ポークビーンズのレシピ・作り方

ポークビーンズのレシピ・作り方 豚肉と豆とトマトの煮込み料理

手作りポークビーンズを楽しもう

Homemade Pork and Beans

一般的にポークビーンズは、名前の通り豚肉と豆とを煮込んで作るトマトソースがベースの煮込み料理になります。
アメリカではポークビーンズは定番缶詰とされており手軽に楽しめますが、家庭料理として手作りしたポークビーンズも親しまれております。
ご家庭によってポークビーンズの風味に違いはあるかと思いますが、豚肉と豆とをトマトソースで煮込む点はほぼ同じかと思います。

豆は白いんげん豆を使うことが多い印象です。
白いんげん豆はスーパーなどでも手軽に用意することができます。
下記にポークビーンズのレシピを掲載しておりますので、作り方の一助としてご覧ください。

ポークビーンズの作り方

ポークビーンズの作り方
ポークビーンズの作り方

アメリカの家庭料理の定番です

Pork and Beans Recipe

調理器具
ダッチオーブン 22センチ(キャプテンスタッグ製)
または
ル・クルーゼ ココット・ロンド 20cm
材料 4人分
ベーコンブロック 160g
白いんげん豆 200g
※キドニービーンズもオススメです。
カットトマト缶 1缶(400g)
ニンニク 1片
タマネギ 1個
オリーブオイル 大さじ1
パセリ 適量
調味料とスパイス
お湯 400ml(固形スープの素(コンソメ) 1個(5.3g)(顆粒では小さじ2)を溶かしておく)
トマトケチャップ 大さじ2
イエローマスタード 大さじ1
ブラウンシュガー 大さじ1
ローリエ 1枚
塩 少々
胡椒 少々

【1】ニンニクはみじん切り、タマネギは1cm角に切る。 ベーコンは1cm幅の短冊切りにする。

【2】鍋にオリーブオイル 大さじ1を引き、中火(弱め)にしてニンニクとタマネギを入れ、タマネギがしんなりするまで炒める。

【3】次にベーコンを加え、全体に油がまわる程度に炒める。

【4】鍋にコンソメを溶かしておいたお湯400ml、カットトマト、トマトケチャップ、イエローマスタード、ブラウンシュガー、ローリエを加え、強めの中火で沸騰したら弱めの中火にして、時々かき混ぜつつ、アクを取りながら20分ほど煮込みます。
※鋳鉄製のダッチオーブンや、ココット・ロンドなどの鋳物ホーロー鍋は、急激な温度の変化に弱いので、お湯400mlは、水ではなく必ずお湯を冷めないうちに使って下さい。

【5】汁気を切った白いんげん豆を加え、弱火で10分ほど煮込む。

【6】ローリエを取り出し、塩胡椒で味を調えて、火を消して出来上がりです。

【7】お好みで、イタリアンパセリ、または普通のパセリを散らしてお召し上がりください。

※鋳鉄製のダッチオーブンや、ココット・ロンドなどの鋳物ホーロー鍋は、急激な温度の変化に弱いので、お湯400mlは、水ではなく必ずお湯を冷めないうちに使って下さい。
※ダッチオーブンやココット・ロンド本体は、蓄熱性に優れ高温になりますので、調理中に触れて火傷をしないよう十分ご注意下さい。

ポークビーンズの料理のポイント

白いんげん豆を使った煮込み料理

Pork and Beans | Cooking

ポークビーンズのレシピのポイントは、白いんげん豆を使うところがポイントのひとつです。
白いんげん豆はスーパーなどで市販されているものを使っています。
白いんげん豆をじっくり煮込んで作ることによって、味が豆にしみ込みふっくら柔らかい食感が楽しめます。
本場のアメリカでは、白いんげん豆のほかに、キドニービーンズなどで代用して作ることも多いようです。

豚肉はベーコンブロックを使っています。
一般的なベーコンブロックは、燻製された香りと塩味とが含まれておりますので、ポークビーンズに向いています。
アメリカなどでは塩漬けされた豚肉やベーコンブロックを使用することが多いようですが、日本では塩漬けされた豚肉を用意することが難しいので、ベーコンブロックで作っています。

ポークビーンズに加える野菜はタマネギが一般的です。
タマネギは粗くみじん切りにすることもありますが、1cm角に切ると形が残りますのでお勧めです。
レシピによってはニンジンを加えたりセロリを加えることもあるようなので、野菜はお好みで加えてもよいと思います。

トマトソースには、カットトマトを使っています。
ホールトマトでも代用ができますが、カットトマトのほうが小さくカットされていますので、煮込む際にはカットトマトのほうが手間が省けると思います。
ポークビーンズのレシピによっては生トマトを使うレシピもありますが、一般的な日本の生トマトは水分を多く含んでいますので、鮮やかな赤い色に仕上げるには少し難しい点があります。

ホールトマトやカットトマトを使えば、しっかりとしたトマトの風味を生かした調理が行えますので、ポークビーンズの作り方としてはホールトマトやカットトマトなどのトマト缶を使うことをお勧めします。

ポークビーンズ作りで使っている調理器具

ポークビーンズ ル・クルーゼ ココット・ロンド 20cm
ポークビーンズ ル・クルーゼ ココット・ロンド 20cm

Pork and Beans | Le Creuset | Captain Stag | Cookware

ポークビーンズの調理には鋳鉄製のダッチオーブンやル・クルーゼのココット・ロンドなどを使って調理しています。
ダッチオーブンは、キャプテンスタッグ製の22cmのダッチオーブンを使っています。
ル・クルーゼのココット・ロンドは、サイズは20cmの鍋を使っています。

どちらの鍋も熱伝導率に優れますので、ポークビーンズなどの豆の煮込み料理には最適な鍋だと思います。
また、蓄熱性にも優れ保温性も高いので、作った料理はすぐに冷めることがないところも魅力のひとつになります。

アウトドア料理でポークビーンズを作る場合はキャプテンスタッグのダッチオーブン、自宅で作る場合はル・クルーゼのココット・ロンド、というようにシーンに応じて使い分けています。


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