「LODGE」のキャストアイアンスキレット
ロッジ製の鋳鉄製のフライパン
さて、キャストアイアン調理器具と言えばスキレットやダッチオーブンですね。
そしてキャストアイアンメーカーと言えば何と言っても本場の「LODGE」(ロッジ)が有名です。
「LODGE」(ロッジ)のブランドは、アメリカのサウス ピッツバーグで、ジョセフ ロッジの手によって誕生しました。
「LODGE」のキャストアイアン調理器具は、創業120年の歴史があり、世界中のキッチン料理からアウトドア料理まで、幅広く親しまれております。
特にアメリカ本土では、西部開拓時代に入植したオランダ人が持ち込んだ鉄鍋が始まりだという話は有名です。
開拓時代におけるアウトドア料理では、ひとつのダッチオーブンでパンを焼いたり煮込み料理を作ったり、鍋ひとつでたくさんの調理ができる鋳鉄製の鍋は、大変便利だとされて一気にアメリカ全土に普及して行ったそうです。
そしてスキレットは、鋳鉄製のフライパンとして、パンケーキはもちろんステーキも美味しく焼くことが出来ますので、アメリカ人のライフスタイルにマッチして、ダッチオーブンとともに一家に一枚の勢いで欠かせない調理器具のひとつとなりました。
調理の際には、素材への火の当たり加減が柔らかく、弱火でじっくりむらなく加熱することができ、温度がフライパン全体に均等に伝わりやすいです。
尚且つ保温性に優れ、スキレットごと食卓に並べれば、熱々のまま料理をいただくことも出来る優れた調理器具になります。
また、スキレットカバーには耳が付いておりますので、スキレット本体に被せるとぴったりと被せることができ、密閉されますので、圧力鍋とはいきませんが、鋳鉄製の重たい蓋を被せれば、ある程度の圧力がかかりますので、硬い素材を柔らかく調理できます。
そして、最近では自宅で作れるキャンプ飯としても、スキレット料理は人気があります。
このページでは、「スキレット料理の種類と基本のレシピと」のコンセプトのもと、スキレットを使って実際に家庭やアウトドアで調理をして撮影をした、スキレット料理の種類と基本のレシピとを、カテゴリーに分けて掲載しております。
自宅でもキャンプ場でも、手軽に作れるスキレット料理の種類と基本のレシピが多いので、自宅でも気軽にキャンプ飯が楽しめますよ。
石焼ビビンバをスキレットで作る
スキレットビビンバ 自宅で石焼料理
Bibimbap | Lodge Cast Iron Skillet
LODGE(ロッジ)製の 8インチ スキレット を使って焼いた石焼ビビンバの料理写真です。
正確には石鍋ではなく、鋳鉄製フライパンのスキレットを使ってビビンバを調理していますので、スキレットビビンバというのが正解かもしれません。
まあ、器が石でも鋳鉄製でもそれほど大きな違いは無いと思われ、石で焼くか、鉄で焼くかの違いだけな気もしますがどうでしょう(笑)
さて、スキレットで作る石焼ビビンバのレシピは、特に難しいことはありません。
市販されておりますビビンバセット(ナムルのセット)を用意すれば、食材は揃ったと言えます。
ビビンバセットにお肉が付いていなければ、お肉も買い足しておきましょう。
後はスキレットにご飯とナムルのセットを盛り付けて、弱火で好みの焼き加減まで調理すれば出来上がりです。
ご飯のおこげの具合は、焼きながら確認しつつ行うようにします。
フライ返しを使って、スキレットとご飯の間に挿し込めば焼き加減を確認できます。
さて、石焼ビビンバはキャンプ飯でも定番料理のひとつですね。
ビビンバの調理は手軽に行えますので、キャンプ飯におススメです。
アウトドア料理では、スキレットを使った調理も人気があります。
もともと鋳鉄製の調理器具は、外用として生まれた調理器具と言っても過言ではありませんので、キャンプ場などではスキレットやダッチオーブンがよく似合います。
また、スキレット料理はキャンプ場のかまどでなくとも、家庭用ガスコンロでも調理が出来ますので、自宅でもスキレットビビンバを楽しむことができ、手軽で美味しいオススメのスキレット料理のひとつです。
キーマカレーをスキレットで作る
キーマカレーをスキレットに盛り付ける
Keema Curry | Lodge Cast Iron Skillet
LODGE(ロッジ)製の 9インチ スキレット を使って調理したキーマカレーの料理写真です。
キーマカレーとは、挽き肉がメインであるカレーの種類になります。
日本では挽き肉を使ったドライカレーのバリエーションのひとつとも言われております。
さて、今回調理したキーマカレーは、ハウス食品の「ごちレピライス キーマカレー」を使ってキーマカレーを作りました。
挽き肉とタマネギを用意すれば、簡単に作ることができますので、とても助かります。
キーマカレーのライスは、ターメリックライスを別に調理しました。
ターメリックライスとは、ターメリック(うこん)を使って黄色く着色したライスのことを言います。
ターメリックライスは、カレーとの相性が抜群なのでおススメです。
さて、スキレットで作るカレーライスは、人気のあるスキレット料理のひとつです。
焼きカレーは、スキレットならではのカレーになりますが、キーマカレーもスキレットに盛り付けると、とても絵になりますね。
