日本発祥の和風サンドイッチの種類
サンドイッチを作って写真撮影を楽しもう
このページでは日本が発祥とされる和風サンドイッチの種類を基本的なレシピとともに掲載しております。
サンドイッチと言えば、イギリスやアメリカが発祥とされるサンドの種類が豊富ですが、日本発祥のサンドイッチも種類が色々あって豊富です。
その中でもコロッケサンドや焼きそばロールなどの総菜パンは、日本ではとてもポピュラーで人気があります。
またはスパゲッティロールなどは、そもそもナポリタン自体も日本発祥のパスタの種類とされておりますので、日本オリジナルな総菜パンの世界はなかなか奥が深そうです(笑)
このページではそれら日本が発祥とされるサンドイッチの種類を、基本のレシピともに料理写真の撮影も兼ねて掲載しております。
サンドイッチ作りの参考にして頂けたら幸いです。
厚焼き玉子サンド
厚焼き玉子を使った関西では定番のサンドイッチ
Japanese Egg Sandwich | Food Photography
厚焼き玉子をサンドイッチにしてみました。
出汁の効いた厚焼き玉子はサンドイッチにしても美味しいですよね。
関西、特に京都では定番サンドイッチのひとつとして人気があるようです。
関東では卵のサンドイッチと言えば、たまごサラダか、ゆで卵を使ったサンドイッチが一般的ですが、関西ではこのような厚焼き玉子を使ったサンドが一般的なようです。
さっそく厚焼き玉子を作って食パンにサンドしてみました。
レシピとしては、厚焼き玉子を好みのレシピで作りますが、卵焼き器のサイズによって厚焼き玉子の仕上がりの大きさが色々ありますので、サンドに使う食パンの大きさと相談しながら、厚焼き玉子の幅や厚みを調整しましょう(笑)
次に食パンは耳を落としてもそのままでもお好みで。
パンにはそれぞれ辛子バターを片面に塗って、グリーンリーフと厚焼き玉子を挟んで出来上がりです。
時間のある時は、出来上がったサンドをラップにくるんで少し馴染ませておくと、食べやすくもなりますよ。
オムレツサンド
Omelette Sandwich オムレツサンドイッチ | Food Photography フードフォトグラフィ
オムレツをサンドしたサンドイッチの種類です。
オムレツサンドイッチには、焼いた玉子のみのレシピもありますが、今回調理したオムレツは、挽き肉とタマネギ、ピーマン、ニンジンを炒めて卵で包みました。
味付けは塩コショウで、ブルドックソースの中濃ソースで仕上げました。
このオムレツサンドは、知人に教えて頂いたレシピになります。
挽き肉入りのオムレツを食パンで挟んだサンドイッチは、見た目でも美味しそうに見えて、食べてみると肉汁がたっぷりで、中濃ソースとの相性も良く、このようなアレンジサンドイッチがあるのかと感心した記憶があります。
サンドイッチは、先入観でレシピが限定されることもありますが、今回のオムレツサンドのように、まだ試していない色々な食材があるかもしれませんね。
きっとコロッケサンドなんかも、初めは驚きの発見があったのだろうと思います(笑)
その国々で人気のある料理をサンドするような、特色のあるサンドイッチのレシピが国内はもとより世界にはたくさんありますので、まだ食べたことの無いサンドイッチを発見する喜びは楽しい物ですね(笑)
コロッケサンド
コロッケを挟んだトーストサンド
Croquette Sand | Food Photography
デジタル一眼レフカメラ に マクロレンズ を使用して撮影した、コロッケサンドの料理写真です。
コロッケサンドとは、コロッケを食パンにてサンドした総菜パンの種類になります。
コロッケサンドのレシピは、二枚の食パンの内側に辛子バターを塗り、千切りキャベツを下に、その上にコロッケを乗せてたっぷりソースをかけ、二枚の食パンで挟めば出来上がりです。
コロッケサンドのコロッケは、手作りでもよし、総菜コロッケでもよし、またはコンビニで販売されているコロッケをサンドすれば、何時でも簡単にコロッケサンドが作れます(笑)
ちなみにかもめ食堂の「コロッケサンド」、Pasco「超塾」のCMも懐かしいですね。
主人公のサチエさんの作るコロッケサンドが素朴でとても美味しそうでしたね(笑)
千切りにしたキャベツとコロッケの愛称は抜群ですね。
コロッケにかけるソースは、少し多めにかけた方が、ソースの味がしっかり出ますので、サンドイッチにする場合は普段よりもソースは多めがおススメです。
さて、今回のコロッケサンドの撮影はシンプルに撮影しました。
ひとつ気を配った点は、コロッケサンドを綺麗に半分にカットしたことです。
