アメリカ発祥のサンドイッチの種類
サンドイッチ作りを楽しもう
「サンドイッチの種類と基本のレシピと アメリカ編」のページでは、アメリカ大陸発のサンドイッチの種類を、現地のレシピを参考にしながら調理して、出来上がったサンドイッチの写真撮影をしながら掲載しております。
例えばアメリカと言えば「アメリカンクラブサンドイッチ」はとても有名ですよね。
またはBLTサンド(ベーコン、レタス、トマト)も北米に限らず世界の定番のサンドとして人気があります。
そしてサンドイッチの仲間として、アメリカ食文化ならではのハンバーガーも外すことはできませんね。
このページではアメリカが発祥とされるサンドイッチの種類を、基本のレシピや現地のアレンジレシピを参考にしながらひとつずつ調理し、出来上がったサンドイッチを綺麗に盛り付け、趣味のフードフォトグラフィーも兼ねて、撮影した料理写真を掲載しております。
アメリカンクラブハウスサンド
アメリカンなボリュームたっぷりサンド
American Clubhouse Sandwich | Food Photography
アメリカンクラブハウスサンドの料理写真です。
アメリカンクラブハウスサンドの具材は、ロティサリーチキン、ベーコン、目玉焼き、チーズ、トマト、レタス、マヨネーズ、トマトケチャップ、マスタード、バターで仕上げました。
厳密なクラブハウスサンドとは、ターキー、またはローストチキン、ベーコン、目玉焼きなども挟むのが定番とされていますが、ご自分の好みの具材を挟めばよいと思います(笑)
クラブハウスサンドとは、一般的に食パンを3枚重ねて具材をサンドしたサンドイッチのことを言います。
最近ではクラブハウスサンドは、レストランはもちろん個人でも好みの具材の組み合わせで楽しんでおられると思います。
お肉、お野菜、目玉焼き、などをたくさん挟んで、ボリュームあるクラブハウスサンドの組み合わせを楽しめばOK(笑)
食パンも3枚使用しますから、とても食べ応えがあってまさに気分はアメリカンスタイルですね。
エルビスサンド
ピーナツバター ブルーベリージャム カリカリベーコンを挟んだサンド
Fool’s gold loaf フールズ ゴールド ローフ | Food Photography
エルヴィス・プレスリーが愛したサンドイッチが、NHKの料理番組「グレーテルのかまど」で紹介されていました。
エルビスサンド、正確には「Fool’s Gold Loaf(フールズ ゴールド ローフ)」と呼ばれているサンドイッチになります。
レシピは簡単に説明すると、フランスパンにピーナツバターとブルーベリージャム、そしてカリカリベーコンを挟んだサンドになります。
ん?ベーコンとピーナツバター? ベーコンとブルーベリージャム?
みたいな感じでクエスチョンマークが付くこと多しですよね(笑)
ピーナツバターとブルーベリージャムって合うの?
そしてピーナツバターとカリカリベーコンって合うの?
そしてブルーベリージャムとカリカリベーコンって合うの?
という具合に素材の組み合わせの風味が想像できませんよね(笑)
私も初めは疑ってましたよ、エルビスサンドを(笑)
しかし「グレーテルのかまど」で紹介されるほどのサンドイッチならばと、半信半疑な気持ちのままで実際にエルビスサンドを作ってみました。
パンは、フランスパンや食パンが無かったので、余っていたホットドッグロールを使いました。
作ってみた結果、美味しい(笑)ピーナツバターとカリカリベーコン合う!!
ブルーベリージャムとカリカリベーコン合う!!