ターメリックライスは、もともとスキレットで炊くことが出来ますので、キーマカレーとターメリックライスの調理は、スキレット向きであると言えます。
また、仕上げに乗せたポーチドエッグは流石にスキレットでは難しいので、ミルクパンを使って茹でました。
ポーチドエッグは、茹で加減が難しい所ではありますが、慣れてしまえば案外簡単に作れますよ。
焼きカレーをスキレットで作る
カレーライスをスキレットで焼く料理です
Grilled Curry | Lodge Cast Iron Skillet
スキレットで焼き色を付ける焼きカレーは、スキレット料理の中でも特に人気のある料理になります。
レシピはとても簡単なので、アウトドアでのキャンプ飯でも、お家で楽しむキャンプ料理でも、どちらでも料理を楽しめます。
スキレットで作る焼きカレーのレシピは、スキレットにご飯を盛り付けて、普段手作りしているカレーライス、またはレトルトカレーをご飯にかけます。
そしてピザなどで使うチーズをカレーの上にトッピングします。
最後に中央に少しくぼみをつけて卵を落とし、後はオーブンで焼くだけです。
キャンプ場などの屋外でのアウトドア料理で焼きカレーを作る場合は、ガストーチを使ってチーズが完全に溶けるまで炙ると便利です。
※ガストーチの取り扱いは注意して行いましょう。
このようにスキレットさえあれば、焼きカレーは自宅でもキャンプ場でも簡単に調理が出来ます。
今回の焼きカレーは、ロッジ製の9インチのスキレットと、6 1/2インチのスキレットを使って調理しました。
9インチサイズで作った焼きカレーは、大人二人分くらいの量ですかね。
6 1/2インチサイズの焼きカレーは、大人一人分か、子供には丁度良い量だと思います。
今回作った焼きカレーは、大人も子供も大喜びでした(笑)
普段食べている普通のお皿に盛り付けるカレーライスも美味しいですが、
やはりスキレットを使って調理にひと手間加えた焼きカレーは、美味しさもアップしますね。
そして一番のポイントは、スキレットはそのまま食卓に出せる食器にもなるという点です。
食卓にそのまま出せるのが、スキレット料理の魅力のひとつですね。
見た目でも料理が普段より美味しそうに見える効果は抜群ですよ(笑)
焼きカレーは熱々のスキレット料理ならではのレシピになりますので、家族や仲間そろってお楽しみください。
※ご使用されるスキレットが、オーブン調理に対応しているかどうかを、スキレットの取り扱い項目を参考にして、よく確かめてからご使用ください。
※スキレット料理はオーブンなどで焼くと、スキレット本体がとても熱くなりますので火傷にはご注意ください。
※小さなお子様が食事をする際は、大人がスキレットから料理をお皿に取り分けるなどをして、火傷には十分ご注意してお召し上がりください。
マッケンチーズをスキレットで作る
アメリカの国民食のひとつ マッケンチーズ
Macaroni and Cheese | Lodge Cast Iron Skillet
マッケンチーズは、マカロニとチーズがメインのグラタン料理のひとつとされております。
マッケンチーズとは、正確には、マカロニ アンド チーズ(macaroni and cheese)と呼びます。
マカロニは、ご存知の通りパスタの種類のひとつで短い穴の開いた円筒状のパスタになります。
マッケンチーズでは、このマカロニとチェダーチーズ(生で食べられるものを使う)がメインのグラタンになります。
お好みで、タマネギやハムなどを入れてアレンジされたレシピも豊富です。
アメリカやイギリスではマッケンチーズは国民食とされるほど定番メニューとなります。
それぞれの家庭料理として、具材や調理方法などアレンジレシピも豊富です。
また、アメリカのダイナー(大衆食堂)では、マッケンチーズはマカロニをチーズソースと混ぜ合わせただけの、シンプルな料理として、提供されることも多いです。
さて、今回調理したマッケンチーズは、スキレットを使ってホワイトソースたっぷりで調理しました。
マッケンチーズはシンプルにチーズソースと絡めただけの簡単な物も有りますが、やはりグラタン風に焦げ目をつけて作ったマッケンチーズが一番美味しいと思います。
そしてグラタンと言えばスキレットの出番ですね。
グラタンは、耐熱皿で作る方が一般的ですが、スキレットで作るグラタンもなかなか良いですよ。
今回のマッケンチーズのレシピは、マカロニとホワイトソース、そしてチェダーチーズ(生で食べられるものを使う)、具材はハムとタマネギも加えており、オーブンで焦げ目をつけて焼いたマッケンチーズです。
ホワイトソースを作るのに少し手間はかかりますが、ホワイトソースさえ用意できれば後の調理は簡単です。
それでもオーブンを使って高温になったスキレットはとても熱いので、火傷に注意しましょう。
※ご使用されるスキレットが、オーブン調理に対応しているかどうかを、スキレットの取り扱い項目を参考にして、よく確かめてからご使用ください。
※スキレット料理はオーブンなどで焼くと、スキレット本体がとても熱くなりますので火傷にはご注意ください。
※小さなお子様が食事をする際は、大人がスキレットから料理をお皿に取り分けるなどをして、火傷には十分ご注意してお召し上がりください。
