フランス料理ではベシャメルソースと呼ばれています
White Sauce | Bechamel Sauce
ホワイトソース(White Sauce)は一般的には、牛乳、バター、薄力粉、塩胡椒、ナツメグなどの材料から作る白いソースのことを言います。
ホワイトソースには色々と種類がありますが、このページでは一般的なホワイトソースについて掲載しております。
ホワイトソースはフランス料理では、ベシャメルソース(Bechamel Sauce)と呼ばれています。
ホワイトソースの基本的な作り方は、どのレシピもほぼ同じかと思われます。
厳密には材料や分量などのレシピに違いがあることもありますが、基本のホワイトソースのレシピは、ほぼ世界共通かと思われます。
ホワイトソースを使った料理は、「クラムチャウダー」「グラタン」「ドリア」「ラザニア」「クリームシチュー」など、世界にはホワイトソースを使った料理がたくさんあります。
このページでは、基本のホワイトソースの作り方と料理とを掲載しておりますので、ホワイトソースを使った料理の一助としてご覧ください。
基本のホワイトソースのレシピ
ベシャメルソースの作り方
White Sauce Recipe | Bechamel Sauce Recipe
調理器具 |
---|
ソースパン 16cm(ティファール製) |
材料 作りやすい分量 |
---|
牛乳 300ml 薄力粉 大さじ3 バター 30g |
★調味料とスパイス★ 塩 ひとつまみ 胡椒 少々 ナツメグ 少々 |
【1】鍋にバターを入れ、弱火で溶かす。
【2】ふるっておいた薄力粉を加え、木べらでゆっくりかき混ぜながら炒める。
【3】牛乳を少しずつ加えてナツメグを少々振り入れ、焦がさないようになめらかになるまで混ぜ続ける。
【4】木べらを動かして、鍋底が見える程度にトロリとしてきたら塩、胡椒で味をととのえ、火を消して、出来上がりです。
※目安としては、上記のベシャメルソースは出来上がり後、約290gほどになります。
クラムチャウダー
ホワイトソースで作るあさりの旨味たっぷりシチュー
Boston Clam Chowder | White Sauce
クラムチャウダーは、ホワイトソースを使ったアメリカを代表するスープ料理のひとつです。
具材はアサリを使うことが多いですが、本場のアメリカではホンビノスガイが使われることが多いです。
あさりなどの二枚貝を使った料理なので、魚介の旨味がホワイトソースと混ざって風味が良いのが特徴です。
クラムチャウダーにはクラッカーを添えることも定番なので、クラッカーを砕いてクラムチャウダーに乗せても美味しくいただけます。
クラムチャウダー作りでは、おもに「あさり水煮缶」を使っています。
一般的なあさり水煮缶は、殻が外されむき身になっており、砂抜きもしてありますので、下準備をする必要がないので便利ですよ。
また、缶には汁も入っていますので、アサリの出汁をそのままクラムチャウダーにも使えます。
グラタン
ホワイトソースで作る定番料理
Gratin | White Sauce
グラタンはフランス発祥の郷土料理になり、ホワイトソースを使った定番料理のひとつです。
具材はマカロニ、エビ、鶏肉、ジャガイモ、ブロッコリーなどが人気がある印象です。
グラタン作りでは、具材を炒めたり、調理をしながらホワイトソースも作って行くレシピもありますが、ホワイトソースはあらかじめ作っておくと、グラタン作りは時短で行えます。
基本的なホワイトソースはいろいろな料理に使うことができますので、多めに作り置きをしておけば、グラタンなどを作る時に重宝しますので、作り置きがおすすめです。
ラザニア
ボロネーゼソースとホワイトソースのハーモニー
Lasagna | White Sauce
ラザニアは、ボロネーゼソースとホワイトソース、そしてシート状のパスタを使った料理になります。
イタリア料理の中でも、ラザニアは世界中で親しまれているパスタ料理の定番のひとつです。
ラザニア作りは少し時間と手間がかかるので、ボロネーゼソース(ミートソース)とホワイトソース(ベシャメルソース)はあらかじめ作り置きをしているソースを用意しておくと、時短で作れますのでおすすめです。
シート状のパスタと、ボロネーゼソース、ホワイトソースとが層になるように、段々に重ね合わせて作りますので、ラザニアの調理は少し作り方が複雑です。
それでも調理に慣れてくると手軽に作れるようになってきますので、何度かトライしてみることがラザニア作りの基本になります。