エルヴィス・プレスリーが好んで食べていたサンドイッチを、疑っていた自分が恥ずかしくなりました(笑)
いやー、サンドイッチの世界は広いですね。 そしてサンドイッチのアレンジレシピは奥が深い。
アメリカには私の知らないサンドイッチのアレンジレシピが、まだまだたくさん有りそうです。
「グレーテルのかまど」ではフルーツサンドの紹介もされていました。
次回は見た目でも美味しそうなフルーツサンド作りも挑戦してみたくなりました。
ステーキサンド
厚切りステーキ肉を使ったサンドイッチ
Steak Sandwich ステーキサンドイッチ | Food Photography フードフォトグラフィー
今回は豪華にステーキ肉をサンドイッチにしてみました。
ステーキ肉を使ったサンドイッチは、お肉を細切り、または薄く切って食べやすくしたサンドイッチが定番ですが、ボリューム感のある厚切りのステーキを使ったサンドも食べ応えがあります。
今回調理したお肉の種類は、正確には牛ヒレ肉です。
レシピとしては、バターで炒めたタマネギとレタスの葉を、塩コショウで味付けしたステーキ肉とともにサンドしました。
牛ヒレを使ったビーフカツサンドは以前に作ったことがありますが、ステーキサンドは初めてでしたので、調理は楽しかったですね(笑)
少々お高い牛肉を使ったサンドでしたので、調理の失敗は許されません(笑)
気を使った点は、何と言ってもステーキの焼き加減ですね。
焼き加減はミディアムレアで仕上げました。
ステーキの調理では、毎回焼き加減が安定しないことも多かったのですが、
今回はかなり慎重に焼いたせいか、丁度良くミディアムレアで焼けました(笑)
ステーキの焼き方としては、グリルパンを使って焼くとお肉に綺麗に焼き目を付けて焼くことが出来ますので、ステーキの焼き方についてはグリルパンのカテゴリーにて掲載予定です。
ステーキの味付けは、塩胡椒で焼いた後、サンドするときに少し焼肉ソースをかけてサンドしました。
食べてみるとやはりステーキらしく、食べ応えがありがっつり食べられる印象ですね。
ステーキサンドは、あまり調理する機会がありませんでしたが、手頃なステーキ肉が手に入ったら、ステーキサンドウィッチをアレンジして色々レシピを楽しんでみようと思います。
ツナサンドイッチ
ツナ缶を使ったサンドイッチ
Tuna Sandwich
ツナ缶を使って作ったツナサンドイッチです。
具材にツナを挟んだサンドイッチは、たくさんの国々で親しまれていますが、アメリカでは朝食メニューなどでとても人気がありますので、アメリカのカテゴリーで掲載しました。
ツナを使ったサンドイッチとしては、ツナメルトサンドイッチも有名です。
ツナメルトサンドイッチは、一般的にはツナとチーズを挟んで、ホットサンドにしたサンドイッチのことを言います。
ツナサンドイッチのレシピ
Tuna Sandwich Recipe
★★★材料 1人分★★★ |
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食パン 8枚切り 2枚 バター 適量 リーフレタス 2枚 |
★ツナサラダ★ ツナ缶 小 2個 赤タマネギ 1/2個 レリッシュ 大さじ1 マヨネーズ 大さじ2と1/2 イエローマスタード 大さじ1/2 レモン汁 小さじ1/2 塩 少々 胡椒 少々 |
【1】ツナはしっかり水気を切ります。 レタスは洗ってキッチンペーパーを使って水気を取ります。 赤タマネギはみじん切りにします。
【2】ボウルにツナサラダの材料をすべて入れ、混ぜ合わせます。
【3】食パンは片面に2枚分、バターを薄く塗っておきます。
【4】食パンのバターを塗った面に、レタスを乗せて、その上にツナサラダを広げるように乗せます。
【5】残りのバターを塗った面を下にして、ツナサラダの上にかぶせます。
【6】食べやすいように、お好みで2等分や4等分に切り分けてお召し上がりください。
※出来上がったツナサンドをラップでしばらく包んでおくと、パンと具材とが馴染み、切りやすくなります。
※ツナサラダの水分が多すぎると、パンに水分が移ってしまい風味が損なわれることがありますのでご注意。
モンティクリストサンドイッチ
ハムとチーズをフレンチトーストで挟んだサンド
Monte Cristo Sandwich モンティクリストサンドイッチ | Food Photography フードフォトグラフィ
モンティクリストサンドイッチは、略してモンテクリストとも呼ばれています。
ハムとチーズをフレンチトーストでサンドして、メープルシロップをかけて出来上がりの朝食でよく食べられるサンドです。
フレンチトーストとメープルシロップの甘みと、ハムとチーズの塩味とのバランスが良く、甘じょっぱい味が絶妙で、何度も食べたくなる魅力が、モンティクリストサンドイッチにはありますね。
モンティクリストサンドイッチの名前の由来は、小説の巌窟王、モンテ・クリスト伯に由来するみたいですが、サンドイッチとの関係までは、調べてみましたがよく解りませんでした。