基本のドリアをスキレットで作る
ドリアはホワイトソースを使った米料理です
Doria | Lodge Cast Iron Skillet
ドリアは洋食として知られていますが、実は発祥は日本になります。
1930年代、横浜ホテルニューグランドの初代総料理長であったサリー・ワイル氏が、発案した料理であるようです。
基本のドリアは、バターライスの上にクリームソースをかけ、さらにその上にチーズをのせてオーブンで焼き上げた料理になります。
ライスを除けば、レシピとしてはグラタンとも呼べますので、「ライスグラタン」とも呼ばれることがあります。
さて、写真のドリアは基本的なドリアのレシピとなります。
バターライスの上にホワイトソースをかけて、ピザ用チーズをのせてオーブンで焼きました。
具材は輪切りのソーセージとタマネギのみのシンプルドリアです。
仕上げにはパセリをふりました。
ホワイトソースはハインツの「ちょっとだけホワイトソース」を使いました。
このホワイトソースは丁度一人前の分量でパックで小分けされておりますので、少ない分量の調理にはとても役立ちます。
数人分をまとめて作る時には、ハインツの290グラムのホワイトソース缶を使うこともあります。
今回作ったドリアは、ロッジ製の「6 1/2インチサイズ(6.5インチ/外径16.5cm)」のスキレットで調理しました。
バターライスの量も一人前には丁度良く、ぴったりなサイズになります。
ホワイトソースを使うレシピでは、以前は調理の際には小麦粉から作り始めていましたが、ハインツのホワイトソース缶があれば、ホワイトソースを作る工程を省けますので、時短料理としてとても有難く使っております(笑)
グラタンやドリアの料理では、耐熱性のココット皿やグラタン皿を使って調理することが一般的ですが、スキレットは器としても使用できますので、オーブンでドリアを焼いた後に、そのままスキレットを食卓に並べられますので、グラタンやドリアの調理にはスキレットが重宝します。
グラタンやドリアの調理では、スキレットはとても熱くなりますので、食べる際には火傷に気を付けながら食べましょう。
※ご使用されるスキレットが、オーブン調理に対応しているかどうかを、スキレットの取り扱い項目を参考にして、よく確かめてからご使用ください。
※スキレット料理はオーブンなどで焼くと、スキレット本体がとても熱くなりますので火傷にはご注意ください。
※小さなお子様が食事をする際は、大人がスキレットから料理をお皿に取り分けるなどをして、火傷には十分ご注意してお召し上がりください。
ミートドリアをスキレットで作る
ドリアはスキレットで簡単に作れます
Meat Doria | Lodge Cast Iron Skillet
LODGE(ロッジ)製の 9インチ スキレット を使って調理したミートドリアの料理写真です。
写真のミートドリアは、ターメリックライスにホワイトソースとミートソースをのせて、チーズをトッピングして焦げ目をつけて出来上がりです。
スキレットでは、ターメリックライスの調理から、ミートソースの調理まで行えますので、ミートドリア作りにはスキレットがとても便利です。
しかし、ホワイトソースはスキレットよりも普段使っている鍋の方が作りやすかったので、ホワイトソースは鍋で調理しました。
さて、このミートドリアのレシピはHondaが運営するキャンプの情報サイトで見つけました。ホンダは車の宣伝以外にも、キャンプに特化したサイトも運営していて驚きでした。
Hondaキャンプのページのコンセプトは、ホンダ車でキャンプへ出かけようがコンセプトになっており、キャンプの楽しみ方も色々と情報を発信していて、アウトドア好きならなかなか頼りになるサイトですね。
他にもダッチオーブン料理や、ホットサンドメーカー料理もいろいろとレシピが乗っています。
プロの料理家監修のキャンプ料理がたくさん載っていますので、また他のキャンプ飯にも挑戦してみようと思います。
パエリアをスキレットで作る
パエリアはバレンシアに伝わる米料理
Paella | Lodge Cast Iron Skillet
パエリアは、スペイン東部バレンシア州を代表するお米を使った郷土料理になります。
スペインでは米と魚介と野菜を合わせたパエリアが一般的です。
パエリアの特徴としては、本場ではパエリア専用のパエリアパン(両側に持ち手のある平底の浅い丸型フライパン)で調理することが定番ですが、スキレットなどの鋳鉄製調理器具や、普通のフライパンで作るパエリアも人気があります。
お米はサフランを使って黄色く色付けされ、魚介は有頭エビ、イカ、ムール貝、白身魚、野菜はパプリカ、ピーマン、トマト、タマネギなどが定番で、これらをお米とともに炊き込む料理になります。
写真は、ロッジ製のスキレット9インチを使って作ったパエリアです。
9インチのスキレットには専用のフタもありますので、お米を炊く際には必須です。
パエリアはサフランを使って黄色い色を出しますが、ターメリックを使って炊くこともあるようです。
ターメリックは日本では「ウコン」の名前の方が知られているかもしれません。