せっかく作ったサンドも、切り口が崩れてしまっては台無しになってしまいますので、フードフォトグラフィーとしては、サンドイッチを綺麗にカットできるように練習することも大事です。
ハムときゅうりのサンドイッチ
Ham and Cucumber Sandwich
具材にロースハムときゅうりとをサンドしたサンドイッチです。
これらの組み合わせは日本が発祥のサンドイッチのように思えますが、投稿時に確かな情報が見つからなかったので、とりあえず日本のサンドイッチとして掲載しております。
写真は、8枚切りのパンに細切りしたキュウリとロースハム二枚をサンドしています。
パンには辛子バターを適量塗って、きゅうりにはマヨネーズを適量塗っています。
シンプルなサンドイッチですがとても人気のあるサンドイッチの種類だと思います。
ハムの旨味とキュウリの食感が楽しめるサンドイッチですね。
ビーフカツサンド
牛ヒレ肉のサンドイッチ
Beef Katsu Sandwich ビーフカツサンド | Food Photography フードフォトグラフィ
デジタル一眼レフカメラ に マクロレンズ を使用して撮影した、ビーフカツサンド(牛ヒレ肉のサンドイッチ)の料理写真です。
盛り付けに使用したお皿はニトリで用意した物で、サンドにはピクルスを添えてみました。
ビーフカツサンドは、牛フィレ肉に衣をつけて揚げたビーフカツを挟んだサンドイッチの種類になります。
ちなみに「ビーフカツ」は、「とんかつ」と同じく日本が発祥になります。
牛ヒレ肉は、値が張る牛肉の部位になりますので、ビーフカツレツに調理してサンドしたビーフカツサンドは、ローストビーフサンドと並び、人気のあるサンドイッチの種類のひとつとなります。
さて、今回は牛ヒレ肉を用意出来ましたので、早速ビーフカツレツにしてサンドしてみました。
普段はスーパーなどではあまりみかけない牛フィレ肉ですが、精肉店で購入することも出来ます。
精肉店では流石にお肉の専門店ですので、いろいろな部位のお肉が販売されておりなかなか興味深いですね。
さて、ビーフカツサンドは牛ヒレ肉の切った断面の焼き加減が大事ですよね。
揚げ加減は当然ミディアムレアです。
ビーフカツレツの調理は普段よりも緊張しました(笑)
ビーフカツレツの撮影も取りあえず済みましたので、次回は同じ牛フィレ肉でも、カツレツのように油で揚げるのではなく、フライパンで焼くステーキサンドの撮影にも挑んでみようと思います。
ビーフカツサンドの撮影ですが、二枚目の真俯瞰での撮影は、料理を覗き込むようなカメラアングルで手持ちにて撮影しました。
今回の真俯瞰での撮影では、内臓ストロボの直射になりますので、テーブルと皿が、ストロボ光を強く反射してしまい、少し白飛びを起こしてしまいました。
真俯瞰での料理の撮影では、内臓ストロボの場合、どうしても料理に直射してしまいますので、ストロボ光による白飛びが発生しやすくなります。
ストロボ光の直射による白飛びを防ぐには、やはりバウンス撮影が必要になりますので、次回は真俯瞰でのバウンス撮影の方法についてを記載予定となります。
豚の角煮のサンドイッチ
Kakuni Sandwich Recipe
豚の角煮を使ったサンドイッチです。
豚の角煮と言えばご飯と頂くことが一般的ですが、角煮の深い味わいはサンドイッチでも美味しくいただけます。
角煮を多めに作り置きして、ご飯以外にもサンドイッチで食べることもおすすめです。
材料 1人分 |
---|
食パン 8枚切り 2枚 豚の角煮 5cm角 1個 チェダーチーズ1枚(生で食べられるものを使う) キャベツ 適量 |
★調味料★ バター 適量 マヨネーズ 適量 イエローマスタード 適量 ★付け合わせ★ ミニトマト 適宜 |
角煮サンドのレシピ
【1】角煮は1cm程度の厚さで切る。 キャベツは千切り。
※角煮は崩れやすいため、切りやすい大きさで切っても大丈夫。
【2】食パンは両面にバターを薄く塗って、フライパンで両面に焼き色を付ける。
【3】バットに焼いた食パンを乗せ、イエローマスタードを塗り、千切りキャベツ、角煮の順にのせ、マヨネーズを適量塗る。
【4】最後にチェダーチーズ(生で食べられるものを使う)をのせて、残りの食パンをかぶせて出来上がりです。
※出来上がった角煮サンドをラップでしばらく包んでおくと、パンと具材とが馴染み、切りやすくなります。
※マヨネーズが苦手な方は、マヨネーズは無しで、塩胡椒を千切りキャベツに適量、代わりにふって代用できます。
ポテトサラダサンド
ポテトサラダを使ったサンドイッチ