発祥は、アメリカかカナダのどちらかのようですが、ハッキリしたデータが見つからないため、北米としました。
さて、モンティクリストサンドイッチの調理は、難しい部類の調理になると思います。
フレンチトーストは、レシピとしては牛乳に食パンを浸して、バターを溶かしたフライパンで焼くと言った流れのレシピになりますが、ミルクに食パンを浸す時間や、牛乳を吸い込んだ柔らかい食パンを、上手にフライパンで焼いて焦げ目を上手く付ける調理は、結構慣れが必要だったりします。
まずは、フレンチトーストの調理に慣れてから、モンティクリストサンドイッチを作ることをお勧めします。
さて、モンティクリストサンドイッチの撮影ですが、メープルシロップの垂れ具合を計算して撮影を行うことが大事です。
ホットケーキなどのパンケーキの撮影でも同様に、メープルシロップは、美しく垂れている瞬間を撮影することが肝要です。
かけた直後も、だらだらになってしまった時も、シャッターチャンスではありません。
メープルシロップがいかに美しく食材から垂れてくれるかは、運要素もありますが、盛り付けは一発勝負なので、事前に構図やカメラのアングルは決めておくことが大切です。
場合によってはシロップをかける前に試し撮りを行って、写真の仕上がりを確認しておく必要もあります。
いよいよ配膳と撮影の準備が整ったら、メープルシロップの出番です。
美しい垂れ具合を想像しながらメープルシロップをかけていきましょう(笑)
食パンで作るスペアリブサンド
スペアリブサンドイッチのレシピ
スペアリブを使ったサンドイッチの具材
食パン二枚
コールスロー
スペアリブ(骨から肉を外しておく)
チェダーチーズ(生で食べられるものを使う)
スペアリブを使ってリブサンドを作る
BBQ Spare Rib Sandwich | Food Photography
スキレットで作ったスペアリブは、肉を骨から外してサンドイッチにしても美味しいですよ。
スペアリブで作るサンドイッチは、食べ応え抜群でコールスローとの相性も抜群です。
レシピとしては、スペアリブは骨から肉を外して、お肉は好みで食べやすい大きさに切ります。
好みの大きさで切った肉は、バットに入れて好みのBBQソースを絡めておきます。
次に挟むコールスローを作っておきます。
コールスローにも同様に、好みのドレッシングを和えておきます。
ドレッシングはかけすぎるとパンに水分が多く移ってしまうので、ドレッシングは少なめが基本です。
コールスローはキャベツの他に千切りの人参も加えて彩りを良くするようにしています。
食パンの片面にはそれぞれ辛子バターを塗ります。
具材を挟む順番は、辛子バターを塗った面に、コールスロー、肉、チェダーチーズ(生で食べられるものを使う)の順番に具材を乗せて行き、最後に辛子バターを塗った面をサンドして出来上がりです。
バゲットで作るスペアリブサンド
スペアリブを使ってリブサンドを作る
BBQ Spare Rib Sandwich | Food Photography
バゲットで作ったスペアリブのサンドイッチです。
スペアリブは骨からお肉を外しておけば、お肉を使ったサンドイッチが楽しめます。
スペアリブはアメリカ発祥の料理ということで、ハラペーニョのピクルスを使ってスパイシーなスペアリブサンドにしました。
ハラペーニョは原産地はメキシコが有名ですが、アメリカでもハラペーニョを使った料理はとても人気があります。
新鮮なハラペーニョは、ピクルスにして保存することも出来ますので、サンドイッチやピザにトッピングを追加することもおすすめです。
スペアリブを使ったサンドイッチは、食パンを使って調理をしたことはありますが、バゲットで作るサンドイッチも美味しいですね。
バゲットで作るサンドイッチは、食パンに比べて食べ応えもありますので、バゲットサンドもおすすめするサンドイッチのひとつです。
バゲットで作るスペアリブサンドのレシピを下記に記載しておりますので、宜しければご覧ください。
バゲットで作るスペアリブサンドのレシピ
材料 1人分 |
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バゲット(フランスパン)20cmほど スペアリブ 2本(骨から肉を外しておく) タマネギ 適量 キュウリのピクルス 1本 ハラペーニョのピクルス 1本 |
—調味料— バター 適量 マヨネーズ 適量 マスタード 適量 BBQソース 適量 —付け合わせ— キュウリのピクルス 2本 ミニトマト 2個 |
バゲットを使ったスペアリブサンドの作り方
Spare Rib Sandwich | Jalapeno
【1】スペアリブは骨からお肉を外しておく。
【2】キュウリのピクルスはスライス、タマネギは粗みじん切り、ハラペーニョのピクルスは輪切りにしておきます。