サフランは本場スペインにおいても高価なスパイスに分類されるようで、ターメリックを使って着色させた、価格を抑えたパエリアもあるようです。
また、具材は他にもアサリ、タコ、鶏肉、ソーセージ、インゲンマメ、ズッキーニなども人気があり、必ずこの具材を入れなくてはならないと言う決まりは、特には無いように思えますが、本場バレンシアでは、パエリアの作り方にはいろいろとこだわりもあるようです。
プルドポークチャーハン
スキレットで作る炒飯
Pulled Pork Fried Rice | Lodge Cast Iron Skillet
スキレットで調理したプルドポークを使ったチャーハンの写真です。
今回作ったプルドポークは、ダッチオーブンを使ってコーラで煮込んで作りました。
コーラで豚肉を煮ると柔らかく仕上がります。
ほかにも炭酸やビールなどでも代用できるようです。
鋳鉄製調理器具のダッチオーブンとスキレットが大活躍する料理です(笑)
スキレットで作るチャーハンは、普通のフライパンで作るチャーハンよりも美味しく感じられるのは何故でしょうね(笑)
餃子を焼く時もスキレットを使って焼くと餃子が美味しく焼けます。
餃子の場合は熱を均等に餃子に加えることが出来ることと、高温で皮をカリッと焼くことが出来るところが美味しく焼けるポイントだと思います。
チャーハンの場合も、スキレットの熱伝導率が良いところと、高温で調理が出来ることが、ご飯を効果的に炒めることにつながるのだろうと感じます。
文章ではなかなか伝わりにくいと思いますので、スキレットで作るチャーハンを一度お試しください。
ガーリックシュリンプをスキレットで作る
スキレットで焼くエビのグリル
Garlic Shrimp | Lodge Cast Iron Skillet
8インチのスキレットを使って調理したガーリックシュリンプです。
ガーリックシュリンプは、エビのニンニク炒めのことを言い、バナメイエビを使ったガーリックシュリンプが一般的です。
エビはあらかじめマリネ液に付けることでより風味豊かに仕上がります。
ガーリックシュリンプは、作り方がとても簡単なうえ、食べても美味しいとても人気のある料理になります。
ニンニクとバターの風味が豊かで、食べだすと止まらなくなるほどあっという間に無くなりますので、調理するときは、少し多めに作るくらいが丁度良い気がします(笑)
スキレットで作るエビの料理は、ガーリックシュリンプの他にはアヒージョも人気があります。
アヒージョもガーリックシュリンプと、作り方も風味も少し似たところがある料理となります。
どちらもオリーブオイルとニンニクの風味が特長的な料理となり、作るのもお手軽な部類に入る料理になりますので、ガーリックシュリンプと、エビのアヒージョは、どちらもお気に入りのレシピのひとつです。
下記にガーリックシュリンプのレシピを掲載しておりますので、ガーリックシュリンプ作りの一助としてご覧ください。
ガーリックシュリンプのレシピ
調理器具 |
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スキレット 8インチ(ロッジ) |
★材料 2人分★ |
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エビ 200gほど オリーブオイル 大さじ1 バター 20g ★盛り付け★ パセリ 適量 レモン 適量 |
★マリネ液★ ニンニク 1片(粗みじん切り) オリーブオイル 大さじ2 白ワイン 大さじ2 レモン汁 大さじ1 塩 小さじ1/2 胡椒 少々 チリパウダー 小さじ1/4 オレガノ 小さじ1/4 ローズマリーホール(ギャバン) 少々 |
Garlic Shrimp Recipe
【1】エビは殻をむいて背ワタを取り、流水で洗った後、水分を拭き取っておきます。
【2】ボウルにエビとマリネ液を入れて、15分ほど漬けておきます。
【3】スキレットを弱火で軽く温めてから(予熱・プレヒート)、オリーブオイル大さじ1を入れる。
【4】エビをマリネ液ごと少しずつスキレットに入れて、両面を中火(弱め)で焼く。
※エビを串に刺して焼くと、両面が焼きやすく、食べやすくなりますので、串に刺して焼くレシピもオススメです。
【5】エビに火が通るまで炒め、エビが焼けたら火を消して、スキレットを火からおろし、フライパンにバターを入れ、余熱で溶けたバターを全体に混ぜ合わせます。
【6】エビを皿に盛り付け、パセリを散らし、レモン(くし形切り)を添えて出来上がりです。
鮭のちゃんちゃん焼きをスキレットで作る
北海道の郷土料理 鮭のちゃんちゃん焼き
Salmon Chan Chan Yaki | Lodge Cast Iron Skillet
鮭のちゃんちゃん焼きは、北海道を代表する郷土料理のひとつになります。
材料は、鮭の切り身をメインの具材として、キャベツ、ニンジン、しめじ、もやしなどの野菜を使います。
他にはベビーホタテやジャガイモを入れるレシピも人気があります。
味付けには、味噌、日本酒、砂糖、みりんを合わせた味噌ダレが基本の味付けになります。
簡単なレシピのご紹介としては、フライパンで塩コショウをしたサケの切り身を焼きます。