Potato Salad Sandwich | Food Photography
ポテトサラダを挟んだサンドイッチの種類です。
野菜が主役のサンドイッチの中でも、特に人気のある種類ですね。
ポテトサラダは、世界で親しまれているサラダの種類のひとつで、コールスローと並んで人気があります。
ポテトサラダの本場ドイツでは、茹でたジャガイモをあまり崩さずに和えるレシピが主流で、日本でもジャガイモの形をあまり崩さないポテトサラダが人気です。
ポテトサラダはロシアが発祥との説が有力とされており、日本発祥のサラダの種類ではありませんが、ポテトサラダを使ったサンドイッチの発祥はどこの国か、いろいろと調べてはみたのですが、「japanese potato salad sandwich」で、検索候補がヒットすることもありましたので、おそらくポテトサラダサンドイッチは日本が発祥だと考えられます。
そのため、日本のサンドイッチのカテゴリーに掲載しております。
また、世界にはポテサラのレシピがたくさんあります。
アメリカ風であったりドイツ風であったり、その国々によってポテサラの風味が変わってきますので、世界のポテサラを食べ比べできるようなレストランがあると楽しいですね(笑)
焼きそばパン
焼きそばを挟んだサンドイッチ
Yakisobapan 焼きそばパン | Food Photography フードフォトグラフィ
デジタル一眼レフカメラ に マクロレンズ を使用して撮影した、焼きそばパンの料理写真です。
焼きそばパンは、その名の通り焼きそばをサンドした日本発祥のサンドイッチのことを言います。
正確には焼きそばをドッグロールに挟んだタイプの焼きそばパンが、最も広く親しまれております。
焼きそばパンの種類としては他に、サンドイッチのようにしてサンドされた焼きそばパンもあります。
最近では、オープンサンドの人気が高まっておりますので、オープンサンドタイプの焼きそばパンも、なかなか興味深い所です(笑)
さて、今回の焼きそばパンの撮影はシンプルに撮影しました。
全て手持ち撮影で、ストロボは内臓ストロボを使って撮影しました。
たまには手軽に撮影するサンドの撮影も、肩の力が抜けて楽しいですね。
次回はしっかり構図を作り上げて、ドッグロールに挟んだタイプの、スタンダードな焼きそばパンの撮影を予定しております。
スタンダードな焼きそばパンの調理のついでに、ナポリタンロールも作る予定です。
さて、ここでひとつネーミングなのですが、焼きそばパンは正確には「焼きそばロール」と呼ばれております。
「焼きそばロール」が商品名なのに、「焼きそばパン」の呼び名の方が親しまれている場合が多いのは何故でしょうね(笑)
ちなみにナポリタンを挟んだ調理パンは、ナポリタンロールと呼ばれています。
こちらはこちらで「ナポリタンドッグ」とも「スパゲッティパン」とも呼ばれることもあります。
調理パンの正しい呼び方って、色々あって難しい所ですね(笑)
ゆで卵のサンドイッチ
ゆで卵を贅沢に使ったサンドイッチ
Boiled Egg Sandwich | Sandwiches
ゆで卵を豪快に使ったサンドイッチの種類です。
ゆで卵を使ったサンドイッチは、タマゴサラダのサンドイッチと同様に、日本が発祥かどうかを調べることは難しいのですが、このようなゆで卵を使ったサンドイッチは、おそらく日本オリジナルのサンドイッチのスタイルだと思います。
健康のために、ゆで卵は一日一個と昔から言われておりますが、正確には何個まで食べられるのでしょうかね(笑)
具材は、ゆで卵とたまごサラダのふたつを使っています。
レシピとしては、8枚切りの食パンの内側に辛子バターを塗り、卵サラダを適量塗ります。
次に、ボイルしたゆで卵を縦方向で半分に切り、塩を適量振り、卵サラダの上に崩れないように丁寧に重ねていきます。
もう一枚の食パンにも、辛子バターと卵サラダを塗って、ゆで卵の上に被せます。
最後にワックスペーパーかラップで強めに包んで、サンドを馴染ませて出来上がりです。
サンドイッチを綺麗にカットするコツは、ワックスペーパで包むか、ラップでくるんでサンドイッチを馴染ませてから切るようにすると、サンドの断面が綺麗に切れますので、ワックスペーパーで包むか、ラップでくるんでからサンドイッチを切るようにしましょう。
たまごロールサンド
たまごサラダをホットドッグロールに挟んだサンド
Egg Salad Rolls たまごロールサンド | Food Photography フードフォトグラフィ
たまごロールサンドは、誰もが大好きな定番ロールのひとつです。