【3】バゲットに切り込みを入れ、バターを薄く塗り、下側にはさらにマスタードを重ねて塗る。
【4】骨から外したスペアリブのお肉をバゲットに挟み、BBQソースを適量塗る。
【5】スライスしたキュウリのピクルス、粗みじん切りにしたタマネギ、輪切りにしたハラペーニョのピクルスをのせて、マヨネーズを適量かけて出来上がりです。
※バゲットは切り込みを入れすぎると二つに分かれてしまいますので、程よく切り込みを入れる。
※バゲットはあらかじめトーストしておくと、少しかたくなりますが香ばしさが加わり風味が増します。
※ハラペーニョのピクルスは辛さが特徴になりますので、乗せる分量はお好みで調整して下さい。
プルドポークバーガー
プルドポークバーガーのレシピ
プルドポークとコールスローの具材
豚肩ロース(ブロック)に、レッドペパー、ブラックペパー、パプリカパウダー、岩塩、ブラウンシュガー、などを適量刷り込み、ダッチオーブンでじっくり煮込む。
最後にほぐしたお肉にバーベキューソースをあえて出来上がりです。
コールスローは、キャベツとアーリーレッド、ニンジンの千切りです。
プルドポークとコールスローのバーガー
Pulled Pork Burger | Coleslaw | Sandwiches
プルドポークとは、豚かたまり肉(肩ロース)をロースト、または煮込んで作る豚肉料理のことを言います。
アメリカにおけるBBQ(バーベキュー)の三大料理のひとつとされ、柔らかくなるまでじっくり大型スモーカーで燻製したり、鍋を使って煮込んで作ることもでき、調理した豚肉をほぐして食べるBBQ(バーベキュー)料理になります。
ほぐした豚肉には、お好みのバーベキューソースを絡めて頂きます。
プルドポークを使ったハンバーガーは、アメリカでは定番バーガーのひとつになり、コールスローとともにバンズに挟む食べ方が人気です。
ハンバーガー、またはバーガーはサンドイッチの部類に入るのかと言う議論もありますが、サンドイッチと同様に、具材をパンで挟む料理になりますので、サンドイッチの種類のひとつとして紹介しています。
写真のプルドポークはダッチオーブンを使ってじっくり煮込んで調理しました。
本場アメリカのプルドポークは、キャンプ場などで大型スモーカーを使い、時間をかけて燻製しながら作ることが一般的ですが、ダッチオーブンや圧力鍋、または普通の鍋で煮込んで作ることも出来ますので、ご家庭では鍋を使って煮込んで作ることが一般的なレシピになります。
プルドポークとコールスローは非常に相性が良いですね。
コールスロー(Coleslaw)とはいってもアメリカのコールスローはレシピが豊富で、代々受け継がれていく家庭料理のひとつとされています。
セロリーシードやキャラウェイシードを入れたコールスローは、定番のコールスローのひとつとされていて、本場のアメリカでは人気があります。
ローストチキンサンドイッチのレシピ
Roast Chicken Sandwich
ローストチキンを使ったサンドイッチのレシピです。
ローストチキンは、市販の物を使っても、オーブンで焼いた自家製のローストチキンでもお好みで。
骨付き鶏もも肉の場合は、骨からお肉を外せばサンドイッチにして食べることもできます。
鶏もも肉1枚を使ったローストチキンの場合は、食べやすい大きさに切ったチキンをサンドするとよいでしょう。
ローストチキンサンドは、ローストチキンを手軽にサンドイッチにして食べることができますのでお勧めの食べ方のひとつです。
とくに自家製のローストチキンは、スパイスやハーブバターの組み合わせで好みの風味に仕上げることもできますのでお勧めです。
ローストチキンサンドの作り方
Roast Chicken Sandwich Recipe
★材料 1人分★ |
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食パン 8枚切り 2枚(トーストしておく) ローストチキン 適量 トマト 輪切り2枚 ロメインレタス 1枚(普通のレタスでも代用できます) チェダーチーズ 1枚(生で食べられるものを使う) —調味料— バター 適量 トマトケチャップ 適量 イエローマスタード 適量 マヨネーズ 適量 塩 ひとつまみ |
★重ねる順番★ |
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食パン(上) バター チェダーチーズ トマトケチャップ イエローマスタード チキン マヨネーズ 塩 トマト ロメインレタス バター 食パン(下) |
【1】下の食パンにバターを塗り、ロメインレタス、トマトを乗せ、塩を振り、マヨネーズを塗る。
【2】マヨネーズの上にチキンを乗せて、イエローマスタード、トマトケチャップを塗る。
【3】チェダーチーズを乗せる。
【4】上の食パンにバターを塗り、チェダーチーズの上にかぶせて、出来上がりです。 お好みの大きさに切ってお召し上がりください。