焼いた鮭は一度フライパンから取り出し、そのままのフライパンでカットした野菜を炒めます。
野菜に火が通ったら焼いた鮭を戻し、混ぜ合わせた味噌ダレをかけて、蓋をして蒸し焼きにします。
最後にバターを乗せて、お好みで刻んだ青ネギをかければ完成です。
鮭のちゃんちゃん焼きは、味噌ダレの風味と焼いて蒸しあげた鮭と野菜との相性が抜群で、ご飯がどんどん進みますね(笑)
調理器具は、普通のフライパンから鋳鉄製のスキレットはもちろん、ホットプレートを使って、ご家庭で大人数分を豪快に作ることも醍醐味のひとつですね。
キャンプ場などのアウトドア料理でも、鉄板やグリルプレートさえあれば、鮭のちゃんちゃん焼きはみんなでワイワイ楽しく作れますので、オススメのアウトドア料理のひとつでもあります(笑)
ビーフシチューポットパイをスキレットで作る
シチューをパイ生地で被せたポットパイ
Beef Stew Pot Pie | Lodge Cast Iron Skillet
スキレットを使って作ったビーフシチューのポットパイです。
ポットパイとは、スキレットや耐熱皿にシチューを入れて、パイ生地で蓋をしたオーブン料理になります。
今回作ったポットパイは、ビーフシチューを使って調理しました。
器はロッジ製のスキレットの「6 1/2インチ」を使いました。
ポットパイは、オーブンで使えるココット皿やパイ皿を使って作ることが多いですが、スキレットを使って作るポットパイもアメリカでは一般的ですので、小さめのスキレットで初挑戦してみました。
結果は、まあまあの仕上がりでビーフシチューポットパイが出来上がりました(笑)
心配だった点の、パイ生地が垂れてビーフシチューに浸かってしまうのではないかと思いましたが、何とかパイ生地らしくサクッと焼きあがりましたので、大丈夫でした。
ちなみにパイ生地をスキレットに被せる前に、パイ生地に切れ込みを入れておくと、焼く際に通気が良くなると同時に焼き上がり時に模様になりますので、クープのように十字模様にしたり模様を入れるようにして、切り込みを入れておくと良いですね。
パイ生地をスキレットに被せた後では切り込みは難しくなりますので、パイ生地に模様を作りたい場合は、スキレットに被せる前に行うようにします。
次回は切れ込みの凝った模様付きの、ポットパイを作ってみようと思います。
※ご使用されるスキレットが、オーブン調理に対応しているかどうかを、スキレットの取り扱い項目を参考にして、よく確かめてからご使用ください。
※スキレット料理はオーブンなどで焼くと、スキレット本体がとても熱くなりますので火傷にはご注意ください。
※小さなお子様が食事をする際は、大人がスキレットから料理をお皿に取り分けるなどをして、火傷には十分ご注意してお召し上がりください。
目玉焼きをスキレットで焼く
スキレット料理の基本 目玉焼き
Fried Eggs | Lodge Cast Iron Skillet
LODGE(ロッジ)製の 8インチ スキレット を使って焼いた目玉焼きの料理写真です。
目玉焼きの卵料理の外に、ソーセージ、ポテト、トマトも調理しました。
スキレット料理の入門ともいえる目玉焼きですが、初めてでしたので上手く焼けるか緊張しました(笑)
さて、スキレット料理と言えば、目玉焼きは外せませんね。
スキレットの料理は「目玉焼きに始まり目玉焼きに終わる」と言うくらいです。 と言うのは私だけですが(笑)
ちなみに目玉焼きは、スキレットで焼く前に、卵の水分を落とすと白身が綺麗に美味しく仕上がりますよ(笑)
スキレットで作るベーコンエッグ
Bacon Egg | Lodge Cast Iron Skillet
スキレットを使って調理したベーコンエッグです。
新鮮な卵とベーコンスライス、あとは塩胡椒があればいつでも手軽に作れる朝食メニューの定番です。
スキレットはロッジ製の「6 1/2インチスキレット」を使って調理しました。
目玉焼きの調理には、専用のフタもあると便利です。
目玉焼きの焼き加減は、お好みの固さで焼いて下さい。
あとはお好みで、トーストに焼いたベーコンと目玉焼きをのせればベーコンエッグトーストの出来上がりです。
ベーコンエッグトーストは、朝からボリューム感のあるトースト料理が食べられます。
スキレットで作る朝食メニューは、キャンプ場などで作るとより楽しめますが、ご家庭でもスキレット料理は楽しめますので、ベーコンエッグは定番の朝食メニューになりますよ。
ステーキをスキレットで焼く
スキレットで焼くステーキは熱々に盛り付けが出来ます
Beef Steak | Lodge Cast Iron Skillet
ロッジ製のキャストアイアンを使って調理したステーキの写真です。
デジタル一眼レフカメラにマクロレンズを装着して料理撮影をした写真になります。
スキレットの醍醐味と言えば、やはりステーキ肉の調理ではないでしょうか(笑)
鋳鉄のフライパンで焼くステーキ肉は、見た目にも美味しそうに感じられます。
被写体としてもスキレットとステーキ肉は、とても絵になる情景ですよね。
ステーキに添えられたマッシュルームも、良い感じの色合いを出してくれて、お肉との相性も良いです。
ブロッコリーは、色どりを追加するにはもってこいのお野菜になりますね。