たまごサラダロールと呼ぶこともありますね。
たまごロールサンドは日本が発祥かは断言が難しい所ですが、ホットドッグロールに挟むスタイルのたまごロールサンドは、たぶん日本独自のレシピだと思います。
また、ホットドッグロールを使ったパン料理は、サンドイッチのジャンルに入るかどうかはいろいろと意見が分かれる所ですが、パンに具材を挟むレシピとしてはコンセプトが同じなので、この項ではサンドイッチの仲間として掲載しています。
たまごロールサンドのレシピとしては、ホットドッグロールにたまごサラダを挟んで、パセリの葉を乗せれば完成の簡単料理です。
作り方はこんなに簡単ですが、とても味わい深くて美味しいですよね(笑)
筆者の場合は、ホットドッグを作る時に、余ったロールパンを使ってたまごロールサンドを作ることが多いですね。
メインで作るパン料理ではなくて、ホットドッグの調理ついでにアレンジとして作ることが多いです。
たまごサラダのレシピは、ゆで卵をつぶしてマヨネーズと塩コショウで和える、が基本的なレシピになりますが、刻みピクルスを加えたり、ツナや刻んだタマネギを加えるアメリカンなアレンジレシピも人気があります。
また、食パンでサンドするたまごのサンドイッチも、やはり定番のサンドイッチですよね。
たまごサンドは、つぶした卵をマヨネーズなどで和えた、たまごサラダサンドが定番ですが、スライスしたゆで卵をサンドするタマゴサンドもなかなか美味しいですよ。
特に半分にカットした半熟卵を使った半熟卵サンドは、贅沢サンドイッチの部類に入りますね(笑)
さて、たまごロールサンドの撮影ですが、たまごサラダは毎回きまって白飛びを起こしますね(笑)
白飛びとは、撮影した被写体が光を強く反射して明るく写りすぎてしまい、白っぽく写ってしまう現象のことを言います。
たまごサラダの白飛びを防ぐには、ストロボ光を直射せずにバウンス撮影を行うことで白飛びを軽減できます。
今回は、内臓ストロボを使って撮影をしてしまいましたので、やはりたまごサラダは白飛びを起こしてしまいました。
これほど白飛びを起こしやすい食材は、ゆで卵料理以外あまり記憶に無いと言っても良いかと(笑)
機会を見つけて、白飛びを防ぐたまごサラダのバウンス撮影の試し撮りを、あらためて行ってみようと計画中です。
ナポリタンロール
スパゲティナポリタンを挟んだサンドイッチ
Spaghetti Napolitan Sand | Food Photography
ナポリタンロールは名前の通り、スパゲッティナポリタンをドッグロールでサンドした総菜パンのひとつです。
たまごロールや焼きそばロール(焼きそばパン)と同様に日本発祥とされています。
レシピとしては、ドッグロールにバターを薄く塗って、ナポリタンを適量挟んで出来上がりです。
仕上げにパセリを乗せると彩りも良くなります。
さて、ナポリタンは誰もが好きなパスタのひとつだと思います。
パスタには、「ミートソース」「カルボナーラ」「ペペロンチーノ」など種類が豊富にありますが、ドッグロールに挟むなら断然「スパゲティナポリタン」ですよね(笑)
なぜかドッグロールとナポリタンは相性が抜群です。
焼きそばロール
ソース焼きそばを挟んだサンドイッチ
Yakisoba Rolls 焼きそばロール | Food Photography フードフォトグラフィ
焼きそばロールは、昔から愛されている日本独自の調理パンのひとつです。
焼きそばロールよりも、焼きそばパンという呼び方に親しまれている方も多いと思います。
焼きそばロールは、ホットドッグロールやバターロールにソース焼きそばを挟むだけのシンプルな調理パンです。
レシピとしては、普段作っているソース焼きそばを、パンに挟むだけですが、食べやすいように麺を少し短く切ったり、キャベツやニンジンなどの具材も細切りにしたりと、ひと口ひと口食べやすいように調理に工夫を加えることも、焼きそばロールには大切です。
パンに焼きそばを挟んだら、後は青のりを振りかけて、お好みで刻んだ紅しょうがを乗せれば完成です。
また、普段単体で食べているソース焼きそばよりも、味付けを少し濃くすると、パンの風味に負けずに、焼きそばのソースの味が際立ち美味しくなります。
さて、焼きそばロールもナポリタンロールと並んで、日本では昔から親しまれている調理パンになります。
こんなにロングセラーな調理パンって珍しいですよね(笑)
今ではB級グルメなんて呼び方がありますが、まさにB級グルメを代表するパン料理のひとつと言えます。
または焼きそばパンは、日本発祥のファストフードとも言えますね。