付けて乳化させます。

【7】パスタが茹で上がったらパスタ鍋の火を消し、パスタの湯をしっかり切ります。

【8】茹で終えたパスタとレモン果汁をフライパンに加え、弱火のままで蒸し汁とボイルタコをパスタによく絡め、塩コショウで味をととのえ、火を消してフライパンを火からおろします。

【9】皿に盛り付けたパスタに、イタリアンパセリ、またはパセリを散らして出来上がりです。

※パスタの茹で加減はアルデンテを推奨します。 パスタの麺の硬さの調整は、フライパンに茹で終えたパスタを加えた後、少し炒めると麺が柔らかくなります。

アヒージョの残ったオイルを使ったペペロンチーノのレシピ

アヒージョの残ったオイルを使ったペペロンチーノのレシピ
アヒージョの残ったオイルを使ったペペロンチーノのレシピ

アヒージョの残りオイルを使ってペペロンチーを作ろう

Spaghetti Aglio Olio e Peperoncino | Potato and Bacon

アヒージョで残ったオイルを使ってペペロンチーノを作りました。
残りオイルのペペロンチーノは、アヒージョの具材の香りがオイルに移りますので、より風味の良いペペロンチーノを調理することが出来ます。
アヒージョオイルは、アンチョビ、ニンニク、ベーコン、など風味豊かなオイルが特長です。

ジャガイモとベーコンのアヒージョ
ジャガイモとベーコンのアヒージョ

今回はジャガイモとベーコンのアヒージョを食べた後に、残ったオイルでパスタを作るつもりでしたので、残ったオイルをバケットにつけて食べたりはせずに、アヒージョの具材だけを食べて、オイルは残しておきました。

具材の旨味がオリーブオイルに風味を加えてくれますので、アヒージョとペペロンチーノは良い組み合わせの料理と言えます。
下記に、アヒージョの残ったオイルを使ったペペロンチーノのレシピを記載しておりますので、ご参考になれば幸いです。

アヒージョのオイルを使ったペペロンチーノの作り方

Spaghetti Aglio Olio e Peperoncino Recipe | Potatoes al Ajillo | Potato and Bacon

材料 2人分
スパゲッティ 200g
アヒージョの残りオイル 大さじ4
ニンニク 一片
赤唐辛子 1本
ベーコンブロック 60g
イタリアンパセリ(パセリでもOK)適量
★調味料★
パスタのゆで汁 大さじ6
ジャガイモ 1個
ミニトマト 5個
塩 適量
コショウ 適量

★仕上げ
イタリアンパセリ(パセリでもOK)適宜

【1】パスタ鍋を使ってパスタを茹でます。
※パスタの茹で方は、用意したパスタのパッケージを参照して好みの麺の硬さに茹で上げます。

【2】フライパンにアヒージョの残りオイル大さじ4を入れ、みじん切りにしたニンニク、輪切りにした赤唐辛子を弱火で軽く炒める。

【3】赤唐辛子の辛みは好みによりますが、辛いのが苦手な方はニンニクがうっすらきつね色になったらフライパンから赤唐辛子を取り除くと、辛みが抑えられます。

【4】ニンニクがうっすらきつね色になったら、好みの形で切ったベーコンをフライパンに加えて中火(弱め)で軽く炒め、ここでスパゲッティの茹で汁大さじ6とパセリのみじん切りを加え軽く混ぜ、ベーコンに軽く焦げ目がつく程度まで炒める。

【5】パスタが茹で上がったらパスタ鍋の火を消し、パスタの湯をしっかり切ります。

【6】弱火にして、茹で終えたパスタをフライパンに加え、ベーコンとニンニクとオイルをパスタによく絡め、塩コショウで味をととのえ、火を消してフライパンを火からおろします。

【7】別に茹でておいたジャガイモをフライパンに加え、形が崩れない程度にパスタと絡める。

【8】皿に盛り付けたパスタに半分に切ったミニトマトを添えて、イタリアンパセリ、またはパセリを振って出来上がりです。

※残ったアヒージョのオイルが足りない場合は、新しいオリーブオイルを適量足してください。

※残ったアヒージョオイルの味の濃さに応じて、味をととのえる塩コショウの分量を調整してください。

※ベーコンブロックは、拍子木切り、薄切り、など好みの大きさでどうぞ。
※茹でたジャガイモは煮崩れしやすいので、パスタを盛り付けした後に乗せるだけでも良いかと思います。

※パスタの茹で加減はアルデンテを推奨します。 パスタの麺の硬さの調整は、フライパンに茹で終えたパスタを加えた後、少し炒めると麺が柔らかくなります。


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