緑色の新鮮なブロッコリーは、茶色のステーキ肉とマッシュルームを引き立ててくれます。
ローズマリーのフレッシュな葉は、ステーキ肉に風味を加えてくれますし、見た目にもお洒落ですのでオススメです(笑)
それでも画角内がすこし寂しい感じでしたので、スパイスセットとグラスも加えてみました。
少し、計算が外れた点は、ピンクペッパーがほぼ、写真に収められなかった点です。
ピンクペッパーは、ペッパーミルで挽いたので、原形の形ではありませんが、もう少しお肉の上に存在感がでるかと思ったのですが、ほぼ見えませんね(笑)
次回の撮影の機会には、ピンクペッパーの存在感も表現してみようと思います。
さて、今回の撮影で用意したテーブルクロスは、色彩豊かな麻の織物であります。
発色が豊かで、模様も細かく単品としては綺麗でしたので、クロスとして敷いてみましたが、
流石に存在感が少し強調されてしまっている感は否めないです。
しかし、とても綺麗な織物でしたので、何とか上手くフードフォトグラフィに取り入れてみたく思いまして。
なんどか洗濯して発色を抑え、風合いが出てくれば、フードフォトグラフィにもってこいのアイテムになり得そうな気はするのですが。
さてさて、ステーキの付け合わせですが、今回はじめてマッシュルームをチョイスしてみました。
ステーキの付け合わせは、ニンジンやポテトなどをチョイスする事が多いと感じますが、
マッシュルームもなかなか合うものですね(笑)
見た目での色合いに、華やかさが欠ける印象ではありますが、付け合わせとしては抜群に合います。
今回は、スタンダードに三分割構図でステーキ料理の撮影を行った訳ですが、
今後はボリューム感のあるステーキ肉をカットして、切り口の断面を見せる構図であったり、ステーキソースをかけた写真であったり、
色々と、料理のアレンジを利かせたフードフォトグラフィにチャレンジしてみようと思います。
そして、肉厚のあるお肉は、結構お高かったりしますので、調理と盛り付けと、撮影には失敗は許されません(笑)
スペアリブをスキレットで焼く
スキレットで作るスパイス料理 スペアリブ
Spare Ribs | Lodge Cast Iron Skillet
6 1/2インチスキレットでスペアリブを焼いてみました。
スペアリブとは豚の骨付き肉のことを言います。
骨付きの肉の料理は、とてもワイルドで野性味を感じられる料理ですので、鋳鉄製の調理器具との相性は抜群ですね。
スキレットで焼くスペアリブは、骨付き肉全体に熱を均等に伝えやすいので、しっかり火を通しやすくなります。
今回作ったスペアリブは、GABAN(ギャバン)のシーズニングを使って調理しました。
ギャバンのスペアリブシーズニングは、とてもスパイシーで、カレー風味だと感じます。
カレー風の味付けも良いですが、醬油ベースのスペアリブもなかなか美味しいですよ。
シーズニングのスパイスで味付けをしたスペアリブは、オーブンを使って焼きました。
スキレットはそのまま器にもなりますので、オーブンに入れる段階で盛り付けも行えるわけです。
盛り付けは、スペアリブ二本とポテト、ミニトマトとニンニク、そしてシシトウです。
トマトは、オーブンで焼くとなかなか美味しい一品に仕上がりますのでお試しください。
シシトウは、焼く際には切り込みを入れて、破裂しないように下処理が必要です。
ポテトは、オレアイダの皮付きポテトをそのまま並べました。
スキレットで焼くスペアリブ料理は、熱々でとても美味しい一品です。
レシピもそれほど難しくなく、いろいろな味付けのスペアリブ料理がありますので、
いろいろとスペアリブのレシピを試しながら、自分好みのレシピを模索中です(笑)
※ご使用されるスキレットが、オーブン調理に対応しているかどうかを、スキレットの取り扱い項目を参考にして、よく確かめてからご使用ください。
※スキレット料理はオーブンなどで焼くと、スキレット本体がとても熱くなりますので火傷にはご注意ください。
※小さなお子様が食事をする際は、大人がスキレットから料理をお皿に取り分けるなどをして、火傷には十分ご注意してお召し上がりください。
ハンバーグをスキレットで焼く
しょう油ベースの和風ハンバーグ
Japanese Hamburg Steak | Lodge Cast Iron Skillet
スキレットを使って調理した和風ハンバーグです。
しょうゆベースのソースと大根おろし、そしてシソの香りがふっくらと焼いたハンバーグに合います。
ハンバーグは基本洋食になりますが、和食としての味付けでもとても相性が良いですね。
使用したスキレットは、6 1/2インチ(6.5インチ/外径16.5cm)になります。
6 1/2インチサイズは、一人前の料理を盛り付けるのに丁度良い大きさですね。
メインのハンバーグと付け合わせのポテトとほうれん草が、丁度良くスキレットに盛り付けられます。
スキレットの様な鋳鉄製のフライパンで作るハンバーグは絶品ですね。
ハンバーグを焼くことはもちろん、そのまま盛り付けて、器として食卓に配膳できる点も魅力のひとつです。
そしてスキレットは熱伝導性に優れておりますので、ハンバーグの調理でも熱が挽き肉に伝わりやすい特徴があります。
スキレット専用のフタも、鋳鉄製で出来ておりますのでハンバーグの調理の時にフタをすることによって、
フライパン全体から熱を加えることが出来ますので、ふっくら美味しいハンバーグが出来上がります。
また、食べている間もスキレットに蓄えられた熱の保温力のおかげで、
最後の一口まで温かい料理を味わえることが出来るのも、鋳鉄製調理器具ならではだと思います。
ピッツァマルゲリータをスキレットで焼く
ピッツァマルゲリータ スキレットでピザを焼く
Pizza Margherita | Lodge Cast Iron Skillet
スキレットを使ってピザを焼いてみました。
今回のピザは、ピッツァマルゲリータになります。
ピッツァマルゲリータは、トマトソースの上に、モッツァレラチーズとバジルの葉を乗せたシンプルなピザの種類になります。
ピッツァマルゲリータの名前の由来は、イタリア王妃マルゲリータに由来することは有名ですね。
トマトソースの赤色と、モッツァレラチーズの白色、そしてバジルの葉の緑色とがイタリアの国旗を表現しています。
このようなトッピングの色合いを、当時のマルゲリータ王妃は大変気に入られたようです。
さて、スキレットを使ってオーブンで焼くピザ料理は、スキレット料理の中でも定番のひとつですね。
皆さん色々なトッピングを楽しみながら、スキレットでピザを焼いて楽しんでおられますね。
なかには本格的に生地作りから調理している方も多い印象です。
オススメのピザ生地のレシピは、日清製粉グループの基本のレシピのピザの項目が参考になります。
日清製粉グループのピザ生地のレシピはとても簡単で、そして美味しいですよ。
今まで色々とピザ生地のレシピをこなしてきましたが、日清製粉グループのピザ生地レシピが一番好みに近かったです。
さて、ピッツァマルゲリータの焼き加減は、あらかじめ240℃に予熱をしていたオーブンで、15分くらいですかね。
焼く温度と時間はオーブンのメーカーによってばらつきがありますので、
最適な温度と時間の関係を、調理しながら模索しつつ焼き上げることをお勧めします。
※ご使用されるスキレットが、オーブン調理に対応しているかどうかを、スキレットの取り扱い項目を参考にして、よく確かめてからご使用ください。
※スキレット料理はオーブンなどで焼くと、スキレット本体がとても熱くなりますので火傷にはご注意ください。
※小さなお子様が食事をする際は、大人がスキレットから料理をお皿に取り分けるなどをして、火傷には十分ご注意してお召し上がりください。
スキレットのサイズの種類
所有しているスキレットの種類とサイズ
写真は、所有しているLODGE(ロッジ)製のキャストアイアン(鋳鉄)の3種類のサイズのスキレットです。
6 1/2インチ(6.5インチ/外径16.5cm)
素材は鋳鉄製で、全長は約26cm、内径は15.5cm、深さは3cm、
重量は0.88kgになり、IHクッキングヒーターでも対応しているようです。
専用のスキレットカバー(蓋)は、こちらも同じく鋳鉄製で、重量は0.63kgになります。
裏面の突起は、蒸発した水分が料理に落ちてうま味を逃さないような工夫が施されております。
カバーには耳が付いておりますので、スキレット本体に被せるとぴったりと被せることができ、密閉されます。
8インチ(外径20.3cm)
素材は鋳鉄製で、全長は約32.5cm、内径は20.2cm、深さは4.3cm、
重量は1.49kgになり、IHクッキングヒーターでも対応しているようです。
専用のスキレットカバー(蓋)は、こちらも同じく鋳鉄製で、重量は1.06kgになります。
裏面の突起は、蒸発した水分が料理に落ちてうま味を逃さないような工夫が施されております。
8インチ用のスキレットカバーは、「サービングポット 2QT」と蓋が共用になっておりますので、
耳なしの円形蓋になりますので、6 1/2インチ と 9インチのスキレットカバーとは形状が若干異なります。
9インチ(外径22.9cm)
素材は鋳鉄製で、全長は約34.8cm、内径は22.5cm、深さは4.3cm、
重量は1.93kgになり、IHクッキングヒーターでも対応しているようです。
専用のスキレットカバー(蓋)は、こちらも同じく鋳鉄製で、重量は1.4kgになります。
裏面の突起は、蒸発した水分が料理に落ちてうま味を逃さないような工夫が施されております。
カバーには耳が付いておりますので、スキレット本体に被せるとぴったりと被せることができ、密閉されます。
これらの三種類のスキレットを、料理の種類によって使い分けながらスキレット料理を楽しんでおります。
スキレットの調理後のシーズニング方法
スキレットの日常のお手入れ
Cast Iron Skillet | Seasoning
鋳鉄製スキレットの、料理の後の、シーズニングの方法
ロッジ製のスキレットは、鉄鋳物で作られた鋳鉄製のスキレットになりますので、シーズニングの作業は必須となります。
シーズニング後もスキレットは使い続けることによって、次第に塗った油が取れていき、空気に触れると錆が発生することもあります。
基本的な取り扱いとしては、調理後は本体を十分に冷ました後、お湯とタワシを使って汚れを落とし、
十分に本体の水分を乾かした後、オリーブオイル、またはショートニングを薄く塗ってシーズニングを施し保管するようにします。
調理後の具体的な鋳鉄製調理器具の取り扱いの手順
※キャストアイアン製の調理器具は、基本的には洗剤を使って本体を洗うことはあまりしませんが、
衛生面が少し気になりますので、私の場合は、調理後は毎回洗剤を使って本体を洗った後、シーズニングを施しています。
具体的な取り扱い手順としては、調理後は本体を十分に冷まします。
次に洗剤を使いながら、お湯とスポンジ、こびり付きが酷い場合はタワシを使って調理後の汚れを良く落とし、洗浄後は水分をよく拭きとります。
次に本体を軽く火にかけて、微小孔に入った水分まで十分に乾かすようにします。
十分に本体が乾いたら、次は油を薄く塗り込みます。
軽く火にかけた後でも本体は十分熱くなりますので、火傷に注意しながら油を塗っていきます。
油はオリーブオイル、またはショートニングを使い、キッチンペーパーなどを使って、本体にむらなく油を塗り込みシーズニングします。
シーズニング後は、本体を再びしっかり冷まします。
本体が十分に冷めた後は、油でべとついた本体にホコリが付着しやすくなりますので、
湿気の少ない棚などにしまうことをお勧めします。
また、スキレットを調理に使う頻度が低い場合は、新聞紙に包んでしまうようにすると、
余計な水分を吸収してくれますのでさびが付きにくくなります。
そして再び鋳鉄製調理器具を使う際に、以前にシーズニングをしておいた古い油のにおいが気になる場合は、
温水を使いながら洗剤とスポンジで、古い油を洗い流し、十分に乾かした後、本体内側(調理面)に薄く油を塗っておいてから調理を始めています。
以上が私の場合の鋳鉄製調理器具の取り扱い手順です。
この手順で毎回調理を楽しんでおります。
鋳鉄製調理器具は、使い込めば使い込むほど味が出てきます。
使い込まれた鋳鉄製調理器具は、調理がしやすくなりますので、取扱いや火傷に注意しながら長く愛用して行くことをお勧めします。
スキレット料理が鉄臭くなってしまった場合には
古い油を洗い流して再びシーズニングをやり直す
Cast Iron Skillet | Seasoning
鋳鉄製の調理器具を使って調理をした際に、料理に鉄の臭いが付いてしまい、
料理が鉄臭いなと感じられた時は、シーズニングを再びやり直す必要があります。
これは、シーズニング後でもスキレットを調理で使い続けることによって、次第にスキレットに塗った油の皮膜が取れていってしまうためです。
特に白米の炊飯や炊き込みご飯など、水分を多く使う調理ではシーズニングが段々と剥がれやすくなります。
シーズニングが剥がれてしまうと、白米などへ鉄の臭いが移ってしまい、せっかく作った料理が台無しになってしまうこともあります。
スキレットを使って調理をした料理を食べる際に、何となくでも鉄の臭いが感じられる場合には、
早めに古い油を洗い流して、新たにシーズニングをやり直すことをオススメします。
スキレットのシーズニングをやり直す手順
スキレットに水を適量入れて、蓋をして沸騰させる。(蓋が無い場合は蓋はせずに水を沸騰させます。)
水が沸騰したら、お湯がぬるくなるまで、そしてスキレットを手で触れられる程度まで冷まします。
次に少量の洗剤とスポンジかタワシを使って、古い油を取り除くようにごしごしと洗っていきます。
そしてお湯を少しずつ流しながら、スキレットをくまなく洗っていきます。
最後に温水を使って洗剤や油汚れを綺麗に流します。
洗剤で洗った後は、スキレットに残った水分を綺麗にふき取って、空焼きをして水分を完全に飛ばせば洗浄完了です。
最後に油を敷いてくず野菜を炒めれば、本体の鉄臭さはほぼ無くなります。
野菜くずとして使う野菜は、ネギ、生姜などの香味野菜や、捨てるキャベツの外側の葉などを使います。
野菜くずを炒めたあとは、くず野菜を全て取り出し、本体を十分に冷ましてから温水とスポンジ(たわし)を使って野菜くずの汚れを綺麗に洗い流します。
そして水分を拭きとり軽く空焼きをして水分を飛ばし、本体を少し冷ましてから火傷に注意しながら、
油をキッチンペーパーを使ってくまなく薄く塗ればシーズニングは完了です。
フタも同様の手順でシーズニングをやり直しますが、蓋は空焼きや野菜くずを炒める際に、
家庭用ガスコンロでは取り扱いが難しいこともありますので、蓋は洗剤を使った洗浄と、水分のふき取りをしっかり行った後、
空焼きや野菜くずを炒めることはせずに、薄く油を塗る程度でも良いかと思います。
シーズニングに使う油は、「オリーブオイル」か「サラダ油」かで意見が分かれることもありますが、
どちらを使ってもシーズニングにそれほど差は出ませんので、お好きな銘柄でシーズニングを施せばよろしいかと思います。
私の場合は、酸化しにくく体に良いと評判の、オリーブオイルでシーズニングをすることもありますし、
手頃な価格が魅力のサラダ油を使って、シーズニングをすることもあります。
このように鋳鉄製の調理器具はお手入れに手間がかかりますが、使い続けていくうちに、
段々と油臭さや鉄臭さが料理に付きにくくなって、取り扱いが楽になってきますので、
長い目でスキレットを使った料理を楽しんで行きましょう。